こんにちは。今日は、久しぶりに早起きしなくてもいい土曜日だったため、のんびりと過ごしていました!
この頃本を読む時間がなかなか取れなかったりはするんですが、それでも洗濯物を干す時間などを利用して、AmazonPrimeでアニメを見たり映画を見たりしていました!
今日、『チャーリーとチョコレート工場』をやっと見終わったので、なんとなく感想を書いていきます!
目次
- どう言った映画…?
- あらすじ:主人公、話の流れなど
- 英語でみました:聞き取りやすかったのは誰?あのキャストさんが!
- 映画の感想!ちょっとネタバレもあります、気をつけてください!
- 最後に:こんな作品です。ぜひ見てみてください!
どう言った映画…?
『チャーリーとチョコレート工場(原題:Charlie and the Chocolate Factory)』は、ロアルド・ダールの『チョコレート工場の秘密』を基にした映画となっていて、二回映画化されています。
私が見たのは、2005年に公開された2作目の映画、ジョニー・デップがウィリー・ウォンカ役を演じているものです。
ちなみに、原作の『チョコレート工場の秘密』と、それに続く『ガラスの大エレベーター』は小さい頃から好きで、よく読んでいました。『チョコレート工場の秘密』については、英語版でも読んだことがありますし、なんなら今回の映画も見たことはあるはずです。
ただ、映画の内容はかなり前に見たものなので覚えてませんでしたが…。
忘れっぽいのは私の欠点でもありますが、なんでも新鮮な楽しみを得られるので、いいことでもある!と勝手に言い訳しています(笑)
あらすじ:主人公、話の流れなど
あらすじを紹介していこうと思います!
主人公はチャーリーという男の子(Charlie Backet)で、とても貧しい家族ではあるのですが、それでも両親と両祖父母との7人家族で愛に溢れた生活を送っています。
ある日、世界で一番美味しいチョコレート工場の持ち主ウォンカが、
世界中に売り出している板チョコの中に5枚の金のチケットを入れたため、チケットを手に入れた5人の子供を工場に招待する
といいだし、世界中の子供と、家族と、他の大人まで巻き込む大騒ぎになりました。
なぜ大騒ぎになったかというと、ウォンカのチョコレートは世界に類を見ないような突拍子もないアイデアからなるものが多いからです。
「200種類以上の新しい板チョコ」
「暑い日に、お日様のかんかん照りの中へ置いとったって、溶け出したりしない」アイスクリーム、
さらには「スミレの味のするマシュマロや、舐めてると十秒ごとに色の変わる、こってりしたキャラメル」
「いつまでも味のなくならないチューインガム」
など、想像するだけで幸せになりそうなお菓子がたくさん!
昔、チャーリーの祖父の一人、ジョウじいちゃんもウォンカ氏のチョコレート工場で働いていたのですが、
スパイがたくさん入ってウォンカ氏のチョコレートのアイデアを盗むものですから、ウォンカ氏はその後長い期間チョコレート工場を閉め、従業員も全員解雇しました。
或る日突然チョコレート工場は動き出しましたが、工場から出てくるのは梱包されたチョコレートとキャンディだけ…。
ウォンカ氏はおろか、従業員すら姿を見せません。
そんなところに出入れできる券があるなんて…!と、世界中の子供達は湧き上がり、チョコレートを買い占め始めます。
そしてぼちぼちと金のチケットが見つかるのですが…。ほとんどお金持ちの家庭がチケットを取っていきます。
チャーリーは誕生日の日に毎年板チョコを買ってもらえるため、一年に一度の板チョコに望みをかけますが…
というお話。
英語でみました:聞き取りやすかったのは誰?あのキャストさんが!
この映画、英語で見たと書きましたが、
残念ながら字幕は英語にできなかったんです。
字幕がないままで聞き取れる部分ももちろんありますが、
英語字幕があれば聞き取りづらいところもだいたい字幕で補強することで、聞き取れるようになります。
しかし、字幕が日本語にしかできなかったため、そのまま英語は耳で聞き取るのみでした。そうすると、音量が小さい部分もそうですし、ちょっと癖のある英語だったり、歌だったりすると、文章全部で聞き取れるほどの力量ではありません。
なので、英語の勉強も一応狙いだったのですが、あまり達成はできなかったと思います。
それでも、やっぱり英語も聞き取れるところは多いため、
「ああ、こういう風に意訳しているんだ」
みたいな部分はかなりありました。
言葉通りの直訳ではないものの、
こうした方が日本語としてはわかりやすいのかな〜という翻訳の勉強にもなったと思います。
日本語字幕にすることが今まであまりなかったので、その勉強もできてよかったです!
そして、個人的に登場人物の一人、Veruca Salt(日本の本だとイボダラーケ・ショッパーという名前です)の英語がとっても聞き取りやすかったです!
社長である父親に甘やかされまくって育ってきた、超わがままお嬢さんなのですが、
この人の英語が命令形で覇気の強い感じも重なることで、はっきりと聞こえたので聞きとりやすかったです。
他にも、例えば、主人公のチャーリーの役の方や、Violet Beauregarde(バイオレット・アゴストロング)役の方など、聞き取りやすい方はたくさんいました!
