うぐいすの音

17歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

映画『YESTERDAY』をみました!

 こんにちは!

今回は、映画を見たのでその感想を書いていこうと思います!『YESTERDAY』は、英国バンドのTHE BEATLESが存在しない世界を描いたもので、ビートルズを覚えていたジャックがトップシンガーとなっていく映画です。

 

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まずは、映画の内容ではなく難易度(英語版)を振り返ろうと思います。

 今回、英語で見たのですが、英語字幕ではなく日本語字幕でしか設定できなかったので、しっかりとした勉強にはなりませんでした。やっぱり英語字幕の方がいいかなと思います。日本語字幕があると、どうしてもそっちの方に気を取られてしまうので英語字幕が一番だと思いました。

 また、私は今回時間がなくて1.4倍で見たのでそこまでわからない単語などに気を使えませんでした… 

 でも、意外と1.4倍でも聞き取ることができ他のが嬉しかったです。日本語字幕でしたが、英語も頑張れば意外と聞き取れます。使われている言葉は少しよくわからないものもあったけど、場面を考えれば筋はしっかりわかります。難易度的には、そこまで難しくないと思います。特に主人公の言葉が聞き取りやすかったです。他の人もはっきりと話していたので、違和感なく進められました。

 

 次は、内容の感想を書いていこうと思います。

ビートルズのいない世界を題材にする」と言う設定がとても面白かったです!私の家族(特に父と弟です)もビートルズが好きなところがあり、たまにビートルズが流れます。少し前までは、争ったら15分はビートルズ、15分はマイケルジャクソン…と言う風に弟と私でアレクサを使う時間を分けたりもしていました。

 それもあり、そこまで好きではなくても割とビートルズの曲は歌えるものが多いです。やっぱり、ビートルズの影響を受けたグループや歌はとても多いと思うので、「いない世界」と言うのが想像しにくかったです。ビートルズがいないのでもちろんビートルズの影響を大きく受けているグループもいないし、なぜかハリポタやコカコーラなども世界にはありませんでした。

 ジャックのある事故がきっかけとなって、そんな世界となってしまいました。ジャックはイギリスの小さな町で活動しているさほど売れてはいないミュージシャンです。事故の後に開いてもらったパーティーでプレゼントしてもらったギターで、ビートルズのイエスタデイを弾きます。そこでビートルズを全員知らないことに気づき、ジャックはそれをチャンスと考えました。

 そこから、ジャックはビートルズの歌を自分の記憶だけで復習していき、エド・シーランのツアーに同行することになり、スターとなっていきます。ここに、それまでずっと応援してくれていた幼馴染のエリーの告白が被り、恋愛要素もどんどん出てきます。

 

 正直、そこまで飛び抜けて面白いと言ったわけでもなかったかな、と思います。結構前から評判は聞いていて、見てみたい!と思っていたのですが「ビートルズがない世界」と言うこと以外は、特に恋愛面に関してはなんとなく筋が見えてくる感じではありました。ただ、それは王道かな、と思ったからです。「一回山があって、谷があって、最後にハッピーエンドになる」と言う設定は、色々な映画で出てきます。なので、なんとなく最後が見えてしまいました。ですが、王道には王道の良さがあると言うか、いつもの就寝時間少し前に見始めたのに、結局全部見てしまいました。途中でやめられなかったです。見ている時に、スピード感がある気がしました。映画の内容というか、色合いがとても爽やかで惹きつけられます!

 

 内容としてところどころ感心したのは、使われている歌が場面にすごいあっていたことです。特に、ジャックが家族に歌を披露する時に、騒々しい中で「あるがままに」という意味のあるLET IT BEを使うのがとても面白かったです。また、主人公がビートルズのことを本当に好きだというのがとても伝わりました。When I'm Sixty Four という楽曲を真似て、「64歳になっても面倒見てくれる?」と言ったりするところから、とっさに出てくるのはすごいと思いました。

 また、どんなにビートルズが好きでも何曲も何十曲もギターのコードと歌詞含めて覚えているというのがすごいなと思いました。思い出すのに少し時間のかかった歌もありましたが、全部思い出して復習して披露できるのがびっくりでした。

 最初、ビートルズの歌を使って有名になろうとしている主人公がそこまで好きではなく、「即興で作った歌の勝負をしよう」と言われているのにビートルズの歌を使うところも印象深かったです…

 それでも、ラストは主人公がファンの方達やエリーに対して誠実になったので、そこで完璧に好印象に戻って、映画が終わった感じです。

 

 映画の感想を書くのが久しぶりすぎて(直近で半年前!)、これでいいのか結構心配になります。昨日から「Greatest Showman」を見ているので、その感想もまた近々書くことになると思います!

