うぐいすの音

17歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

道徳的な勉強の記事書きます

 こんにちは。この4月に入ってから、Michaelの二番手として私の中でV6がすごいブームになっています。この記事も、V6noライブをYouTubeでみながら書いているほどです。突然沼に落ちかけている状況です… 確かに今までも好きな歌手多いな、と思っていましたが、まさかまだ増えるとは… この沼が底なし沼か浅い沼かはわかりませんが、とにかくブームになっています。

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 今回は、この前紹介したNHK for Schoolの番組と、私がこの前読んだ本の感想を合わせて書きたいと思います。

 NHk for Schoolは、私が小学校高学年の時から授業で使っていたのですが、この前書いた「歴史にドキリ」という番組に加え、道徳の授業では「ココロ部」という番組をよく使っていました。

 私は、もともと道徳の授業は全く熱心に受けようと思っていませんでした。それらしい教材が配られて、人間関係などで教材から読み取れる気をつけなければいけないことを発表します。そして、それをどう今後の生活に生かしていくかを書きます。その授業は、私にとってもう答えが決まっている退屈な授業でした。「人のものをとってはいけない」「挨拶が大事」「嘘は良くない」全部答えが決まっていて、先生が気に入りそうなことを言っていれば授業がすぐ終わる。そんな印象でした。多分。多くの人が道徳の授業がつまらない、と思ったことがあるはずです。

 でも、私にとって「ココロ部」が印象的だったのは、「何が良くて何が悪い」という風に、答えが決まっていない動画だったからです。どちらにもいい点、悪い点がある時に、どちらを取るべきか。そのような動画だったから、印象に残りました。今思うと、道徳が簡単に思えていたのは学年が下だったからなのかな、とも思います。学年が上がるに従い、答えの決まっていない題材が扱われることも多くなりました。そのおかげで、私も道徳の授業に少し興味を持ってのぞめるようになりました。このおかげで、一時期「ハーバード白熱教室」などの哲学関係の歌を結構読むことになりました。

 特に記憶に残っているエピソードは、

などがあります。

 全て面白かったのですが、ここで取り上げたいのは「外国から来た転校生」です。

ブラジルから来た転校生がピアスをしています。校則でピアスは禁止されています。注意しても、生まれた時からつけている母からの贈り物だと言って外しません。学級委員のあなたはなんと言いますか

 という内容の話なのですが、これは家族で少し話題にした記憶があります。小六の時にこの教材を扱ったのですが、私のにとって「校則」はとても存在感のあるものでした。それで禁止されているのだし、例外を認めたらさらなる例外を認めることになる。それが、最初の考えです。でも、日本人ではないしその人たちの伝統文化がピアスなのなら、それは禁止するのも少し違う気がする…と考えたところで、親から「子どもの権利条約」を読むことを勧められました。

 子どもの権利条約には、

  • 思想、良心、宗教の自由
  • 親の指導を尊重
  • 子供の養育の責任はまず親にある
  • 少数民族、先住民の子供などはその民族の文化、宗教、言葉を守る権利

などが書かれています。「親の指導を尊重」というところを見ても、校則のみによってピアスが禁止されるのはおかしいということがわかりました。その地域の伝統的な習慣なら、それが校則によって変えられるのはおかしいことだし、自由の侵害とも言えるのかなと思います。なので、少なくとも私の家ではピアスを注意しないことが一番正しいという結論に至りました。校則という言葉に対して過剰なイメージを持っていた気もします。倫理観に関することついて考えている法律というのはいっぱいあると思います。それに校則などの色々なルールが出て来たら、何が守られていて何が禁止されているのかがよくわからなくなってくるかもしれません。なので、優先順位の高い法や条約をを確認して、それに矛盾しないようにすれば少なくとも正しさは立証されると思います。

 

 とりあえず、今回はここまでにして続きは次回書こうと思います。今回扱った「外国から来た転校生」については、明確な答えが出ましたが他の動画は出ていないものもあります。ぜひ見てみてください。

 この話は、「外国の文化と校則のどちらを優先するか」について考えたものでした。この前、図書館で少し似た内容の本を見つけたのでs面白そうで借りてみました。その本の感想は、次回書くことにします。

 最後までお読みくださりありがとうございました。どうしても答えの出ない道徳の質問はあると思います。その上で、出来るだけ一人一人を尊重した判断が取れるようになりたい、と思って、少しこういうことに興味を覚えていました。3年前の話ですが、今考えてもいい学びだったと思うので書いてみました。ぜひ次に出す記事も読んでみてください!