こんにちは!このごろ暇なはずなのに、記事は全然進まないというこの矛盾…
全ては私の弱さが引き出した結果ですね(笑)
今日は、読書レビューをやっていきたいと思います!
読んだ作品は、『赤毛のアン』です!!あの超名作です!!読む前から尻込みして、小さい時にアニメや絵本を見てもあまり食いつかなかったあの本をとうとう読んでみました!
今は、3巻目を読んでいるのですが、とりあえず今回は一巻のブクレポとそれにまつわる思い出を書いていきたいです!
さて、みなさん。「赤毛のアン」の名前は知っている人がほとんどだと思います。秘密の花園や指輪物語などと並び、世界的に有名な超大作のうちの一つです。
小さい頃に本を読んだ、絵本を読んだ、アニメを見た、映画を見た…
そんな思い出のある人も多いのではないでしょうか。私も小さい頃から名前はもちろん知っていましたし、なんならアニメを見たり絵本を読んだりもしていたようです。(全く覚えてないのですが…)
私の母親や、叔母が「赤毛のアン」が好きで、進めようとしていたようですが、あまりの有名さに尻込みした私は全然本を好意的に受け止めず、読んだ記憶はあまりありません。
ただ、歳を重ねるにつれて、そういう「ちょっと怖い…」という超有名な本を読もうという姿勢を身につけるようにもなってきました。その一番の例が、Harry Potterです。ハリポタは、本当に尻込みしていて、イギリスに行く前ですらも読んでいなかったんです!今思うとどんだけバカなことをしていたんだ…と自分を攻めたくなります。この頃さらにハリポタ熱が上がっているので、また記事を書いていきたいです!
今回も、そういった感じで『赤毛のアン』を読んでみました!村岡花子役の、文庫版です。
主人公は、アン・シャーリー。赤毛で、そばかすのある孤児院出身の女の子。
マリラ・クスバートとマシュー・クスバートの兄妹は、働く人手を求めて孤児院から男の子を引き取ります。しかし、なんの手違いか送られてきたのはアン。女の子でした。
最初は、アンを送り戻そうかと考えたマリラでしたが、マシューはアンを家に連れてきている途中にアンの魅力に引き込まれ、最終的にはマリラもアンの身の上の不憫さと、アンの他の引き取り候補の態度を見て、アンを引き取ることに決定しました。
アンは想像力がとても豊かで、おしゃべり。相手が言葉を挟む間もないほどにしゃべり倒します。自分の容姿や名前に劣等感を抱いていて、「コーデリア」という名前だったらどんなに良かったか…と美しいものやロマンチックなものに惹かれる女の子です。
物語の中では、アンの学校生活が主に描かれます。学校で見つけた親友。その親友との「いちご水」から始まるトラブルの一連。嫌なクラスメイトに、ちょっぴり変な先生。そして、アンの進学とアンの家族に訪れた急激すぎる変化。
そういった、日常生活をドタバタと過ごすアンの少女時代を描いた作品となっています!正直、この本は本当に読んでもらいたいのでネタバレしたくない…
ちょっと今、どうやって書けばいいのか戸惑っている最中だったりします。
とりあえず言えるのが、『アン』に出てくる登場人物の個性の豊かさ!
- 想像力豊かでおしゃべりで、トラブルメーカー
- 寡黙で人付き合いが悪いけど優しい
- 厳しいしユーモアが好きなタイプではないけど、誠実で正直
- 夢見がちで突き走るタイプ
- 好きな子にいじわるしちゃう、圧倒的小学生男子
- 家事を人並み以上にこなし、リーダータイプではあるものの超詮索好きなおばさん
- 口が悪くて意地悪な、嫌われ者一家の娘
正直『赤毛のアン』を読んだのは数週間前なのですが、しっかり見直さなくてもいくつも面白いキャラが出てきます。
アンは、本当に自分からトラブルを作りに行くタイプで、周りを巻き込んでしまうのですが、如何せん裏がないというか、とても純朴な人柄もあり周りもアンに惹かれていきます。厳格なマリラすら心を開くほどです。そのアンの視点で進んでいく本を読んでいると、ハラハラドキドキ、喜怒哀楽が激しくてとても引き込まれました。
また、好きだったのが村岡花子さんの翻訳の言葉です。少し昔っぽいところがあるというか、もちろんラノベとはまた違った文体ですが、とてもわかりやすかったです。原文を知る母が言うには、かなり宗教観の強いパートは、日本人にもわかりやすいように改編されたりしているようです。私が好きだった単語は「いちご水」でした!原文ではraspberry cordial(木苺ジュース)となっているのですが、「いちご水」と言うことでアンの世界の「ロマンチックさ、夢見がちさ」が現れ、さらにはアンの住むアヴォンリーの柔らかな感じも少し現れてるかな、と思いました!
