こんにちは。V6のライブとアルバムが発表されたのですが、同時に私の中でカメラへの興味がすごいことになっています…。もともと、万単位でV6に払おうと思っていたので、そこにカメラも足すとすごいことに…。ちょっと本当に熟考案件です。
今日は、自分の中で今考えていることをまとめた記事にしようと思います。自分でも、自分が何に興味があって何をどうしたいのかがしっかり分かっているわけではありません。
なので、今回のブログは備忘録的に使っていくものとなります。
書いてある情報に責任を負えるわけではないので、気になる部分があったり間違いがあればコメントしてくださるとありがたいです!
目次
序章:自分が今興味があること【学校図書館】
さて、それではまず、自分が今興味のあることについての説明を。
社会問題にはいくつか興味のあるものがありますが、最近特に興味を持つようになったのは教育関係、特に学校図書館の地域格差です。
もともと教育畑のことには関心がありましたが、先日山本みづほさんの『蛾のおっさんと知る衝撃の学校図書館格差』という本を読んでから、特に学校図書館について興味を持つようになりました。
chirpspring.hatenablog.com
特に、学校図書館の地域格差や、それによる不利益なこと、また部外者として学校図書館に貢献できることなどに興味があります。(後述)
学校図書館に自分が何を望むか【理想・目標】
私は、小学校に入った時からかなり図書室に通っていて、友達と遊ぶよりは本を読んでいる方が好きな子供でした。
ですが、私の通っていた都内の小学校は特に環境がいいわけでもありませんでした。
色々とあって、親が学校図書館について学校に問い合わせたこともありましたが、わかったのはある程度重要な立ち位置の人でも学校図書館の仕組みについて理解していないことがある、ということでした。
ありがたいことに、私は家族のおかげでかなりの頻度で公立図書館に通えていましたし、何を読めばいいかわからなくなった時も親に手伝ってもらえていたので、読書で不自由したことはあまりありません。
でも、今思い返すと、「一人で本を読んでいるのは変なこと」「子供としての本来の姿は外で遊ぶこと」と言った考えを押し付けてくる大人、子供もいましたし、
幼心にはわかっていなくても後から考えると「そういう意味じゃん、」となる発言も時にはありました。
本を嫌いな子、苦手な子に無理に読めと言いたいわけではなく、本を読む姿が当たり前になればいいな、というのが理想です
本を読まない家庭はたくさんあります。そう言った家庭の子供にとって、初めて触れる図書館が学校図書館となることもあるかもしれません。
だから、学校図書館で本を読むこと、もしくはそこで借りた本を読むことが絶対に否定されない空間が欲しいです。それが一番に願うこと。
そして、もう一つ。
読みたい本を、読みたい時(もちろん授業中はダメですが)に読みたい場所で読む。公共の邪魔になっていなければ何も問題ないはずです。
朝読書や、学習コンクール、読書感想文。そう言ったもので、本を読む姿はかなり定着してきているんだと思います。
それでも、幼い頃から本が身近にあるかどうかで、その後の本に対する感覚もかなり変わるのではないでしょうか。私も自分の経験してきた学校、クラスしかサンプルがないためわかりませんが、幼い頃に触れる本の数は重要だと思います。
学校図書館がいつでもいける、安心のできる場所になること。これも、とても大切です。
(恥ずかしながら)つい最近、ある団体の活動から「サード・プレイス」という言葉を知りました。
自宅や職場(学校)とは違う、心の休まる第三の空間、ということらしいです。
そう言った「サード・プレイス」に、図書館がなると嬉しいです。
学校図書館の課題【時間・人手・金】
「本を読むことは大事だと思いますか?」
そう聞けば、大抵の大人や子供は「はい」というでしょう。
自分が読むか読まないかに関わらず。
それでは、なぜ学校図書館にはいまだに地域格差があり、中には週のほとんど閉まっているような場所もあるのか。
少なくとも、今の私が思っている超根本的な理由は、この3つです。
時間・人手・金
雲の上の方達に働きかけなきゃ解決されないやつですね…。
まず、学校には12クラス以上ある場合必ず「司書教諭」という役職が配置されます。これは法律で決まっています。
司書教諭とは、大抵の場合自分でも通常の教師として授業をし、その上で読書指導や図書館指導を行います。