 最後までお読みくださりありがとうございました。今回は、映画「YESTERDAY」の感想を書きました。見た後、爽やかな感じで終わることができたので、ぜひみてみてください!

 

yesterdaymovie.jp

道徳的な勉強の記事(?)書きます No.2

 こんにちは。この頃、桜が満開になってきているのですが、思う存分に楽しめないのがやはりちょっと残念です…でも、夕ご飯前に軽く一人で散歩してきました!夜桜は街灯が少ないので楽しめないのですが、6時半ごろに行くととても綺麗でした。山をバックに撮った写真は、ちょうど夕焼けが入って綺麗だったのですが、桜の満開が現れてる写真を貼っておきます!

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 今回は、前々回の記事の続きを書こうと思います。この前は、「ココロ部」の感想のようなものを書きました。「外国の文化と校則」をメインにして書きましたが、その動画は私の中でやっぱり印象強かったのかな、と思います。

 ちょっと前に図書館に行った時に、「クラスメイトは外国人」と言う名の本をみました。ココロ部の動画と通じるところがあるのかな?と思い手に取りましたが、とても読みやすい本で面白かったです。

 漫画を主にしている本で、高校生活を舞台として進められている本です。第10章まであり、それぞれの章で領土問題から戦争、日本人の定義まで、面白い話題が多く説明されています。特に面白いと思ったのが、尖閣諸島などの領土問題についての章と、難民問題についての章です。

 

 この章では、

  1. 中国側の主張
  2. 日本側の主張
  3. 未来に向けて

の3つの事柄をグループに分かれて調べて、発表しています。それによると尖閣諸島は1870年代以前に日本の領土であったことは一度もないのだそうです。また、1900年代以前は「尖閣」と言う名前もつけられていませんでした。でももちろん、日本が1895年に尖閣諸島の領有権を主張し、それが国際法上有効であることも認められている、と言う情報も載っていました。

 本にも書いてありますが、私がこれを話題に出しているのは「尖閣諸島の帰属問題」を取り上げているわけではありません。私は、尖閣諸島が日本と中国からどのように扱われているのかや、それについての史実をしっかり調べていないので、それについて何か言えるほどの知識がありません。

 私が言いたいのは、これらの歴史を学校では全く扱わないことです。まだ私が中学生で、専門的な話にならないから、かもしれませんが、学校では「日本の領土なのに勝手に領土権を争われている」と言うように教わっています。なので、この本を読んで日本の主張の根拠がどのようなものなのかをやっと知ることができました。

 私がうがっているだけかもしれませんが、授業での扱いを聞いていると日本に悪いところは全くなく、中国が悪いように聞こえます。それは、尖閣諸島以外の領土問題にも通じることです。なので、この本を読んで少し偏っているのかもしれないと思いました。領土問題は、とても複雑なはずです。それぞれの国にそれぞれの主張があるし、この場合は1895年の日本の主張が戦前であったことも関係しているかもしれません。

 私は、このような領土問題などについて知りたいときは教科書よりも、各国の反応がそれぞれわかるような調べ方が重要だと思いました。私の親は、政治的問題のニュースを知りたいときは英語のニュースを読むときがあります。それは、客観的に情報を得るためです。そのように、第三者の立場に立って情報を知ることや、それぞれの主張を把握することが、問題について考えるときに必要なのかなと思いました。

 

 また、戦争や難民についての章では、イスラム教に触れながら「多文化主義と同化主義」についてなどを描いていました。友達にムスリムが何人かいるんで、日本人のムスリムのイメージとして読んでみると人ごとじゃなかったです。

