うぐいすの音

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映画「Cool Running」を見て

今回は、私がこの前見た「Cool Running」という映画の感想を書こうと思います。「Cool Running」は、ジャマイカボブスレーチームのお話です。

 まずあらすじを紹介します。

1987年のジャマイカでは、1988年ソウルオリンピックの陸上男子100メートル競走代表選手を決める選考会が行われていました。デリース・バノックと言う、父親も過去に金メダルを取っている最有力候補とみられていた選手も参加していました。途中まで、デリースは先頭にいましたが、隣にいたジュニアが転んでしまい、デリースとユル・ブレナーの2人も巻き込まれてしまいました、。デリースは、委員会にやり直しを訴えましたが拒否されました。

 委員会室には、二人の金メダリストの写真がありました。一人は、彼の父、もう一人は、ボブスレーで金メダルを獲得したアメリカ人選手でした。デリースは、ボブスレーでオリンピックに出ようとしました。親友のサンカと、ジュニア、ユルと一緒にチームを組み、そりも手に入れました。しかしジャマイカには雪がありません。草原で斜面を滑る練習をしていました。遠征費用はジュニアが無断で父親の車を売って調達しました。
 試合用ソリを持たずカナダに行くも、寒くて動けません。アメリカチームのソリをもらいますが、氷上をまともに歩けず転倒して、練習すら困難。他の国の人からは笑われ、新聞にもあざける記事が掲載されます。また、コーチは選手当時、不正行為により金メダルを剥奪されていた事実が明らかになりました。ほかの国からは一層笑われますが、このことでチームは一致団結しました。

 ここからのストーリーは見てのお楽しみです。これは、日本語訳もされているようです。クール・ランニングで調べてみてください。このストーリーは、実話を基にしています。ジャマイカチームが滑る所の一部は、当時のオリンピックの様子からとっています。

 この映画は、単純な言葉が多く、英語の勉強としても見やすかったです。サンカとデリースの掛け合いも面白く、映画としても勉強としても星5つです。また、ボブスレーとしての基本用語もすごい多いというわけではありませんでした。一番難しかったのは、コーチ(アメリカ人)とカナダ人の掛け合いでした。スピードが速く、一回聞くだけでは理解できませんでした。パーセンテージで示すと、字幕ありで80%、字幕なしで60%というところでしょうか。

 ストーリー自体もコメディー×感動話という感じで、面白かったし、胸にくる言葉もありました。もしも興味がありましたらどうぞ覗いてみてください。

 最後までお読みくださりありがとうございました。