うぐいすの音

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あさのあつこ『ガールズ・ストーリー』ブクレポします!

 こんにちは。この暇な期間を生かして、読書感想文をいくつか書こうと思っているのですが、どの本がいいのか悩み中です… 読書感想文に使うのは、今まで通り太宰治遠藤周作など普段は読まない系統のものにしたいのですが、色々ありすぎて決めかねています(笑) とりあえずは今まで以上に本を読んで感想文を書きたい本を選んでいきます!

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目次

 

『ガールズ・ストーリー』なぜこの名前?

 今日は、あさのあつこさんの『ガールズ・ストーリー』を読んだ感想を書いていきます。『ガールズ・ストーリー』は、サブタイトルが「おいち 不思議がたり」で、サブタイトルから分かるように時代物です。あさのあつこさんの本はいくつかのシリーズは読んでいますが、まさか時代小説を書いていたとは思いませんでした。

 

ガールズ・ストーリー

ガールズ・ストーリー

 

 

 系統とすると、宮部みゆきの時代小説に似ていた気がします。ただ、宮部みゆきや高田郁の時代小説よりはかなり軽いと思います。今まで時代小説を読んだことがない人でもスラスラ読めるのではないでしょうか。

 最初、何でこの題名にしたのかよくわかりませんでした。サブタイトルの方がどっちかというとストーリーにあっていて、横文字にする理由がよくわからなかったのですが、今思うと子供が手に取りやすいのかな、とも思います。

時代小説は、時代劇が普通にテレビで流れていた一昔前と違い、警戒する人が多くなっていると聞きました。そのため、題名に興味を持たせた方がこう言った類のものを手に取ってもらえる…という狙いがあってもおかしくない気はします!

 

『ガールズ・ストーリー』のあらすじは?

 それでは、『ガールズ・ストーリー』のあらすじを述べていきます!

舞台は江戸で、主人公は16歳の「おいち」です。

おいちは父親と長屋住まい。父親の職業は医者で、おいちも父親の手伝いをしています。

おいちには不思議な力があり、それは「この世に思いを残して死んだ人の姿が見える」というものです。また、急患が運ばれる前にはその姿も脳裏に映し出され、そのおかげで手当ての準備がしやすくなります。

 おいちにはおうたという伯母が居ます。

その伯母にもとても気にかけてもらっていて、おうたは年頃になるおいちに縁談を望み、薬屋の長男・直介との縁談話を持ってきます。

その長男の今までの縁談話や、家族の中には割とドロドロとした過去が…

直介の父親は松庵で、直介の元妻がお絹。薬屋の下働きの娘がお梅です。お梅はお絹が直介に嫁いできてからすぐに心の臓の病に見える薬で殺され、その半年後ぐらいにお絹も同じ薬で殺されます。

薬屋の人は、直介がお絹を殺したと思い込んでいますが、実際はどうだったのでしょうか。

 

そんな昔の因縁により、危険が迫っている薬屋を、死者の思いを伝えてもらったおいちたちが助ける。そんな話になっています。

 

キャラ付けも面白いです!

 物語はミステリー仕立てで、細かな章立てによって読みやすくなっています。あさのあつこさんの作品なので、登場人物の気持ちがわかりやすく、また謎解きもわかりやすいものでした。かと言って、とても簡単というわけでもなく、しっかり読んでいないと伏線が多いので置いてかれてしまいます。

 読んでいる間は、おいちが中心なのかと思ったら、最後の方はおいちの知り合いの親分の大捕物のようにも見えました。親分の描写が、

 

「清廉潔白な人柄とは言えない。しかし、他の岡っ引のようにごろつき紛いの強請りたかりで小遣い銭を稼ぐようなあこぎな真似は決してしない男だった。歳は四十をいくつか越したところだと本人から聞いたけれど、日によって四十という年寄り、はるかに若くも、ずっと老けても見える。鬢だけが混じりのない美しい白髮で、その鬢と鋭い目つきが、この岡っ引に俊敏な獣の匂いを与えていた。」

 とあります。これって割とかっこよくないですか?キャラデザが、想像しやすいというか、「ああ、こういう登場人物人気あるんだよな〜」と言った感じです。

途中は少し流し気味で読んでいたため、この文を忘れていたのですが、もう一回読んだ時にこの描写を見てイメージが少し変わりました。それまで、若くて熱血の岡っ引をイメージしていたのですが、これを見てからイメージが図書館戦争の稲嶺司令の若いバージョン(これで伝わる人はありがとうございます、語彙力がないんです…)になりました。

 

 人間関係もドロドロしていますが、幅はあまり大きくないので少数の人数の中で事件が起こっている感じです。奇想天外、と言った結末ではないので、ある程度予想しながら読んでも面白いのではないでしょうか。

 松庵と直介の関係に加え、これからのおいちと新吉の関係。また、親分の活躍やおいちの将来。

 おいちとその父親の関係も、普通のものではなさそうです。伏線が張られていますが、この本の中では語られていません。続き物らしいので、明日図書館に行ったときにでも続きを探して借りてきたいです!

 

まとめ:やっぱりブクレポって難しいです…

 ということで、ブクレポを書いてきました!本(特にこう言ったライトノベル)の感想を書くのは難しいですね。深読みして色々と考える…と言った読み方がしやすい本ではないので、ただすらーっと読んだだけになったような気もします。そういう本の感想を書くと、何を書けばいいのかわかりません。本のネタバレはできるだけしたくないけど、字数を気にするともう少し書いた方がいいような気もする。

 でも、とりあえずはあらすじ+自分の思った感想(ネタバレにならない程度)を最低限にして、それ以上は少しずつ書きたいことを書いていきます!

 最後までお読みくださりありがとうございました。今日はブクレポを書いてきました。やっぱり難しいので、まずはただ数をこなしていきます!(泣)