 そのほかにも、ヘイトスピーチについてや、小民族についてなど、色々な「多文化共生」の問題について描いていました。読んでいて、あまり偏った意見がなかったのがとても良かったです。一つの章は漫画と少しの説明文で構成されているのですが、少し「面倒」と言う気持ちを抑えて説明文のパートも読むと、漫画の中にあったごくなどが丁寧に表されているのでわかりやすいと思いました。

 

 重ね重ね言いますが、この記事は別に政治を批判したりするものではありません。自分がこれからこう言う政治的な問題に興味を持ったときにどうしようかと言うことを、この本を読んで学びました。本の内容としても、身近な問題も取り上げられているので、「ドキッ」となる人もいるかもしれません。私も、「身に覚えがあるかも…」となったことがありました。無意識の差別に気づくためにもいいと思います。ぜひ読んでみてください!

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。今回は、二回にわたって外国について学んだ感想を書いてきました。自分も書いていて掘り下げられたところがあったので、面白かったです。興味があったら、ぜひ『まんが クラスメイトは外国人 課題編』もお読みください!シリーズものらしく、他のバージョンもあるそうなので私も探してみたいと思っています!

 

まんが クラスメイトは外国人 課題編――私たちが向き合う多文化共生の現実

まんが クラスメイトは外国人 課題編――私たちが向き合う多文化共生の現実

  • 発売日: 2020/02/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

「窓ぎわのトットちゃん」読んでみました!

 こんにちは!このごろは休校中ということで、本を読むペースが上がっています!なので、ブログに書けそうな本も何冊か読めたのですが、この前親から「うぐいすの音のブクレポはそこまでうまいと感じない。どこかに行ったり、感じたりしたことを書く記事の方が全然面白い。」と言われてしまいました… まあ、本の感想はそこまで書くのが得意ではないのかな?と思います。でも、何回も書いていたら上達するのじゃないかな!と思いながら懲りずに書いていくので、ぜひ読んでください!

 ココロ部の続きの記事は次回書いていきます!

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 ということで、懲りずに書く今回のブクレポは黒柳徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』です。

 黒柳徹子さんは、とても有名な人で、テレビが家にない私でも顔と名前が一致する人です!それくらい当たり前、と思う人も多いかもしれませんが、親が芸能関係に全く興味がない家で育った私は、ジャニーズなどのアーティストの番組で知った人を取り除けば、あとは笑点くらいしかみないので、全くわかりません。中学に入るまで明石家さんまさんの顔がわからなかったくらいです。

 話を戻すと、黒柳徹子さんは「徹子の部屋」で有名な、芸能界の大御所のような方だと思います。女優、タレント、ユニセフ親善大使としても活躍されている方です。私が今回読んだ「窓ぎわのトットちゃん」は、1981年に出版された黒柳徹子さんの自伝的物語です。今までも、何回か親に勧められたのですが、読む気が起こらず読んでこなかった作品です。前は、「窓ぎわのトットちゃん」と「飛ぶ教室」が図書館の本棚の隣にあった印象があったので、そもそもどんな本なのかも全くわかっていませんでした。

 なので、今回読み始めた時は「どんな本なのかな、」と思いながらでした。本の内容は、トットちゃん(子供の頃の徹子さん)が新しい小学校に転入してからの学校での生活でした。

 トットちゃんは、自分の名前を「徹子ちゃん」と呼ばれてるのを「トットちゃん」と呼ばれていると勘違いし、自分のことを「トットちゃん」と読んでいます。少し変わった女の子のトットちゃんは、小学校に入学して一年経たないうちに学校を退学させられてしまいました。それで向かったのが、この物語の舞台となる「トモエ学園」です。小林宗作先生が校長を務める、トモエ学園はリトミック教育を取り入れた新しい形の学校でした。

 今まで私は、学校に対する批判を何回か書いていますが、その中には日本の学校に特徴的な「同調圧力」が関係しているものもあります。このトモエ学園にいたら、同調圧力なんてないんだろうな、と思いました。

 一人一人の話を小林先生たちが熱心に聞き、やりたいことから優先にさせてあげて、資格を重視しない学校。今先進的な学校として紹介されても納得できるかも…と思いました。当時は、ちょうどトモエ学園の生徒の保護者に東京横浜電鉄の関係者がいたことから、廃車となった電車を教室として使っていたそうです(Wiki情報)。なので、トットちゃんの本では電車が教室となっていることgあ結構印象的に描かれていました。

