こんにちは。今日は委員会活動があって学校に行ったのですが、二時間ほどずっとベルマークの集計をしていました… 少し頭と目が疲れているかもしれません(笑)
今回も、ISAK生の主催されたセッションの感想を書いていきたいと思います。前回は、2回目のセッションのグループワーク1の感想や、学んだ事を書いて終わりました。なのでこの記事では2つ目のグループワークの感想などを書いていこうと思います!(シリーズものです。記事の一番最後に最初からの記事があります。)
まず、前回の記事を少しまとめると、
- 2回目のセッション
- 個人ワークでは日本語を英語に訳したり、窓の外を写真に撮って考えたことを書いたりした
- 「知識」についてのディスカッション(「言語的知識」と「感覚的知識」について)
などがありました。「言語的知識」と「感覚的知識」があるということをグループワーク1で学び、その後これから書くグループワーク2に移りました。
グループワーク2では、グループワーク1と同じメンバーの3人グループとなり話をしました。
それぞれのグループに絵が一枚ずつ送られ、その絵についての印象や、考えたことなどを共有します。このとき、同じ絵画から得られる『知識』は人によって変わることに注目します。そしてチームで意見の一致点を見つけ、まとめます。
その後、その絵の魅力や批評を他のグループの人に伝わるようにプレゼンします。この時に気をつけたいのが、説明する絵を他の人に見せられないということです。絵を見せない状態で、私たちの感じたことや思ったことを伝え、どのような絵かを想像してもらいます。
私のグループに渡された絵は、ピカソのゲルニカでした。ゲルニカは、私が中一の時に学校で少し見たことがあり、知っている絵でした。でも、グループの人は知らなかったし、知っているか知らないかは関係ないものです。
この記事では、まず私たちがした説明を書きます。そこからどのユナ絵かを一回想像してみてください。その後、ゲルニカの絵がどのようなものかを書きたいと思います。
この絵は暗くて怖い印象があります。絵の色も黒か白か灰色で、暗いイメージがつきます。絵には色々な人や動物が描かれています。人も何人かいますが、それぞれ違う表情になっています。苦しそうな共通点はあっても、みんな違う表情です。叫んでいるような人もいれば、少し余裕のありそうな表情の人もいます。
1つの場面ではなく、色々な境遇の人や動物を1つの絵にいれた感じだと思いました。狭いところに詰まっているという閉塞感もあるでしょう。
この絵から思い浮かぶ言葉は、「暗い」「激しい」「叫び」「恐怖」と言った言葉でした。
グループのメンバーで考えた説明を私が少し付け足したりしたものですが、このような説明です。どのような絵か、想像がつきましたか?
「ゲルニカ」は、ドイツの空軍がスペインの町ゲルニカにした都市無差別爆撃を主題とした絵です。「史上初の無差別空爆」とも呼ばれ、焼夷弾が初めて本格的に使われた空爆だそうです。
この絵を見たら、先ほどの紹介文(?)もわかってくれたと思います。相手にものを見せないで説明するというのは、自分がしっかりわかっていないととても難しいと思います。
このグループワークで伝えたかったことというのは、
感覚や経験が違うと伝えるのがとても難しい
でも言語化することによって少しは伝わるし、不可能なことでもなくなる
ということだそうです。絵を見たことがないというのが、経験がないということにつながると思います。
でも、今回私のグループは感じたことを言語化して伝えました。それによって、少しは伝わるようになります。
今回は、「感覚的知識」と「言語的知識」を活用した時の例としてグループワーク2に書きました。実際に、感覚から言語への変換というのがとても重要だということがわかりました。
さて、グループワーク2の感想を書き終わったところで、今回のISAK主催セッションの感想をまとめて書こうと思います。
まず、2回ともとても面白い内容のセッションでした!私が二年後に同じことをできるようになるのか、と考えると、本当にすごいんだなというのがよくわかりました。そして、主催してくださった方が二人いたのですが、二回あるのでそれぞれ進行と補助に分かれていて、サポートしている方が助言をしたり、テーマに合った経験を話したりと、考えながらやってくださっているということがとても伝わりました。
ISAKでは、プロジェクトを進める学習があるのですが、今回のセッションもその学習のうちの一環でした。
二回のセッションと、二回のラフカンバセーションがあり、今回はセッションの感想を5回にわたって書いてきました。
ラフカンバセーションの内容は、ほぼISAKでの過ごし方や、付き合い方などの受験などのために聞いた者が多かったので、書かないでおきます。近い将来ブログに書く内容に困ったらもしかしたら出てくるかもしれません…
「高校一年生でもこれだけのことができるんだ」という内容のセッションでした。1回目のセッションではメモを取ることを思いついていおらず、結果的に2回目のセッションの方が長くなってしまいました。が、1回目のセッションでは「言葉ではなく写真などでものを伝えること」や、「深掘りして新たな視点から物事を見ること」。2回目のセッションでは、「『知っている』ということ」、「感覚的知識と言語的知識」についてを学ぶことができました。何回も書きましたが、どちらも本当に面白く有意義な時間を過ごすことができました。
主催者の方、参加者の方々、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。日常に生かしていきたいです!
最後までお読みくださりありがとうございました。5個ものシリーズになってしまいましたが、読んでくださると嬉しいです。休校中でもとても有意義な時間が過ごせたので良かったです!
ISAKのHPです→https://uwcisak.jp/jp/high-school/education/
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