こんにちは。私の住む地域では、寒い日と暖かい日が交互にくるので、体調に気をつけなければならなくなってきています。
今回は、タイトル通り受験について書いていこうと思います。
未だ受験を控えている方もいらっしゃると思うし、とてもデリケートな案件だと思います。他人の受験についてあまり見たくないという方もいると思うので、そういう方はまた別に機会にご覧ください。
ということで、私はもう受験を終えました。
長野の受験は大きく2つに分かれます。前期試験と後期試験です。前期試験は、個人の成績と面接、後期試験は筆記と時々面接で、合否を決めます。前期と後期どちらも行う高校もあれば、後期のみを行うところもあります。
前期試験は2月中旬に結果が出ていますが、後期試験は3月初旬に本番、結果が出るのはなんと卒業式後です…
長野は私立高校が少ないため、ほとんどの生徒が前期と後期のどちらかで決めますが、特に後期を受ける生徒は滑り止めとして私立高校を受ける場合もあります。もちろん私立高校単願の生徒もいます。
私の場合は、私立高校単願(落ちれば後期試験のつもりでした)で受験しました。受けた学校はISAKです。
このブログを読んでくださる方は、もしかしたら知っているかもしれません。数回にわたってISAKのイベントに参加した感想を書いていたので、そちらの記事もぜひ読んでみてください。
さて、このISAKという軽井沢にある学校は、インターナショナル校なのですが、それこそ小五の頃からの憧れの学校でした。
夏から年度が始まる、欧米国と同じ形式の学校で、全世界からの生徒を受け入れています。日本人は三割と言われていて、リーダーシップに重きを置いたプロジェクト型学習が行われています。
日本で初めての全寮制国際高校である本校は、人々や国や文化を結び、平和と持続可能な未来に貢献する、世界的国際教育機関ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)の加盟校です。知的好奇心に溢れ、共感力そして創造力のある生徒が、世界中から集まり、身近なところから確実に変革を起こせる人材へと、育っていくための環境を提供しています。
前から気になっていた学校ではありますが、学費がとても高額で倍率も高いという声が多く、正直そこにいくのは夢物語だと思っていました。
長野県にきてISAKが近くなり、イベントにも参加できるようになり、よりISAKに興味を持つようになりました。せっかくISAKと繋がりが持てたのだからと、本格的に第一志望校をISAKに設定しました。
ISAKの受験は夏から始まります。私の時(2020)は、8月から第一次試験の出願が始まります。全てオンライン上での出願です。一次試験は、色々な質問に答えたり、推薦文&成績の提出をしたりです。
この質問というのがなかなかの曲者で、「自分がISAKにもたらすことができるもの」だったり、ISAKに関係のあるものももちろんあるのですが、「見知らぬ扉が現れました。それを開いたら何がありますか」「大抵の人が賛成しないような強い信念を教えてください」などといった、一見よくわからないようなものもあり、難しかったです。
英語一文字で1wordと数え、大抵は800wordsが上限で書きます。なので、書いては削って、書いては削っての繰り返しでした。長文で答える問題などもあり、それは2000wordsだったと思います。自分にフリータイムができたらどういう風に使うか〜などの問題でした。
それが一次試験で、12月始めが締め切りでした。合格通知は12月半ばにきます。二次試験は一月半ばで、面接です。
子供と親どちらもが面接を受けます。面接と一口に言っても、一回だけではなくいくつかのセッションがありました。
その試験の結果は2月初めにきました。ということで、一月以上前には合格は分かっていました…
ISAKに受かったというのは本当に嬉しいことだし、今の時点で叶った夢の中の一つでもあります。ISAKにいくこと自体を誇りにも思います。
が、高校受験はゴールではなくスタートなので、ここで満足しないことはもちろん大切だと思います。受かったからと言ってテストの点数を落とすようなことはしてはいけない…のですが、実際テストの結果は落ちました。自分も精進が足りないということで、もっと勉強をしたいです!
この頃授業がほとんど受験対策で自習なので、先生方にばんばん質問をしています。入試に出てこない範囲などの勉強もしていますが、この二週間ほどで改めて勉強ってすごい楽しいな、と思いました。質問にいくたびに自分の理解力の無さを実感しますが、先生方も本当に懇切丁寧に教えてくださるので助かっています。すごいありがたいし、先生方が先生方で良かったです(語彙力の無さが爆発してますが、今の先生でよかったということです)。
特に理科は本当に面白いと思います。苦手というか、テスト点がすごい低い教科でもありますが、理解すればするほど謎が深まるし、色々な疑問も出てきて、「噛めば噛むほど味が出る」の典型的な例だと思います。もちろんこれはどの教科にも言えることでしょうが、私には特に理科がその教科でした。
少し話がずれましたが、ISAK受験というのは先生方にとってもかなりの変わり種だったと思いますし、そもそも先生方も何をすればいいのかわかりづらかったと思います(私もわかりづらかったので…)。その中でも応援してくださった先生方に本当に感謝しているし、それ以上に親にも感謝しています。
面接の際には、親が第三者に話す私の印象について聞けて、気恥ずかしいと共に嬉しかったです。なんだかんだ言って、一番自分を支えているのは当然両親なんだろうな〜と思います。自分でも反抗期か?と思う時がありますが、それに付き合ってくれる親で嬉しいです。本当にありがとう。色々と言いたいこともあると思うけど、私に付き合ってくれる自慢の親です。
試験前や結果通知前に大騒ぎした私に付き合ってくれた友達にも感謝しています。手紙で応援してくれた子もいました。ずっと気にしてくれた子もいました。本当にありがたかったです。
自分は色々な人に支えられているんだな〜と思いました。
そういう意味でも、本当にこの受験はいい勉強になったと思います。そもそも入試関係のメールや手順など、英語で書かれてたものがほとんどでしたし、自分の成長のきっかけになりました。結果として、受かることができました、落ちていてもいい経験になったはずです。とりあえず、秋から私も高校生となるので、想像もつかないような新しい環境の中で頑張っていきたいです。
*この記事を読むであろう両親へ
恥ずかしいので途中で書いたお礼については言及しないでください!入試直後に割としっかりお礼は言ったし、もう蒸し返さなくてもいいよね!
卒業式に感謝の言葉と合わせて伝えるので、こっち見てニヤニヤとかもしないでね!!“料理に使う塩ほどに”感謝はしているので!これからもよろしくお願いします
最後までお読みくださりありがとうございました。
なんか途中、書かなくてもいいことを書いたような気はするけど、これは私のブログなので書きたいことを書きました。ということで、受験合格の記事でした!これから受験がある人も多いと思います。長野県後期試験は目前です。頑張ってください!努力が実を結びますように。