 トットちゃんは、個性的な子供で、よく注意されることもあったそうです。その度に、「君は本当はいい子なんだよ」と小林先生は言っていました。生徒のいいt頃を見つけ肯定してあげる。そして、子供の行動にあまり口を挟まず、子供にいいことか悪いことかを気づかせる。子供の個性を伸ばし、その上で力をつけるための教育なんだろうなと思います。

 この学校と校長先生もすごいなと思いましたが、トットちゃんのお母さんもすごいと思いました。入学したばかりなのに退学になるトットちゃんのことを頭ごなしに叱りつけないで、ちゃんと新しい学校を用意しただけでも「優しいな」と思いました。少し違う教育をトットちゃんを通して目の当たりにしながらも、学校の行事やイベントにはしっかりトットちゃんのことを考えながら参加させてあげていて、トットちゃんのハンスことをしっかり聞いて、小林先生と同じく子供をすごくよく見守っている人だと思います。

 トットちゃんの明るさや、元気さも読んでいて注目知るべきポイントですが、トットちゃんの周りの大人にmp注目して読んでもらいたいです。また、大人のみではなくトットちゃんのクラスメイトにも個性的な人がいたりします。自分の友達にも同じような人がいる…とか思いながら読んでいると、昔の話とは思えませんd寝した。

 

 物語の最後の方へ行くと、戦争により状況が厳しくなってきます。正直、ここへ来るまで、学校の話が新鮮すぎて時代が戦前であることを全く忘れていました。それほど、「黒柳徹子さんの自伝」ではなく「面白い学校の話」として印象づけられたのかなと思います。

 そんなすごい学校でも、降りかかる戦火を避けられずに、焼けてしまいました。戦後、トモエ学園に併設されていた幼稚園は開園されたものの、1970年代に結局閉園になってしまいました。

 戦争になるにつれ、トットちゃんのお弁当の「海のもの、山のもの」も質素になっていき、読んでいて悲しくなります。

 戦争のくらいイメージと、トットちゃんたちのお軽く生き生きしている感じがちぐはぐで、史実としてそのあとに起こる出来事を知っているだけに、対比が悲しくなりました。

 

 この本は、70年前の話を描いているはずなのに、全く時代が気になりません。本当に面白いし、どんどん読み進めていけます。ぜひ読んでみてください。この本は色々な観点から読めると思います。教育に着目しながら読んでもいいし、トットちゃんや周りの人の心情に着目しながら読んでもいいし、色々な楽しみ方があると思います。

 最後までお読みくださりありがとうございました。今回は、黒柳徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』を読んだ感想を書きました。ぜひ読んでみてください!次回は、今度こそ前回の記事の続きを書こうと思います!

 

道徳的な勉強の記事書きます

 こんにちは。この4月に入ってから、Michaelの二番手として私の中でV6がすごいブームになっています。この記事も、V6noライブをYouTubeでみながら書いているほどです。突然沼に落ちかけている状況です… 確かに今までも好きな歌手多いな、と思っていましたが、まさかまだ増えるとは… この沼が底なし沼か浅い沼かはわかりませんが、とにかくブームになっています。

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 今回は、この前紹介したNHK for Schoolの番組と、私がこの前読んだ本の感想を合わせて書きたいと思います。

 NHk for Schoolは、私が小学校高学年の時から授業で使っていたのですが、この前書いた「歴史にドキリ」という番組に加え、道徳の授業では「ココロ部」という番組をよく使っていました。

 私は、もともと道徳の授業は全く熱心に受けようと思っていませんでした。それらしい教材が配られて、人間関係などで教材から読み取れる気をつけなければいけないことを発表します。そして、それをどう今後の生活に生かしていくかを書きます。その授業は、私にとってもう答えが決まっている退屈な授業でした。「人のものをとってはいけない」「挨拶が大事」「嘘は良くない」全部答えが決まっていて、先生が気に入りそうなことを言っていれば授業がすぐ終わる。そんな印象でした。多分。多くの人が道徳の授業がつまらない、と思ったことがあるはずです。

