うぐいすの音

15歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

戸隠での話;戸隠地質化石博物館の中身がすごい!!

 こんにちは。この頃、忙しくてあまり寝られてないです…

私は7時間は寝ないとダメな体質なので、この頃少し疲れが溜まっていて、昨日は「やばい」と感じたので、午後は何もやりませんでした!そういう休みの日も必要かな〜と思っています。しかも、昨日は東京の友達とも長電話ができたし、他の友達とも話せたので嬉しかった〜!!

 今日からまた勉強頑張ります!

 

目次

 

 

博物館がすごい…概要など

 今回は、戸隠に旅行に行った時の感想第二弾です!戸隠に行った時、午前中は人事や観光施設、お蕎麦やさんに行きました。

もちろんそれで終わりなわけではなく、

午後には戸隠の博物館 [戸隠地質化石博物館] に行きました。

 

www.tgk.janis.or.jp

 

この博物館は、戸隠の旧柵小学校の校舎を利用した博物館となっています。そのため音楽室を改装した場所や普通の教室を改装したもの。学校だからこそあるものなど、とても興味深かったです!

なんとこの小学校、前身は明治7年に始まった栃原学校。柵小学校と名前がついたのは昭和22年のことですが、とても歴史のある学校です。

 

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 中には、言葉の通り「地質」に関わるものや色々な「化石」、動植物関係の展示、さらには昔の学校で使われていた道具まで!本当に見ごたえたっぷりでした。

 

 

 展示解説コースは一応4種類あって、

  • うさぎコース(所要時間30分)
  • イノシシコース(所要時間50分)
  • 亀コース(所有時間2時間)
  • タツムリコース(所有時間8時間)

の4種類です。ここで、「挑戦したのはカタツムリコース!」と言えたらいいんですが、残念ながらそれは叶わず…

 

 この博物館が空いているのが9:00~16:30なので、カタツムリコースに挑戦するとしたら、他のところも観光したいので家を出る時間がとても早くなります。

最初は、このカタツムリコースを予約するために泊まりにするとか、私と父親だけ別行動にするとか色々考えたのですが、やっぱり戸隠を楽しみたいということで、

4時間コースにしていただきました!一応亀コース×2という形でやったんだと思います。

 1時からにしたので実質3時間半になるのかな、と思いましたが、少し延長して4時間にぎりならないぐらい、という感じで終わりました。

 

 ぜひ、またカタツムリコースで再チャレンジしたいのですが、一回4時間コースを受けた人がその後8時間コースってどうなんだろう、とも…(笑)

何を紹介すればいいのかわからなくなりそうです。夏は色々なイベント等も行っているため、8時間コースに興味がある方はぜひ冬の時期に打診して見てください!

 

館内の展示はすごいですよ…

 それでは、館内の展示物について!

私たちは、1階から徐々に3階に上がって…という感じで展示物を見ました。

正直4時間続くとかなり集中は切れます。

特に3時間過ぎたあたりからは足が痛くなってきました(スリッパがあるのですが、個人的にスリッパが少し苦手、ということもあるかもしれません…)。

ただ、その集中力の切れを上回るほどに面白い資料が多くあって、

一回集中が切れてもまた新しく面白いことが出てくるので、結果的にずっと楽しめました!

 私たちははさみませんでしたが、割とオーダー制というか、その場の都合で色々変えられたりもする(4時間という時間の都合をつけてくれたことからもわかるように)ようなシステムのため、休憩はもちろん挟めるはずです!

私たちの時も「休憩はさみますか?」と途中で聞いてくれました。

 

全ての展示物が面白く、何を紹介するかは悩むところです…

とりあえずは、特に印象に残った場所を紹介していきます!

 

 

エントランスホールでは、海なし県で見つかったクジラと貝がお出迎え!

 まずは、エントランスホールから!

