今回は、『学び合い』について書こうと思います。
私のクラスの先生は、『学び合い』にすごく興味を持っている人です。
まず、前提として、私は『学び合い』について知識がある訳ではなく、ただの体験談になると思います。また、先生の狙いもよくわかっていない所があります。
私は、クラスの中での成績は、「中の上」位なので、どちらかというと教える方が教わるときよりも多いです。その視線から見ています。
私がこれまで体験した算数の勉強は、
- 普通の先生が教えるのがメインの授業
- 少人数でやる授業
- そばに居る人と関わる『学び合い』
- ICTを使って学ぶアダプティブ・ラーニング
の四つです。
最初の二つは、ほぼ同じですが、少人数の方が、同じレベルの子が集まっているので、速度は少し速いです。
まず、メリット・デメリットをまとめてみようと思います。
最初の二個(これからは、普通の授業、とまとめます)について考えてみます。
普通の授業のメリットはこちらです。
- 『学び合い』よりも進行速度が速い
- ICTよりは、説明が多い←先生が指名して問題の解説などをさせるから
またデメリットは、
- よくわからない子にとっては、置いてけぼりにされる感じ
- できる子にとっては、進行速度が遅い(自分の問題を解くだけだから)
などです。
『学び合い』のメリットはこちらです。
- 全員がわからないと終わらないので、全員が理解できる
- 自分の思いつかなかった発想がいっぱいでてくる
- 時間があるので、少し関係なくても「発展」というかたちで調べられる
デメリットは、
- できる子にとっては、進行速度が遅すぎる
- 関係ない事を喋る人が増える
- 面倒くさくなる
でした。
特に、三つ目は感じる人は結構多いようです。
アダプティブ・ラーニングは(親と31のトリプルアイスと引き換えにやりました)
- とにかく速い
- チャットがある場合、どうしてもわからないものは聞ける
がメリットで、デメリットは、
- 説明が一通りしかないので、それでわからない場合は...
- 問題を解けば終わるので、意味がわからなくてもokになってしまう
というところでしょうか...
私が一番好きなのは『学び合い』です。なぜなら、考えを発展させて行けるからです。やる場所が区切られていない場合なら分からないけれど、区切られていたら発展させる時間は十分にあります。また、言い尽くされている事ですが、教える事で自分の理解度もまあまああがります。
アダプティブ・ラーニングは、意味が分かっている子にならおすすめです。問題を解いていくだけなので、時間もかからないからです。速度だけなら、本当に速いです。
普通の授業の場合、『学び合い』とICTの中間ぐらいです。といっても、この頃は普通の授業の中でも少しだけ「教え合い」が含まれているようなので、理解度が少し上がるのかな、と思います。
順位付けをすると、速さの場合は
一位:ICT
二位:普通の授業
三位:『学び合い』
で、理解度の場合は順位が逆転します。
『学び合い』も、私は好きで、周りを見渡せるようになった所が成長したな、と思います。
どちらにしろ、もう小学校生活も終わりなので、『学び合い』に触れる回数は減るでしょう。寂しいですが、しょうがないかな〜と思っています。
最後までお読みくださりありがとうございました。