うぐいすの音

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帰国生徒は語る! 英語を覚えた道のりは…?(No.3)

 前回まではイギリスに行ってから、学校に行き始めるまでを書きました。

 

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今回は、いつぐらいから英語に慣れてきたのかを話します。

外国に行ってきた人達にどれぐらいから慣れてきたのかを聞くと、3ヶ月ぐらいからと多くの人が言います。私も、3ヶ月ぐらいたつともうコミュニケーションが取れるようになってきました。

 なんで慣れたのかというと、それはひとえに社交ダンスのおかげです。私は、日本で社交ダンスを習っていて、イギリスでも週一回通っていました。11月の終わりごろに、私が通っていた学校では、タレントショーという生徒が自由に参加できる歌やダンスの出し物大会がありました。

 その頃私は、勉強(主に国語)が日本ではダメな方ではなかったのに、イギリスに行ったら、非言語の算数以外全くダメになって、結構落ち込んでいました。ちなみに、算数は私が行ったら2桁の掛け算、割り算をやっていたぐらい簡単で、簡単に2位に躍り出ました(1位はエリートの中国人)。それからは、算数が心の支えになりました。

 そういう時に、私のクラスの担任が、このままだとだめだと思ったのか、でない?と誘ってくれました。私は一旦保留して、家に帰って考えたけど、いいきっかけだということで出ようかなと思いました。その時にダンスの曲に選んだのは、父がそのころウクレレ版で聞いていたAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」でした。曲が受けたのか、反対の方向を向いて踊っていたのに学年予選を勝ち上がり、翌日の全校大会でも、同点一位になってしまいました。なんとウィナーとしておっきなチョコをもらってしまいました。でも、私はたぶん衣装が受けたのだなと思いました。だって競技で使うスカートひらひらの回ったらふわっと膨らむタイプの衣装だったんですから。

 このことが私がイギリスになじむきっかけになりました。単純だとは思うけど、学校に行くのも楽しくなりました。

 そのころにはもう、普通の言葉ぐらいは聞き取れるようになっていたし、自分でも勉強していたので、クラスの子たちと話す事も多くなりました。日本では、男子と女子が全員同じように話すということはそんなにないけど、イギリスではそこらへん、結構フリーだったので、男子からクラスについて話してもらうということもあり、ちょっとカルチャーショックがありました。

 そのころ驚いたのは、イギリスの教師についてです。私は、中国の子と同じアジア圏ということで仲良くなり、放課後に学校で遊んでいました。日本では、凄く遅くならないのだったら、少し遊ぶぐらいなんでもないことで、放課後教室なども充実しているのに、イギリスでは、なんと教師が帰れないから早く帰ってくれと言われたのです。イギリスのお店などは、スーパー以外は5・6時に終わることが多いし、教師も早く帰ります。夏休みの時なども本当に誰もいないようです。

 このように、英語がわかるようになった後から、カルチャーショックが多くあり、毎日帰ったらへとへとでした。でも、その分成長が感じられたのでよかったなと思いました。

 

 今まで見てきて大切なことは、

  1. 英語に慣れること
  2. 環境を整えること
  3. 言語に関係のない趣味を作ること
                   だとおもいます!

 

 

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