そして、少し ネタバレ要素があるのですが、これだけは描きたい!でも、割と大きなネタバレなので自衛したい人はスクロールしてください!
マシューーーーー!!!!私、『アン』を読んでいて、アンの第二のお父さんのマシューが好きだったんです!!最初から、「この人めっちゃいい人や!!」と思っていて、途中からもっと好きになって… 嫌いになるような描写が特にない(そもそもマリラなどに比べて描写も多くないし、怒ったりする役割でもないので)というのはあっても、いい人でした…
マシューは、とても内気なキャラなのですが、精神が不安定な時はタバコを吸います。でも、普段はマリラのためにも吸っていないんです!当時タバコをすうか吸わないかを自分の精神状態を見極めてできるだけ牽制しているのは、「ほんもののいいひとだ…」と思わせてくれました。
なのに!!!あんなことになるなんて… しかも原因がとっさにつけたものみたいで、「そんな原因なの⁈もうちょっと思考の余地割いてあげて‼︎」と思うようなもの…
急すぎて余韻に浸る間もありませんでしたよ…
ということで、ネタバレ(未満?もどき?)終了!!
色々と翻弄される一冊なので、ぜひ読んでみてください!
ちなみに、この本にまつわる思い出として、中学時代の先生の話を!以前「卒業」シリーズで、先生の思い出をそれぞれ書いていけたらな〜、ということを書きましたが、それを書いていきます!(「卒業」記事は一番下に貼ってあります!)
この先生…H先生とします!H先生は、国語の先生なのですが、授業は一回も受けたことがありませんでした。フィギュアスケート選手の羽生結弦くんが好きで、私もフィギュアは見るのでそれで話がとてもあった先生です。大抵私が教えてもらってばかりでしたが、本当に話していて楽しかったです!
私が特にフィギュアを見ていたのは、少し前の浅田真央選手、高橋大輔選手、町田樹選手などが活躍していた頃で、その頃の話をよくさせていただいたり、羽生くんが出ている新聞を少し見せてもらったり…
色々とよくしていただいて、とても嬉しかったです!
この先生は、フィギュアの話ももちろんしましたが、同時に『赤毛のアン』の話もたくさんしました!『赤毛のアン』についての本を教えていただいたり、色々な豆知識を教えてくださったり、登場人物について語り合ったり…
クラスも違えば教科担任でもないため、話せる時間はとても少なく、しかも話が会うことに気づいたのが卒業目前の2〜3月ごろ!!なんでもっと早くフィギュアについて話さなかったんだろう…、なんでもっと早く『アン』を読んでいなかったんだろう、と思った次第です!
残念ながらその先生とはもう連絡が取れていませんが、もしまたお話しする機会があれば、その時までには『アン』を全シリーズ読んでいるようにしたいです!というか、このギャップターム中に読みます!
H先生、本当にありがとうございました1先生のおかげで羽生くん、他のフィギュア選手の魅力を再確認できたのはもちろん、より『アン』の世界に引き込まれました!
以上、『赤毛のアン』の感想でした!『アン』は全部で11冊(アン・シャーリーとは関係の薄い短編集、別冊なども含みます)あり、全部読んでいきたいのですが、時間は少しかかるかな…
他にも色々読んでいる本はあるので、自分のペースで読んでいきたいです!
最後までお読みくださりありがとうございました! ブクレポももっと書いていきたいです!今、朝鮮の歴史についての本屋、魔女狩りについての本、イギリス王朝についての本など、色々なジャンルの本を読み進めています!そこらへんもまたかけるといい…けど、ちょっと全部は厳しいかな⁇という感じです。でも、頑張っていきたいです!