エントランスは、いわゆる「学校!」という感じで、外観を見ても正玄関であろうところの上には時計がついています。

靴ばこも残ったりしているので、さらに廃校であることに納得…

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 玄関を開けてすぐに私たちを出迎えてくれるのは「ミンククジラ」です。

今は山の中で、標高が1200m以上ある(神社は2000近く)戸隠も、昔は海でした(次の記事で詳しく書くつもりです)。それを示すためにも展示しているそうです。

 今から20年以上前に捕獲された、体長8.7mのもので、館長さんが博多港からしたいのまま戸隠にトラック(とおっしゃっていたような…)で運び、一年かけて骨以外を腐らせ、その後鍋でアク抜きをしたものとなっています。

 

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このアク抜き、頭の部分は流石に鍋には入らなかった、ということで、確かに他の骨は割と白いのに、頭はちょっと褐色も混じっているというか…

行動力が半端ないですね(笑)

 歯が退化し、代わりに鯨ひげが発達した「ヒゲクラゲ」の仲間で、同じ仲間の鯨の400万年前の化石が戸隠の地層から発見されています。この、発見された化石もちゃんと展示されています!

 

 また、博物館の近くを流れる裾花川で見つかった化石がぎっしり詰まった岩塊も展示されていました。多くの貝が化石となって張り付いており、「シナノホタテ」など見たことのないものもたくさん。「戸隠の海」という字面は、海なし県の長野に似合いませんが実際にそうだったんだな…と、これから見ることになる展示に期待させるようなものです!

 

 

1階廊下:廊下だからこその展示方法、ギュウギュウに発見が詰まっています!

 そして、その後一回の右手を通るのですが、ここの展示物は本当にすごかった…

絶対に、ここは館員の方に解説してもらったほうがいいです。いろいろな動物の皮や、昔懐かしのものが展示されています。

 具体的に理由を言うと、

どの皮がどの動物の毛だかわかりません!!

  • たぬき -まだわかる。
  • 狐 -なんとかわかる。
  • ウサギの耳(リアル)がついたカチューシャ -うん、ビビるけどまあなんの動物かはわかる。
  • フラミンゴ -全然わからなかった!!
  • -これは解説員さんがいないと多分見れないのかな?廊下には展示されてないです!しっかり見せられても、そもそも思いつかない!顔が犬と似ていると言われてなんとかわかりました。
  • モモンガ(らしきもの) -まさか初めて見るモモンガが皮の状態だとは…

みたいな感じですよ。

 弟と、虎の腕(手も含む)とライオンの腕(同じく)をつけて記念撮影もしました。テンの毛皮とか、マフラーに使われるのも納得…

 

 ただ、テンとかキツネとかは衣服にも使われて気持ちいい毛皮、という印象がありますね。私の認識では、この博物館で一番気持ちいい毛皮はそのどちらでもありません。

 狼、テンも気持ちよかったですが

一番は「フラミンゴ」

これは、言われないとわからないと思います。言われてみれば、一目でフラミンゴとわかるんですが…

 フラミンゴの毛並みってあんなに気持ちいいんだ…という、初めての感覚でした。強いていうなら、ニトリとかで売られているめっちゃ気持ちいいクッションに似ているのかな?

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 もちろん、毛皮だけではありません。その廊下に所狭しと並んでいる学習机や棚。上を見ると、イノシシ、牛、馬の頭蓋骨が置いてあります!牛の角ってあんな風なんや…という新感覚の体験。

 

 さらには、ツチノコの皮」や日光で変化が起きる面白い実験器具。やすりの原料ともなる人工鉱物に、昔懐かしのコーラの瓶や果物の形をしたアイス容器(メロンのアイス容器は、私はギリギリ食べていた世代だと思います)。さらには世界最大の〇〇や、土の中の金平糖など。

 ツチノコの皮、世界最大の〇〇などはもちろんのこと、その他のことも絶対に解説を聞いたほうが楽しめます!!

知識がある人に話を聞くって、本当に楽しいし、学びになるし、何より嬉しい!ぜひ、ぜひ博物館に行く場合は、(事前に)コンタクトを取ってみてください!

 あ、ちなみに、世界最大の〇〇は海外からのものなので、今は勝手に日本に持ってくることができません。昔持ってきたであろうものを展示しているそうです。貴重、という言葉ではあらわせません…

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もう一回行きたい…学校資料室!

