うぐいすの音

17歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

東京博物館①:2時間半余りで見学したら全然回れませんでした。

 こんにちは。今日もお疲れ様です!軽井沢はめっちゃ寒くて、外を歩いていると寒さが身に沁みます…!!

 

 今日は、以前書いた東京都美術館の感想の続きとして、東京博物館の見学レポみたいなものを書いていこうと思います!

 

chirpspring.hatenablog.com

 

ちなみに行った順番としては旧東京音楽学校奏楽堂の方が先だったんですが、分量的に明らかに量の多くなる東博からまず書いていきます!

www.tnm.jp

東博には、数回行ったことがあります。

ただ、記憶にある限りでは2回のみです。東京に住んでいた頃、科学博物館だったり西洋美術館だったりは何回も行っていたんですが、東京博物館は中学生になってからの一年で二回行ったっきりだと思っています。

 

それでは、なんとなくの回ってみた感想から、何をみたかについて書いていこうと思います。

 

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まず東博を回ってみて思ったこと。

 

時間がもっと欲しい!!!!!

 

これでも、時間はとったつもりだったんです。2時間半以上とって、新幹線にギリギリ間に合う時間で東博の中をゆっくり回るつもりでした。

 

東博には、幾つかの建物があります。

まずは本館(日本ギャラリー)。

そして、特別展や日本の考古学に関するものが詰まった平成館、表慶館や東洋館、他にも黒田記念館、法隆寺宝物館、そして資料館など色々な建物が。

東京国立博物館 - 来館案内 構内マップ

 

私は、本館と平成館、そして黒田記念館に行けるといいな〜と思ってました。

今考えると、甘すぎたというしかありません。

 

結局2時間半以上費やして、しっかり見ることのできた場所は本館の8割にも満たないのではないでしょうか。

最後の方は本当に駆け足で、なんならいくつかの展示室はもう飛ばして帰りました。

しょうがないことではありますが、もったいないことをしたなと思います。

 

東博が非常に大きい博物館ということはわかっていましたが、まさか一人で回っていて2時間半も一つの建物に欠けるとは思っていなかったんです。

 

もともと、展示物はかなり見る方だと思います。

基本的に知識が備わって初めてその作品の価値が理解できると私は考えているため、解説文と展示品を何度も見比べたりするからです。

正直展示物よりも展示解説文を読む時間の方が長かったりするため、そこは少しもったいないとは思っていますが…。

 

ただ、東博があそこまで大きいとは思っていませんでした。

日本のあけぼのから始まって江戸時代の文化まで。20以上の展示室に分けられて、時代順に展示されています。

実際に時代順に見ようと思えば、2階の展示室1からみなければいけないのですが、私は初めて行くこともあり一階の展示室、11番の彫刻から見始めました。

点字資料、音声資料、翻訳済みのパンフレット、さまざまなサービスがあり、さすが国立博物館だなと思った記憶があります。

 

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全体的に縄文時代から江戸時代までの美術作品を通して、日本の歴史を学ぶというか観覧するのですが、その時代それぞれの特徴的な工芸品だったり、どんどん進んでいく文化の流れが、見ていて引き込まれるようです。

 

さすが国立と感じたことの一つには、その展示物の豪華さも挙げられます。

「国宝」「重文」

そんな表記が所々にある、文字通り「選りすぐり」の作品たちです。

 

先ほど書いたように、基本的にはそれぞれの部屋で時代別に展示されているのですが、一階はジャンルごとに展示されている部屋もあり、見やすさにも気を使っているところが好きでした。

彫刻と一口に行っても、奈良時代から鎌倉時代で彫刻の用途も価値もかなり変わってきます。

仏像の目の形の移り変わりなどは、違う展示室に置いてあれば絶対に気づかないため、同じ展示室で本当にありがたかったです…。

 

みて回っていた際に思ったこと、感じたこと、学んだことは数え切れません。

ただただ楽しかったです。

あんなに展示品を見ることが楽しいとは思っていませんでしたし、一人であそこまで集中できるとも思っていませんでした。

たいていは家族で博物館に行くため、そうするとじっくり見る派の私と母親が一緒に行動するんです。

私が素通りしたところでも、母親が「これ◯個前のあの展示と似てるね」とか、「さっきの展示の解説に共通してるね」とか、より作品を楽しく見る方法を教えてくれるため、じっくり楽しむことができていました。

 

しかし、今回は私一人だけ。

どうなるんだろうと思っていたら、記憶力のない私でもどんどん引き込まれるくらいには展示が豊富で、面白くて、深いものばかりだったんです。

 

こんなところに、高校生なら無料で入れるって…

本当に信じられないです。ずっと高校生でいたいと思いました。

上野は科学博物館と西洋美術館を見に何回も来ているのに、なんで東博には全然来ていなかったんだろうと、少し後悔した気分です。

自分が東京を離れてから東京の価値にまた気づくのは、忸怩たるものがあります

 

 

さて、2000字書いてきたところで、東博の全体的な感想兼説明は終わりにします。

ここからは、一つ一つの展示品の中で記憶に残ったものや印象的だったものについて触れていこうと思っています。

実際に書いてみたところ、かなり長くなりそうなため、すぐに続きとして記事であげます。

そちらもぜひ読んでくださるとありがたいです!

 

最後までお読みくださりありがとうございました。やっぱり、知識を得て、経験を得るって、贅沢で、嬉しくて、大切なことなんだな〜って実感できたと思います。