うぐいすの音

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追分の宿〜小田井の宿へ 中山道を歩いてみました!No.2

 こんにちは。今回は、前回の続きで中山道を岸本豊さんと歩いた体験を書こうと思います!

 

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 前回は、追分の宿を出て、岸本さんのやっている中山道69次資料館に行くまでを書きました。これは、全行程6.7キロ中1.9キロ。まだ3分の1も行っていません。色々説明や寄り道を挟みながら来たので、ここにくるまでに1時間半(!)かかっています。

 

 ここからは、岸本さんのお家にお邪魔して、庭を見させてもらった後にお茶をしました。岸本さんは奧さんと二人住まいなのですが、とても立派なお庭があって、まさかの【四国 琵琶湖 龍安寺 伊吹山 諏訪湖】など日本の名所がジオラマ化されていました。

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 四国のジオラマは家に比較的近いところに作ってあり、真ん中にテーブルが置かれていてお茶ができます。普通に教室と同じくらい広いんじゃないかな、と思うほど大きかったです。本当に形も正確に作られていて、面白かったです。桂浜がある場所には龍馬のレプリカ。石鎚山は土で作られていて、本州四国連絡橋もしっかり設置されていました。

 すごかったのは、お庭に湧き水が出ていることで、それにより池を作ったり川を作ったりすることができたそうです。その湧き水を利用して、パイプなどで工夫して鳴門の渦潮を再現したりもしていました。

 琵琶湖や諏訪湖は中に数匹の鯉がいました。糸が池の上に張り巡らされていたのですが、それは鳥が来て鯉を食べてしまうのを防ぐためだそうです。確かに道の一番奥に家があり、本当に静かでしかも湧き水があるのだから鳥も来るだろうな〜と納得してしまいました。

 

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左→琵琶湖 右→龍安寺の石庭

 龍安寺の石庭は、「15個の石があるけど絶対に14個の石しか見えない」ということで有名ですが、そのポイントも忠実に再現していました。龍安寺の石庭は、廊下のある一片の通りから見て、でしたが、岸本さんの石庭はぐるっと回ってみても14個しか見えなかったのが面白かったです。

 その石庭も、伊吹山の頂上(階段で登れるようになってる)から見ると15個全部言えるということで、本当に面白い作りのお庭だなと思いました。

 

 お庭を作り始めたのは今から7年ほど前ということでしたが、7年で他の仕事もあるだろうにここまでできるんだ…と思うほどのすごさでした。また、家の後ろに浅間山技控えているのが見えるので自然の雄大さを身を以て感じられるお家となっていました。

親も、すごく憧れたらしく、「将来は水のある庭を持つ!」と力説していました。本当にすごいものが観れたな〜と思います。自分の好きなものを表すときに、こういう形でもできるんだな、と思えました。将来私も自分の興味を持った分野で岸本さんのように情熱を注いでいけたらな、と思います。1つの尊敬できる生き方を見せてもらえた気分です!本当にありがとうございました!

  お庭を見せていただいた後は、「四国」の中のテーブルでお茶をしました。ちなみに、テーブルに使われていたいしも四国から運んできたものでした。こだわりがすごかったです(笑)

 

 岸本さんのお家を出た後は、また軽井沢町から御代田町へと中山道を歩いて行きました。少し面白かったのは2つの町の境目に来た時です。

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軽井沢町御代田町にはところどころグリーンベルトが敷かれているのですが、中山道においての軽井沢町御代田町での境では軽井沢町のみにグリーンベルトが敷かれています。なので町と町の境目がとてもわかりやすく少し面白かったです。これから長距離を歩くときは少し足元に気をつけてみるのもいいかなと思いました。

 

 御代田町に入ってしばらくすると、中山道が分断されているところがありました。明治になって中山道以外の大きな通りができたことで、中山道の一部が他の家の畑になってしまっていました。でも、畑が終わるとまた舗装された道が現れたり、辿ってみるのも面白かったです。昔の道は細いので、完璧に家の私道になっている中山道もありました。

 

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左→畑から飛び出た中山道 右→中山道からの浅間山

 そしてついたのが、御代田の一里塚です。

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この一里塚はもちろん中山道の一里塚で、道の両端にあったのですが、中山道とは少し離れたところに明治以降に道ができたそうです。なので、一里塚がどちらも完璧な状態で残っています。この状態は珍しいもので、貴重だそうです。

 ちなみに御代田の一里塚(西塚と左塚)のうちの左塚には枝垂桜が植えられています。御代田町の桜の名所としても有名らしいです。細い道なので、入り口には道しるべが建てられています。

 

 御代田町付近は、浅間山の近くなので度々火山噴出物が降ってくることもあったそうです。なので、噴火で落ちてきた焼石などが色々なところに使われています。歩いていると焼石と川で角が丸まったであろう石とが使われている壁があり、違いがわかりやすく面白かったです

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 また、歩いていると3回の噴火で出された噴出物が同時に見れるところもありました。20万年前の噴火、2万4千年前の噴火、江戸時代の噴火と、三回の噴火ででた軽石などが普通の道端に落ちていたのでびっくりしました。赤い石や軽石など、確かに見た目も少しずつ違ったので、歴史を感じられました…

 

 そして、歩きに歩いて小田井の宿へ… 小田井の宿の浮世絵は、歌川広重が書いています。中山道69次は渓斎英泉と歌川広重によって浮世絵に描かれていて、前回書いた追分の宿を描いたのは渓斎英泉、小田井の宿を描いたのは歌川広重です。歌川広重は中学校でも習うので身近ですが、渓斎英泉の名は初めて聞きました。70枚(69の宿+日本橋)ある浮世絵のうち、英泉の書いたのは24枚。多くはないですが最初の11枚までは全て英泉が書いています。

 そして小田井の宿は広重によって書かれていて、多くの人がこれは浅間山を描いたものだと言っています。

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 この浮世絵に関しては、面白い発見がありました!!この日の中で一番か二番に面白かったかもしれません。配分的に次回もしっかりとした長さの記事を書くため今回はここら辺でやめたいと思います!浮世絵に関しても次回書かせていただきます!

 

 今回は、岸本さんのお家から小田井の宿の浮世絵が描かれたところまで、約4キロほどの道のりで2時間ほどかかりました。結構歩くだけだったものの、要所要所で解説が入り面白い豆知識などもいっぱい聞けたので4キロ歩いた割には全然退屈しなかったです!

 前回の記事でも書きましたが、知識があるということは何気ない些細なことでも面白く捉らえられるということだなと思いました。「知識」が「最強のエンターテインメント」なのかなと思うことができました!また、度々にはなるけど本当に岸本さんってすごい方なんだな、とも思いました。自分の家の庭に日本地図を作る… 私の家も将来庭に日本地図を作るかもしれません!語彙力がなくて「すごい」を連発していますが(笑)、1つの物に情熱を捧げる姿に感動しました!!

 最後までお読みくださりありがとうございました。次回は浮世絵で見つけた「発見」から、小田井の本陣まで、そして小田井城址に行った時のことを書いていきます!ぜひチェックしてみてください!

 

 

http://nakasendo69.sakura.ne.jp/ →中山道69次資料館のHP

https://www.town.miyota.nagano.jp/category/kankou/146615.htmly御代田町の桜情報(一里塚が載っています)

https://www.ktr.mlit.go.jp/tonesui/tonesui00023.html天明の噴火(江戸時代の浅間山の大噴火について)

 

追記〜続き・関連記事はこちらです!

 

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