こんにちは。今回は、自分の趣味について話そうと思います。
いつかルーブルにいった時の記事でも少し書きましたが、私はルネサンス期のキリスト教絵画がすごく好きです。
きっかけは、イギリスにいたときに、多くの美術品を見てきたからだと思いますが、キリスト教絵画は、 絵自体も綺麗でうっとりするのに、絵に描かれた場面の意味を考えたりすると、納得する所が多く出てきます。そのように、段階があるから、下調べしたいと思うようになります。
なにもしらないで見ると、場面を描いている絵はまだしも、聖人が描かれている場合、誰だかわからずに見る事になります。そういうのは嫌なので、調べてみるのは面白いし楽しいです。
ということで、私はルネサンスの(ルネサンスではなくても)キリスト教絵画が好きです。そのキリスト教絵画が見られるところは、国立西洋美術館が一番いいので、何回か行ったことがあります。今回は、その西洋美術館について少し書こうと思います。
私の学校では、今三学期にある社会見学のため都内の観光スポットなどをそれぞれ調べています。そこで、私は国立西洋美術館について調べることになりました。
国立西洋美術館は、世界遺産となっています。しかし、その歴史や所蔵物が主な理由では無く、国立西洋美術館の建物が評価されたのです。
国立西洋美術館は、
「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」
という名前で、フランスを中心とした初めての大陸をまたぐ世界遺産として登録されました。
国立西洋美術館は、ただでさえ広いから、好きな作品を自分のペースで見ることができるのに、設計としても、外の光を感じながら回遊するイメージで作品を見れます。
また、常設展の内容などもすごく豪華です。ドラクロワ、マネ、フェルメールやピカソ、モネなどがたったの500円で見れます。私が好きなのは、カルロ・ドルチの「悲しみの聖母」です。↓
この作品以外にも、ずっと見ていたくなるような作品はいっぱいあります。
すこし見るだけなら、2時間もあれば十分ですが、半日かけて見るのがいいと思います。私は、いつも館内を二周回るようにしています。大きい美術館だとそうは行きませんが、国立西洋美術館の場合、すごく大きいと言うわけではないので、まず館内の順路を確認しながら、ザーッと回って、気になる作品をチェックします。そのあと、気になった作品を二周目でじっくり見ます。こうすると作品を取りこぼすこともなく、大体どれくらいの時間で見ればいいのかも確認できるのでこのやり方は重宝してます。
国立西洋美術館は、このように設計も素晴らしいし、展示物も豪華でしかも安く、日本ではほぼ見れないルネサンス期の絵があるので、いいなと思います。興味のある方は、近くを通ったらぜひいってみてください。上野動物園や科学博物館のすぐそばなので、お出かけのついでに、と言うのもできると思います。
これで国立西洋美術館の魅力がみなさんに伝わったらいいなと思います。最後までお読みくださりありがとうございました。