 でも、私にとって「ココロ部」が印象的だったのは、「何が良くて何が悪い」という風に、答えが決まっていない動画だったからです。どちらにもいい点、悪い点がある時に、どちらを取るべきか。そのような動画だったから、印象に残りました。今思うと、道徳が簡単に思えていたのは学年が下だったからなのかな、とも思います。学年が上がるに従い、答えの決まっていない題材が扱われることも多くなりました。そのおかげで、私も道徳の授業に少し興味を持ってのぞめるようになりました。このおかげで、一時期「ハーバード白熱教室」などの哲学関係の歌を結構読むことになりました。

 特に記憶に残っているエピソードは、

などがあります。

 全て面白かったのですが、ここで取り上げたいのは「外国から来た転校生」です。

ブラジルから来た転校生がピアスをしています。校則でピアスは禁止されています。注意しても、生まれた時からつけている母からの贈り物だと言って外しません。学級委員のあなたはなんと言いますか

 という内容の話なのですが、これは家族で少し話題にした記憶があります。小六の時にこの教材を扱ったのですが、私のにとって「校則」はとても存在感のあるものでした。それで禁止されているのだし、例外を認めたらさらなる例外を認めることになる。それが、最初の考えです。でも、日本人ではないしその人たちの伝統文化がピアスなのなら、それは禁止するのも少し違う気がする…と考えたところで、親から「子どもの権利条約」を読むことを勧められました。

 子どもの権利条約には、

  • 思想、良心、宗教の自由
  • 親の指導を尊重
  • 子供の養育の責任はまず親にある
  • 少数民族、先住民の子供などはその民族の文化、宗教、言葉を守る権利

などが書かれています。「親の指導を尊重」というところを見ても、校則のみによってピアスが禁止されるのはおかしいということがわかりました。その地域の伝統的な習慣なら、それが校則によって変えられるのはおかしいことだし、自由の侵害とも言えるのかなと思います。なので、少なくとも私の家ではピアスを注意しないことが一番正しいという結論に至りました。校則という言葉に対して過剰なイメージを持っていた気もします。倫理観に関することついて考えている法律というのはいっぱいあると思います。それに校則などの色々なルールが出て来たら、何が守られていて何が禁止されているのかがよくわからなくなってくるかもしれません。なので、優先順位の高い法や条約をを確認して、それに矛盾しないようにすれば少なくとも正しさは立証されると思います。

 

 とりあえず、今回はここまでにして続きは次回書こうと思います。今回扱った「外国から来た転校生」については、明確な答えが出ましたが他の動画は出ていないものもあります。ぜひ見てみてください。

 この話は、「外国の文化と校則のどちらを優先するか」について考えたものでした。この前、図書館で少し似た内容の本を見つけたのでs面白そうで借りてみました。その本の感想は、次回書くことにします。

 最後までお読みくださりありがとうございました。どうしても答えの出ない道徳の質問はあると思います。その上で、出来るだけ一人一人を尊重した判断が取れるようになりたい、と思って、少しこういうことに興味を覚えていました。3年前の話ですが、今考えてもいい学びだったと思うので書いてみました。ぜひ次に出す記事も読んでみてください!

 

 

『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』読みました。

 こんにちは。この頃は、少し勉強しなきゃやばい…と思って、ちゃんと宿題をやっています!

 今回は、読んだ本の感想を書いていきます。今回読んだのは、『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』という漫画本です。この本は四コマエッセイなのですが、スウェーデン出身のオーサさんという女性が描いている漫画です。3月初めの頃に図書館で見つけて読んだのですが、その感想を書いていきます!

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 先ほど書いた通り、著者はオーサ・イェークストロムさんというスウェーデン出身の女性の方です。この本は、オーサさんが見つけた日本とスウェーデンの違いや、日本で生活するときに気づいた驚くことなどを書いています。ほのぼのとした絵の四コマ漫画形式です。

 この本では、オーサさんからみた日本の文化を特に描いているのですが、新しい気づきが多くあって面白いです。

 私たち(日本人)は、みんな大きく分けて同じような習慣の中に生きているので、「普通」だと考えていることが、他の文化の人には理解しにくいことを普段甘m理意識しないと思います。ですが、このオーサさんの漫画を読んで、日本の文化はやはり日本人にとっての「普通」だということを感じました。