中には自分で授業をせず図書館に関する授業を多くする人とかもいるのかな?(すみません。勉強不足です。)
私が今まで出会ってきた司書教諭のイメージとしては、
国語(もしくはその他の教科)の授業
+クラスを持っている場合は担任としての仕事
+自分の受け持つ部活の顧問としての仕事
+生徒会の仕事
+図書館関連の司書教諭としての仕事
みたいな感じです。
最初の4つは通常の先生の業務と同じで、そこに最後の1つがつくのではないでしょうか。
正直、学校の先生はブラックですよね。部活の顧問とか、残業代出ないんですから。
私、夜(9時ごろ)に学校の前通っていたら煌々と職員室やその他の部屋に電気がついているのを見たことあります。
一日4時間とか残業してるのに残業代でないとか…。
話が少しずれましたが、まずこれで「時間」が足りないのはわかりました。
そして、「人手」について(ここに限らず大抵公立学校の場合です)。
学校図書館には、司書教諭の方以外にも「学校司書」か「司書補」の先生がいます。
学校司書は、そのまま司書の資格を取って自治体に雇われています。
そして、「司書補」とは自治体にパートタイムの仕事として雇われている、学校で司書の仕事をする人のことです。地域の人や、保護者の人がやる場合が多いそうです。司書補の先生は資格を取る必要がなく、「1日何時間まで〜」と時給制です。
学校司書、司書補については何の決まりもなく、設置の「努力義務」があるまでです。
毎日学校司書、もしくは司書補の先生を置ける学校は多くなく、掛け持ちで司書をやる先生も多いです。そうすれば、自治体としての司書の配置率が上がりますし…。
私のいた小学校も掛け持ちで、週一しか来ていませんでした。
となると、学校だよりやカウンター業務で手一杯となり、図書館に人を集めるための工夫や、委員会との連携は難しくなります。
そもそも人手が足りず、しかもその人手も司書の配置率やその他の理由からいろいろな学校を回るため腰を据えた仕事もできず…。
それでは、なぜ人手が足りないのか。
ブラックだからとか活字離れだとか、しっかり勉強していない私でも思いつくことはたくさんありますが、
最終的には「お金」なのでは?
待遇が悪かったら人も離れますよね。ただ、私は例年の司書数の推移などを調べられていない(データが見つかりませんでした…)ため断言はできません。もう一回調べてみます。
また、図書館の環境整備のためにもお金は必要です。子供たちがくつろげるための設備、人を集めるための工夫、そして何より本の購入!
力を入れているところ(国立や私立など)だと、ウン百万予算がつく場合もあります。
そう言ったお金は、本そのものや本棚、データベースや電子機器、環境整備などに使われています。デジタル新聞や、本の検索機なども入りますね。
生徒数に応じて本の冊数が目安としてあらわされているため、私のいた中学校ではその冊数に応じた予算が出ていました。ただ、司書補の先生によるとそれは恵まれた方ではあるんだとか。
人手、時間、そう言ったものも結局はお金に起因するところがないわけではありません。
結局お金かよ…と言った気にもなりますが、事実なのだからしょうがない。
なんか、結局雲の上に働きかけなきゃいけない問題なのかと思うと世知辛いですね…。
私のいた小学校も、誰に問題があるわけではないんです。
興味がないのなら「司書」と「司書教諭」の違いも調べないかもしれないですし、
時間がないから図書館に手も回せない。
誰が悪いとは言えないけど、それでもその状況で不利益を被る人が出てきます。世知辛い…。
これからどう動いていくか【これからの計画】
そんな世知辛い話は後にして、とりあえずは今私がこれからどうしていくべきかを考えていきます。
最終的に望むのは、学校図書館の地域格差をなくすこと。そして、本を読む姿が普通になること。
その上で、図書館の利用者数が増えたり本に興味を持ってくれる子がいたら最高ですね。
司書補の先生も、「本を借りなくてもいい。図書館に来てくれることが嬉しい」と言っていました。
その目標に達するために、自分が何をできるか。
一つの手段として、将来そう言った教育畑に行って自分で活動していく、ということがあります。
文科に働きかけるとか、図書館の大切さを広めるとか、「あればいいけど、必須じゃない」という考えを改められるよう行動するだとか…。
もしくは、自分が司書教諭、もしくは学校司書になって赴任した学校に全力を注ぐ?
