うぐいすの音

17歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

映画『ワンダー』を見て

 今回は、イギリスに居た間、韓国人の友達と一緒に見た映画、『ワンダー』について書こうと思って居ます。

 この映画は、英語で見たし、字幕もなかったので、わかるのか心配でした。結果的に、完璧に聞き取れたのは65パーセントぐらいだったと思います。しかし、なんというか、ストーリー展開がベタで聞き取れなくても何となくわかりました。

 あらすじは、こんな感じです。

 スターウォーズと科学が大のお気に入りなオギーは、顔が生まれつき変形していて、家の中で勉強しています。そんなある日、オギーの母が社会になれさせるために、オギーを学校に行かせる事にしました。

 オギーは、学校に行きますが、学校の生徒達はみんなオギーの顔に息をのむばかり。食事の時間や登下校のときもひとりぼっちです。

 ある時、科学のテストがあり、オギーは全問回答して終えましたが、隣の席のジャックが困っているのを見て、隙をついて回答を見せます。その後、ジャックはオギーにお礼を言い、昼ご飯を一緒に食べても良いかと誘いました。

 オギーは了承し、家に遊びにきても良いとまでいいます。その後、仲良くなった二人は、家でライトセーバーを持って遊んだり、友達生活を堪能していました。

 ハロウィーンがやってきました。堂々と顔を隠せるこの日は、オギーの大好きな日です。ゴーストフェイスの仮想で意気揚々と学校にやってきた所、ジャックとクラスメイトで意地悪いジュリアンが話しているのが聞こえました。

 なんと、オギーのような顔に生まれたら自殺すると、ジャック自身がいっているのです。これを聞いたオギーは、家へ戻ります。

 そこから、オギーはジャックをさけ始め、オギーを気にかけていたクラスメイトの女子と仲良くなります。

 さて、オギーは学校でどうなって行くのか...

 

 このお話で面白いのは、何人かがそれぞれ主人公として登場し、それぞれの思いを綴っている事です。

 生まれつき顔に難点があるオギーに、両親の関心を一向に買ってもらえないオギーの姉、オリヴィア、そして、オギーと仲良くなりたいジャック。

 この三人が、オギーの人間関係をそれぞれ自分の言葉で表す所は、面白いなと思いました。特にお姉さんの方は、オギーに親の関心がいっているせいで、そこまで気を使ってもらえてないのに重ねて、親友とも別れてしまい(彼女に非はありません)、すごくかわいそうでした。

 人間関係の移り変わりが一番面白かったかなと思います。ぜひ見てみてください。最後までお読みくださりありがとうございました。