 例えば、布団の使い方です。今は、ベッドをずっと使っている人も多いでしょうが、布団を使ったことのない人はまだ少ないのではないでしょうか。布団は、使っていないときはたたんだり干したりするものです。朝も夜もずっと動かさないで洗濯もしないとういう人は少ないと思います。それは、「布団はたたんだり干すもの」というイン式があるからです。しかし、オーサさんはスウェーデンのベッド文化の中で育ってきたので、干す、たたむという習慣がありません。そのせいで、半年間布団を動かさず、大変なことに…

 このエピソードは、オーサさんにとってみれば大変だったと思いますが、こういうこともあるんだ〜と面白かったです。私もイギリスに一年間住んでいましたが、家族で行ったことや、周りに世界中から来た人が多くいる大学寮に住んでいたこともあり、あまり生活面でのギャップというのを大きくは感じませんでした。もちろんいくつかはありましたが、それより学校についていくのが難しかったのもあったのかもしれません。なので、この本は読んでいてとても面白かったです。スウェーデンとイギリスで、少しは文化が似ていることもあると思います。なので、読むと「確かにそういうこともあるかも」と思うことも多かったですが、普段生活する中で気づくことはできないと思います。

 また、日本人の私も共感したのが、日本語での「NO」の多様さです。「今はちょっと…」「遠慮しときます…」「そこまで…」これ以外にも、Noを表す言葉はいっぱいあります。英語では、丁寧にいう場合でも「No」という言葉を含みます。なので、外国の方にとっては日本語での断り方は多すぎて、わかりにくいだろうなと思いました。私も、わからないわけではないですが、カバーというか、気を使いすぎてわかりにくくなっているとは思います。そういう時に、しっかりNoが言えない雰囲気や文化というのはやはり日本独特のものだと思います。全部を否定するわけではないですが、もう少しはっきりと言える雰囲気を作っていきたいです。

 そして、最後に紹介するのがオーサが日本語を喋っている時のエピソードです。とても難しいと言われている日本語なので、何年住んでいてもミスをするときはもちろんあります。でも、間違えていてもそれを訂正しない人が多いらしいです。確かに私も「これは 少しおかしいな」と思っても内容がわかれば、注意しないことが多いです。それは、「いうことで相手が嫌に思ったら、とか、いうことで会話が途切れたら、」など色々なことを考えてしまうからです。でも、その人が友達ではない人にまで気づかないまま間違った日本語を使っていたりしたら、その人が一番恥ずかしいと思います。

 英語では単語が一つ一つ分かれていてはっきりしているのでわかりやすいですが、日本語はそうもいきません。「袋」という単語があったら、「お」をつけるのか。「お袋」と「袋」の違い。丁寧にする言葉をつけることでどのような効果があるのかを、全ての単語を使って学ぶわけには行かず、わかりにくい単語も多いと思います。そう思うと確かに、日本語を間違って使っていたらそれは言わないと、相手にとってダメな結果を生むかもしれない、と思いました。

 

 そのように、面白くほのぼのしながら読めながらも、色々新しい気づきがあって面白かったです。文化の違いの中でも、ジェンダーなどの少しシリアスな話題が描かれていたり、コンビニのおにぎりなど身近な話題が描かれていたり、色々なことが描かれています。日本の文化を下に見ているわけでは全くなく、日本語や日本人、日本文化を尊重しながら自国と比べているところがよかったです。日本語が確かに少しおかしいな、と思うところが漫画の中にもありましたが、それよりも「自分の日本語は拙いから読みづらかったら申し訳ないです」という気持ちが、漫画からも文章からも読み取れて、逆にもうちょっと自信持ってもいいのでは…と中学生が思ってしまいました。

 本当に読み物として面白く、深く考えないでも笑える作品です。深く考えようと思っても、もちろん面白く読めると思います。興味を持った方はぜひ読んでみてください。シリーズものらしいので、他の本を見つけたらそれも読んでいこうと思います。少し、海野凪子さんの「日本人の知らない日本語」に通じるところがあるかな?と思います。内容的にも、絵的にも、似ているかなと思いました。

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。ほのぼのとできる漫画なので、ぜひ読んでみてください。オーサさんのブログもあったので載せておきます!

 

オーサさんのブログ→ https://ameblo.jp/hokuoujoshi/

 

 

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NHK for School 使ってみました!