正直、司書教諭にはなりたくないです…。憧れもあれば楽しそうとも思うけど、まず部活のために無償で休日出勤っていうのが無理だと思います。
学校司書になるのも、司書教諭になるのも、時間を作れられれば有効かもしれません。ただ、正直そこに行き着くまでに何年も疲弊してしまう自分が想像できます。
将来のことを考えたってどうしようもありません。今、それに対して何らかの行動が取れるわけではないのだから。
じゃあ、何ができるか。何をすべきか。
私が8月から通う学校、ISAKは、インターナショナルスクールでプロジェクト学習もやっている学校です。だから、何らかのプロジェクトを立ち上げて学校図書館の地域格差を触れ回り、改善のために動く。
そういったことができるかも。…とは思いました。でも、正直やりたいこと(プロジェクト)がいっぱいありすぎて、多分そこまでプロジェクト学習に全力注げるほど暇じゃないと思うのでとりあえずは却下。何をすればいいのかも想像つきませんしね。
ということで、最終的に一番基本的なところにたどり着きました。
とにかく調べて勉強する。
今の現状でも、学校図書館の仕組みでも、それ以外のことでも。
繋がりそうだと思ったことはとりあえずとことん調べる。
そのために、どこで調べればいいのかを4つ考えました。
- 本で調べる
- ネットで調べる
- 前いた中学校の司書補の先生に話を聞く
- 有識者(ツテを使って…)の方に話を聞く
そのうち、1と2は実践中です。
親と話しているうちに、私が「学校図書館法」の中身をしっかり理解していなかったことがわかったので、それは近日中にまたおさらいします。
本でも調べたいですが、如何せんポピュラーな話題でもないので…。
でも、公立図書館の普及に関する本や、それこそ「中小レポート」や「市民の図書館」といった今ある公立図書館の軸になっている(と聞きました)本は読んでおきたいです。
3は、この前実践することができました!
学校としては夏休み前でしたが、快く会って下さりとてもありがたかったです!
バカなことに、「ブログに書いてもいいですか?」というお伺いをたてるのを忘れたので、あまりここでは書けませんが…。
やっぱり、司書教諭の先生とお話しする機会はあっても、司書の先生とお話しする機会はあまりないので、とても貴重な機会でした。
というか、中学校にお邪魔したことはあったものの、流石に図書館まで覗けないので、久しぶりに会うこととなりました。
先生の方もこちらを覚えてくださっていて、ありがたかったです!
養護の先生も、図書の先生も、体育・技術家庭科・音楽・美術の先生も、全校生徒の名前覚えられるってすごくないですか…。記憶力すごい…ってよく思います。私は無理かと。
そしてそして、周囲の協力もあり、4も近日中に達成できそうです!
急に興味が湧いたことのため、本当に自分はまだ知識が足りません。
だから、せめて人に会う前に基本的なことはしっかり抑えて、有意義な時間を過ごせるように整えておきたいです。
もう、人間関係って本当に大事…。コネ最高…。みたいな感じになりました(笑)
やっぱり、知識のある人が身近にいるとどんどん吸収できるのでいいですね。
本当はお金を払うようなことだと思いますが、関係性と年齢を十分に使えてしかも決まった予定が少ない今だからこそできることだと思えば、恵まれてるな〜と感じます。
とりあえずは、学校図書館法を読みます!そして関連書籍を読みます!それが直近でやることです。
もう、学校図書館法もブログでまとめるようにしようかな。そのほうが記憶に残るんですよね。
まとめ【これから頑張っていきます!】
ということで、今の時点で私が考えている学校図書館についてのことを書いてきました。自分としては、言葉でまとめられたので頭の中が整理できたと思います。
これから調べを進めたり、勉強したり、話を聞くことで少しずつ考えが変わっていくかもしれません。そういったときに違いがわかるよう、日時をタイトルにも入れました(結局エントリには全て日時が記録されていますが)。
「新しい挑戦、再び」(人権関係が最初の挑戦かな)といった感じがします。
勉強するって楽しいし、何かを自分が吸収できているって感じられるのもとても楽しいです。
今回も、いっぱい勉強して吸収していきます!
最後にもう一回書きますが、ここに書いてあることは間違いの可能性も含んでいます。
できるだけ書いてある「事実」は間違いのないように確認しましたが、体験談やその他諸々については、家族から聞いた話や先生から聞いた話、私がネットや本で調べたことなどを書いています。うろ覚えのものももしかしたらあるかもしれません。
もしも間違いがあれば、コメントくださるとありがたいです!
また、もしも何かに使えそうな情報等があった場合は、裏を取ってからお願いします。
最後までお読みくださりありがとうございました。学校図書館、奥深いですね…。急に興味が出てきたため、この後急失速しないといいんですが…。そうなる前に抜け出せられないような場所まで勉強して突き進んでいこうと思います!