うぐいすの音

17歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

卒業式ってどうなの?

 今日は英語でも読書レビューでもなく、自分の思うところについて書いてみようと思います。私は、小学校6年生なので、そろそろ卒業式の練習に入ります。

 でも、私は「卒業式ってどうなの?」って思っています。もちろん卒業式があると

  • 実感がわく
  • 友達と最後に話せる場がある
  • きれいな服を着て写真が撮れる
  • 親も来るので、校舎の写真が撮れる

                  etc,etc...

  といい所が多くあります。

 だけど、もしもそういう伝統がなかったら、「卒業生の門出の言葉」を言ったり、歌を何曲も歌ったりしますか?

 私は、卒業証書授与式には反対ではありません。着飾って、6年間やり終えた証明をもらう… 悪いところはありません。だけど、門出の言葉などはなぜあるのでしょうか。しかも、1人が言う方が早いのに、なぜ全員強制参加なのでしょう。私のクラスの中には、言いたくないという人もいました。また、去年の卒業式では、元から声が小さく悪目立ちしていた子もいました。

 私の知人は、「あれは親や先生の自己満足のため」といっています。

 私が在校生だった時(5年生)、授業の時間を減らしてまで、ひどいときには一日2時間!も、なんで決められたセリフを言う練習や、座る練習をしなければいけないのかわかりませんでした。卒業式っていうのは、6年生を送り出すための物なのに、なんで6年生の行動すら制限するんだろう。なんで女子と男子の座り方をいちいち帰るんだろう。と不思議でした。少し動いても怒られ、リコーダーを出すタイミングや足を開いているかどうかまで注意されて、さすがに厳しいのでは?と思いました。男子の一人は、先生が来た時だけ背を伸ばしていれば後は楽だし勉強しないから友達と話せてうれしい、と言っていました。小学校の5・6年生は、3月になったら十何時間は卒業式に使います。

 こんなに練習してメリットはあるのだろうか。門出の言葉に何時間も使わなくても…そう思ったのは一回ではありませんでした。

 先生たちは、全体として見て美しいかどうかを考えていると思います。特に卒業生は、人生に数回しかないうちの一つの卒業式なんだから、みんなに合わせる必要はないと思います。先生が起立と言ったら立ち、名前を呼ばれたら出ていく… 軍隊みたいと思いました。授業時間は減るし先生の負担は重くなるし…

 なんでこんなことを続けているのでしょう。こんなことをしているのは日本と韓国ぐらいだと聞きました。

 大きな原因の一つに「これまで続いてきたから」というのがあると思いました。伝統だから。でも、今と昔は違うのだから、少しづつ今の時代に合わせて行ってもらいたいなと思います。

 将来大きくなった後に卒業式はどうなっているのか、それ以前にあるのかどうか、楽しみです。もし今と同じなら、私たちが立ち上がらなければいけないと思います。

 あくまで個人の意見です。ここまでお読みくださりありがとうございました。