他にも、キャストの方で驚いたのが、チャーリーのお母さんを演じていたヘレナ・ボナム=カーターさんです。
この方、映画『ハリー・ポッター』であのベラトリックス・レストレンジを演じている他、
『レ・ミゼラブル』ではマダム・テナルディエを演じています。
他にも、まだ見ていない作品なのですが、
『アリス・イン・ワンダーランド』や『ハムレット』、『英国王のスピーチ』など、
映画に疎い私でも知っている作品に多く出ているため、本当にすごい女優さんなんだな…と再確認。
どうしてもベラトリックスのイメージが強い彼女ですが、『チャーリーとチョコレート工場』という私もとても好きな作品にでていて、嬉しかったです!
この方の英語もすごい聞き取りやすいんですよね。Verunaとチャーリーの母親のセリフは多分全て聞き取れたので、嬉しかったです!
ウォンカ氏の英語や、ウンパッパ・ルンパッパ人(映画ではウンパ・ルンパ)の英語は、聞き取れないところも多数ありました。
しかし、その中にはいわゆる『ロアルド・ダールの造語』もあったはずなので、洋書をもう一回読み直した上で、ながら見じゃなくてしっかり見たら割となんとかなるはず…だと思います。(言い訳ですね)
今回やってみて、今までは英語の字幕をつけていましたが、字幕なしでももしかしたら聞き取れるかもな…という考えに至りました。ストーリーを知らないものの場合、何割かは聞き取れないかもしれませんが、なんとかなる気がします!
映画の感想!ちょっとネタバレもあります、気をつけてください!
この映画、普通にみていて面白かったです!
なんというか、キャラがしっかり立っているんですよね。
本を読んでいて、映画映えしそうだなと思ったところが全部入っています。
それに、ウンパッパ・ルンパッパ人の再現も、一人の人間をCG合成により何人もの小型人間にしていたので、それらの小人たちが毒舌の歌を歌っているのはとてもシュールでした…。
また、ウォンカさんがかなりキャラの濃いというか、ぶっ飛んだ人だったので、
その役にジョニー・デップさんがかなりハマっていて、みていて違和感が全くありませんでした。
少し過去にトラウマがあったり、人間としての何かが欠如していたり、そういった人なので、癖の強さがマッチしていました。
ここからはネタバレも含ませていただきます。途中、ラストについて言及しているところもあるのでご注意あれ!
チャーリーは、確か本の中ではあまり存在感が金のチケットを取った他の4人に比べてあるわけではなく、気づいたらもう周りの子がいなかった、という感じだった気がします。
それに比べて映画でのチャーリーはいい子感抜群で、「偶然残った」感よりも、「残るべくして残った」間がありました。主人公感の強い、というんでしょうか。
チャーリーが持っているような思いやりがなかったり、周りを見れなかったり、常識のない子などは楽しい工場見学の中で悲惨な目にあい、最終的にはボロボロな姿で帰っていきます。
道徳的と言ったら道徳的なのですが、少し成長してから見ると「かわいそう…」という気持ちの方が強くなったりもしていました。気持ちがよくはないというか…。
チョコレート工場の中はファンタジーな可愛さがいっぱいで、楽しく見ることのできる映画なのですが、
その他の子供達の行いや、ウォンカ氏の時々クローズアップされる不可解な表情。そう言ったものにより、ずっと楽しんではみられない。どこか緊迫感や不信感もある映画となっています。
そして、この映画で一番印象的なのはラストです!
原作のラストとはかなり違っています。
原作では、ラストでチャーリーの家族を歓迎し、そこからまた新しい冒険へとつながっていきます。
ですが、映画ではウォンカ氏は家族の存在を否定し、チャーリー1人きりで工場にこなくてはならないと言う。
それを断ったチャーリーに心底驚き、失意のうちにウォンカ氏は帰っていきます。
この後の展開は、ハッピーエンドとなるのですが、みていてとても楽しかったです!
ありきたりなストーリーと言ってしまえばそれまでかもしれないですが、その部分は原作を読んでいる私でも「知らない物語」だったので、一番楽しめたかもしれません。
ウォンカ氏の家族にああいう設定を盛り込むんですね…。
本当に、みていて楽しかったし、感動するところは感動しました。
最後に:こんな作品です。ぜひ見てみてください!
少し不思議な世界観と、
夢のようなお菓子の楽園、
そしてその中に盛り込まれた説得力のある教訓…。
子供用の映画、と思うかもしれないですが、大人が見ても十分に楽しめます。役も、皆さんハマり役だったと思います!
久しぶりに映画を見ましたが、とても楽しめました…!!
また、原作も読み直したいです。
『チョコレート工場の秘密』は、続きとして『ガラスの大エレベーター』という作品もあります。これは映画化はされていないはずですが、この本もとても面白いですよ!
挿絵が印象的で、読んだのはかなり前ですがまだしっかり内容を覚えています。大統領がいい味をだしているんですよね…!
ウォンカ氏も、チャーリーも、また他のキャラクターも、一癖も二癖もある人たちばかりですが、
それでもキャラの濃さだけで乗り切る作品では全くなくて、話の筋も本当に面白いし、
少し怖くなったり、不気味に感じたり、スカッとしたり、笑ったり、憧れたり…。
色々な感情が持てる作品だからこそ、面白いんだと思います!
ぜひ、まだ見たことのない方は見てみてください!
最後までお読みくださりありがとうございました。映画も、原作も、どちらも同じくらい楽しめたと思います。また読み直したいです!