 こんにちは!今日も勉強と動画で一日を過ごしています。近くの公園で桜が咲いていたので、見にいきたかったのですが残念ながら雨が降ったので行けず… またいつか行けるかな〜と楽しみにしています!

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 今回は、今日久しぶりに使った【NHK for School】の感想を書こうと思います。NHk for School は、NHKが提供している勉強用の番組を集めた動画視聴サイトです。ログインなどもなく、無料で見られるので普通に家から見ることができます。

 私は、このNHK for Schoolを小学校の時に使ったことがあり、社会の授業では「歴史にドキリ」という番組を、道徳の授業では「ココロ部」という番組をよく使っていました。他にも、主要五教科に副教科、生活や道徳、総合などほぼ全ての教科を網羅しています。色々な内容の教材があって、とても使いやすいです。今回は、その感想を書いていこうと思います。

 

 今私が勉強している時に、やりにくさを覚えているのはそれが対面授業じゃないからです。テキストだけで勉強していると、どうしても飽きやすくなるしやる気が起きなくなってしまうのです…

 それは、私の弱いところだと思うしこれからに備えてしっかり慣れていかなければいけないです。だけど、今回はNHK for Schoolを使ってみて意外といいな、と思いました。対面授業ではないですが、それでも聴覚と視覚を使って勉強できるので集中が続く方だと思います。

 正直、NHK for Schoolの内容は教科書以上のものではないので、高度で専門的な学びをオンライン上でしたい場合はZ会などを使う方が良いと思います。でも、地図や当時の出来事を再現した映像などがあるので、当時の暮らしを理解しやすいです。また、朗読などもあることからどちらかというと進みが遅いです。なので、理解に時間がかかる場合も噛み締めながら学べます。

 学びが教科書以上のものではないので、もうなんとなくでもわかっている分野の動画をいるのは正直少し退屈に感じると思います。小学生用の動画は惹きつけるために面白さも少し気にしているようですが、中学生用になるとそこまで面白さもないと思います。悪くいうと、飽きやすいと思います。私も試しに国語のビデオをみている間、「別に動画じゃなくてもフリップの図を見せてくれた方が早いな」と思っていました。メリットを探すとしたら、少し集中が途切れても画面を見るか音声を聞くかしていたらなんとなくの流れがつかめるので、少し休憩できると思います。

 

 余談ですが、私が小6の時、社会科の歴史の授業はNHK for Schoolの動画を使うことが多かったです。「歴史にドキリ」は、それぞれの偉人に中村獅童さんがなりきって、動画が進んでいきます。偉人の功績をまとめた変な歌も所々に入っているので、すごくキャッチーです。私のクラスも、特に「中大兄皇子」を歌った動画にツボった人が多く、いまだに時々LINEのタイムラインで回ってきます。歌としてはもちろんいいものではないと思いますが、それでも面白いリズムだったり踊りだったりするので、小学高学年じゃなくても比較的簡単に入り込めるかもしれません。

 NHKの動画は、「難しい」ということがそこまでなく、結構しっかりと説明されているので自分の学年以外のものでも学習できると思います。いい入門動画のように使えるかもしれません。無料で、何も特別なことをしなくても全動画が観れると思うので、いいサービスだな、と思いました。

 

 まとめると、NHK for Schoolは私にとって、

  • 無料で簡単にみられる便利なサービス
  • 教科書程度の学習が丁寧にできる
  • 聴覚、視覚を使って学べるので頭に入りやすい
  • 入門動画として、上の学年の勉強にも使える
  • 歌などが入っていて面白く観られる動画がある
  • 少し流れがゆっくりなので、うまく休憩時間に使いたい

というようなサイトです。メリット・デメリットは、使う人によって結構変わってくると思いますが、学びたい単元の基礎程度なら十分NHK for Schoolで学べます。 

 この休校中、宿題をやる気がしなくなってる人(私です)が出てきていると思います。動画はほぼ10分程度で終わるので、タイマーとして並行しながら使うことも可能です。勉強がだるくなってきている人はぜひ使ってみてください!

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。今回は、NHK for Schoolの感想について書きました。ぜひ、勉強のやる気がなくなっている人や、勉強に対するとっかかりを作りたい人は使ってみてください!