 そして、正直私たち家族が「ここいつまででもいれるね」と楽しんだのが、この博物館の名前となっている「地質化石」には全く関係ないところで…

 家族全員が割と興味のある分野というか、そういうのが好きな人だからなんでしょうね。それが、「学校資料室」です。

 

 柵小学校時代の思い出の品や、市内外の学校から送られた貴重な教材、資料を収納していました。

手動で動かす計算機(普通に現役)や、

こういうところに行くとよくある黒電話、

さらには数学で使われていた折りたためる定規や、円の計算に役立つ教材、

そういったものが所狭しと並んでいて、うぐいす家にとっては好物大集合!!といった感じでした。当時の文集や卒業写真なども残っているようです。

さらには、大正時代に学校で使われていたノートなど、もういつまででも眺めていられる…。

東京高等師範学校で使われていた絵をふんだんに使った教材や、

戦時中に使われていた手榴弾用の消火器、それに鍵盤のようなものまで。

 

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当時使われていた教科書が雑多に置かれていたり、

昔の学校で使われていたであろう「安土桃山時代要図」などもありました…。

この安土桃山時代の地図は、大型の資料等を置くための棚にすっぽり入っていて、出すのだけでも大変そうだし開けたりしたら勢いでビリっといってしまいそうでした。中身が見れなかったのは少し残念でしたが、ぜひ、あの教科書とかもめくってみたい。

 

まじで、めっちゃ楽しいと思います!特に、数学の先生だったりする方は楽しめると思います。数学用の教材が多く並んでいました。

歴史が好きで、教育に少しでも関心がある方ならなおさら楽しめるだろうし、

そうでなくても老若男女年齢を問わず楽しめるのではないでしょうか。

 

 校長室を利用した展示室で、しかも博物館自体の内容にはあまり関わりもないのですが、ここを用意してくださったのは館長さんのようです。これは、、かなり楽しめますよ。もちろんここだけではなく、館内全部ですが。

コロナが落ち着いたら、遠方にお住みの方も是非解説コースを申し込んだ上で訪れてもらいたいです。

 どうやら、一階には図書室もあるようです。私たちは入らなかったのですが、一回コースを申し込んだ人たちは、次はコースを申し込まずに展示に浸る時間を作ってもいいのかもな〜と思いました。

 

 …やばい。書きたいことが無数にあるのに、字数は有限…

もう目標の「4000字以内」を超えてます…。

 

 それでは、とりあえずこの記事で2階まで全部書いて、3階とまとめての感想を次の記事に書きます!

 

 

階段にも展示が!保科百助って誰?

 1階から2階に行くまでは、よくある学校の階段(わたしがいた小学校とは色違いのそっくりな階段でした笑)なのですが、それでも展示が置いてあります。

一番面白かったのは、保科百助(保科五無斎)さん。

かなり波乱の多い人生を送られている方で、明治元年生まれの方です。

10代後半にキリスト教に傾斜し、長野師範学校の4年次(多分22歳とか?)に落第。その後長野師範学校を最下位の成績で卒業します。

そこから飯山小学校などに努め、25歳で校長先生に!

 今のイメージだと、校長になるには学校管理職試験を受けなければいけないはずですが、当時はかなり簡単だったのか、最下位で卒業した3年後に校長になっていますね。もしくは、そもそも当時の師範学校に入れる時点で有能だったのか…。不思議です。

 その後、緑簾石を発見し学会に知られたり、玄能石を発見したり。

東京帝国大学の研究生として地質学・結晶学を学んでもいます。

他にも、部落特設の分教場を廃止し、被差別部落出身の生徒とその他の生徒を同じ教室で学ばせるなど、部落差別撤廃を実践しています。ですが、これは村民の不興を買い、翌年に北佐久郡に飛ばされたそうです。

 33歳には、教育の仕方について疑問があったのか、退職願を出しています。その後、県内の鉱物採集を始め、

さらには図書館の重要性に着目して今の県立長野図書館(当時は信濃図書館)を開設しています。

約3万冊の蔵書により、当時の地方最大の蔵書数を誇っていたようです。長野が「教育県」と呼ばれた原因の一つでしょう。

 

 この五無斎さんが自分で歩いて採集した9段の棚にびっしり納まる標本も、博物館には展示されています。衆議院議員にも立候補していますが、22票獲得で落選していました。

 

 

骨べや:ここは楽しい…あ、さわれます!