 

NHK for Schoolのサイト→ https://www.nhk.or.jp/school/

歴史にドキリ→ https://www.nhk.or.jp/syakai/dokiri/

 

『植物図鑑』再読しました。

 こんにちは。

 今回は、有川浩さんの『植物図鑑』を再読したので、その記事を書こうと思います!有川浩さんが好きなことは今までも何回か書いていると思いますが、この休耕中有川浩さんの本をまた読み返しています。今は『ストーリー・セラー』という本を読んでいますが、この前『植物図鑑』を読み終わったので感想を書いていきます。

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 私は、有川浩さんを好きになったきっかけが『図書館戦争』を読んだことだったので、イメージは「軍事組織ものが多いミリタリー作家」でした。

 この作品は、面白いほど事件要素のある話がなく、最初は少し驚きました。図書館戦争自衛隊三部作、クジラの彼、と軍事もののラノベを最初に読んでいて、その後初めて読んだのがこの植物図鑑だったので、「こんなに普通のラブコメも書いているんだ!」と驚いてしまいました。

 

 植物図鑑は、OLのさやかと行き倒れ寸前のイツキの物語です。さやかは料理が得意ではなく、冷蔵庫の中の食材を腐る寸前まで取っておく人ですが、「拾った」イツキが使えるものはないと思っていた食材を使ってとても美味しい料理を作っていたことに驚きます。そこから、住むところがないというイツキを無理やり引き止めます。条件としては、家事全般と生活費の管理。提供するものは寝具一式と家の台所など。

 それから、イツキは美味しい料理を提供し、バイトも始め、時がたちます。さやかが仕事でミスを連発した時、イツキはさやかを川沿いに連れていきます。そして始めたのは、山草取り。イツキは野草収集が好きで、その日もフキやツクシの料理を披露しました。ここら辺の料理の描写が本当に美味しそうで、全く野草に興味がなかった私も、「食べてみたい…」と思うようになりました。

 何気ない日常を過ごしているうちに、イツキのバイトさんとさやかがあったことから二人が両思いになって、無事にカップルに。その後、色々ありますが最後はハッピーエンドで終わります。

 最後までは少し悲しいかもしれませんが、それ以外は特に事件や大きな盛り上がりもなく、普通に日常を描いた小説です。なんとなく旅猫リポートに似ているかもしれません。

 

 この話は、本当に少女漫画のようで、二人がカップルになるまでの話が抱えれています。読んでいてすごいほっこりした気分になるし、ところどころ笑える、いい本です。私は、さっきも書いたように全く山菜に興味はありませんでした。でも、この本を読んだ後は家にあった山菜図鑑を読み、長野に来てからはツクシを好きになりました。

 ツクシって、東京にいるときは単なる雑草として目にしましたが、長野だと排気ガスもそこまでないので近くの空き地に行ったらツクシが生えています。そのツクシを取って、家で母と一緒にツクシを乗せたご飯を作ったりしました。去年引っ越してきてからツクシを食べて、思ったよりも美味しくてびっくりしました。今年も、ツクシが見られるようになってきたので散歩がてらツクシを取ってきてもらってツクシの味噌汁を作ったりもしました。ツクシが意外と身近にあるので、山菜を取り上げたこの本もより好きになりました。こんな話ありえない…と思いつつも、山菜がすぐ家のそばにもありそうだし話もすごく日常的なものなので、親近感を覚えられます。

 

 この本は、のんびり読むのがすごくいいと思います。切羽詰まった描写もなく、戦闘シーンもなく、のんびりとした社会人の日常を描いていて、しかもほんのりレない要素も出てきて、ほっこりできます。ラブコメとしては、起伏もほとんどないのになぜか惹きつけられる、私の中では少し新しい感じの本でした。本の最後に、話に出てきた料理のレシピがいくつか公開されているので、自分で買って、もしくは狩って料理しても面白いと思います。「ふき」や「ふきのとう」などの、名前がよく知られている野菜もあれば、身近な野菜もあります。また、山菜なので季節が変わるのを小説から実感できるのも面白いです。

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。今回は、有川浩の『植物図鑑』を紹介しました。あり得るようで、ありえないようで、ほっこりできるラブコメです。ぜひ読んでみてください!

 

 

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 他にも有川浩の本の感想はいくつか書いています!