 他に、二階で特筆すべき展示は2つあります。1つが、骨べや

脊椎動物の骨格や剥製などを中心に収納している部屋で、購入したものよりも、その博物館についているプール(廃校舎のため)などで作った標本の方がはるかに多いらしいです。

例えば、骨部屋に入ってすぐに見えるのがキリンの全身の骨ですが、そのキリンも元はプールで標本にるために埋められていたそう。

 

 動物園で亡くなった動物や、ペットとして亡くなった動物たちが寄せられてクルタめ、本当に多くの動物の骨があります。特にあるのは頭蓋骨ですね。

犬は、やはりペットとして買う人が多いため頭蓋骨の数も多かったです。

他にも、太ももの部分の骨を色々な動物でサイズを比較できたり、現実味がないというか、怖い、と思う前に圧倒されてただただ感心するしかありませんでした。

展示の説明も多く買いてあるスペースがあるのですが、そこは全部は読めず…。他の展示に目移りしちゃって、全てを見るのには時間が必要です。

 

 骨べやには、亀の甲羅などもあります。動物園にいるような大きいサイズのもので、弟もすっぽり入っていました。亀の甲羅から弟の頭がにょきっと出てるのは…

かなりシュールでした(笑)

 また、ふと目をやると部屋の隅からうりぼうの剥製が!うりぼうの存在感が最初なさすぎて、ちょっと面白かったです。

ゾウの骨からクマの骨まで。豚の頭蓋骨を見たときは、「おまえ、皮膚の下でこんな形してたの⁈」と思っちゃうような形で興味深かったです。

 

 

2階の廊下は…学校の怪談にすごく役立ちそうな展示物があります(苦手な人もいると思うので閲覧注意)

 

 そして、この博物館で一番見る人を選ぶゾーンも2階にあります。この部分は流石に写真をブログに載せない方がいいかな。

字面でもかなりインパクトがあると思うので、苦手な方は想像しないようにしてください。。。できるだけ柔らかい言葉を使うように努力します!

 

 置いてあるのは、いろいろな生き物のホルマリン漬けです。

例えば、トノサマガエルのホルマリン漬け

全身が使っていて、綺麗に脱色されています。なんと昭和8年のもの…。戦争をくぐり抜けてきたホルマリン漬けですね。

どうやら、柵小学校などにあったもの以外にも、いろいろな学校から送られてくるものが多いらしいです。道理で、棚がギュウギュウでした…。

 ホルマリンとか処分もしづらいし、でも学校にはおおっぴらに置きにくいですよね…。

私は多分初めてホルマリン漬けを見ました。今学校で作るには、いろいろな意味で危ないものだと思います。

動物愛護的考え方は一旦置いておいて、

絶対に普通は見られないものをこうやって保存するのは、

とても大切なことだと思いました。

 

私もこういうものが得意な方ではないですが、それでも本当に貴重な学びの機会だったと思います。

 ちなみに、カエル以外にも魚やシカの胎児頭が二つに分かれたヘビ(突然変異したもので、数年ほど生きながらえた後で死亡したそうです)などもあります。

さらには消化器官などを学ぶためのものでしょうか。腹を掻っ捌かれたネコとネズミのホルマリン漬けもいました。

 例えば、肺は青色、胃は赤色、といった風に色付けがされています。

それぞれの器官にうまく色付けできる職人さんって、まだいらっしゃるのか怪しいところですよね。

今どう思うかはおいておいて、とても貴重な資料だと思いました。

こういった資料の数がこれからどんどん増える、ということは少なくとも想像できる範囲ではないでしょう。

だからこそ、昔作られたものを保存しておくのも大切です。

 

 

最後に…ぜひいってみてください!

 2階には他にも水槽べやなど、面白い展示がありましたが、これで紹介は終わりにしようと思います!

次の記事では3階の展示などについて書いていきます。

私が書いているのはあくまでも一部なので、ぜひいってもらいたいです。

 ただ、学校からの団体が来る時も事前の先生の下見で「ここは通らせないでください」とホルマリン漬けの棚を見ておっしゃられる方が多いようなので、自己防衛はしっかりしてくださいね!

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。楽しんで読んでいただけたら幸いです。私は、グロテスクなものや血が出るもの、人が死ぬものなどは苦手なのですが、学びに役立つことなら!という精神で全然乗り切れました(笑)。博物館は普通に楽しめますし、骨やホルマリン漬けが並ぶところも楽しめる方も多いと思うのでぜひ調べてみてください!