うぐいすの音

17歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

生徒会本部 立候補してみました

 こんにちは。今回は生徒会本部に立候補した件を書こうと思います。

私が前までいた学校では、生徒会本部の任期は10月〜9月で、1年生と2年生(任期終わりのときは2年と3年)が役員となっていました。前の学校では私も生徒会本部の役員で、総務として働いていました。

 前の学校では、意見箱がなかったので、立候補当時から意見箱を作りたいと思い公約にもしていました。しかし、私が入って代替わりした後の生徒会本部はいろいろなことが積み重なっていて、1年生もずっとてんてこ舞いの状態でした。3ヶ月後くらいにはなんとか代替わり前の通常状態に戻すことができましたが、その後も色々あり結局引っ越しの直前に意見箱の企画書を校長先生に直に渡して通すことができたという結果でした。

 それでも、中心として意見箱設置を進めていた私が引っ越ししたので、意見箱は設置はされましたが悪い条件になってしまいました。何人かの先生は、意見箱を作ることに消極的だったので、職員室前に1個のみというどう考えても結果が望めない位置になってしまいました。

 

 その経験は、私の中で悔しいもので、自分の手で何かを完遂させたいという思いができてきました。なので、私は引っ越し当初から生徒会本部に入りたいと思っていました。結果的に今ちょうど立候補している最中なのですが、システムが面白いなと思ったので書いてみようと思います。

 私が今いる学校では、2人以上が立候補することを条件として生徒会本部3人を決めています。2人以上とありますが、実際に立候補するのは毎年二学年の各クラスから1人です。クラス内で本部にふさわしい人を役ごとに決め、クラスから選ばれた人たちが候補者となります。その候補者は2学年内の選挙で2人に絞られ、その2人が本選挙に立候補します。

 まず、クラス内で決めるときは、立候補という形ではなく、完璧に推薦という形で決めます。推薦が行われる前々から「やりたいと思っている」という以外には、役員になる意思を伝える場はありません。なので、立候補したいと思っている人は個人的に言わなければ候補者となる確率は低いです。私は前々から言っていた側なので無事候補者になれましたが、このシステムはどうなんでしょう…

 例えば、1組で会長になりたい人が2人いて、2組にはいなかったとき、1組では1人しか選ばれず、2組からはたいして熱意のない人が選ばれます。また、会長になりたい人ではなくなりたくなかった人が選ばれることもあり得ます。でも、クラスの推薦で選ばれた人は、拒否権はあると思いますが、大抵そのまま候補者になります。このシステムは、生徒のことを信頼していないのでは…と、私は思いました。生徒を信頼していたらクラスごとという仕組みもなく、純粋に立候補者を募るのではないでしょうか。クラスの推薦という形にしているのは生徒への信頼が低いからでは?と思ってしまいます。ただ、考えてみるとそもそも本当に生徒を信頼していたら校則もないはずなので、しょうがないのかな、とも思いました。

 

 私は自分の希望をアピールしていたこともあり、無事候補者になれましたが、ここからが大変でした。まず、生徒会広報にのせる公約などを書く文章では、もともと考えていた公約のどちらともかなり実現が厳しいということがわかり、残り数日の時点で一から公約を練り直さなければいけなくなりました。その結果、「目標達成シート」など、いわゆる「いい子」の公約になってしまい、人を惹きつけられるものではなくなってしまいました。今考えると、たとえ実現が厳しくても最初の公約をそのままにしていれば実行できる確率もあったのではないか…と思っています。後悔はしていませんが、やり直せるなら自分の本当にしたいことを考え、また違った答えを出していたかもしれません。

 そのあとは、教室訪問が待っていました。2学年のクラスをそれぞれ朝霞帰りの学活の時間に巡り、自分の立候補理由や公約を語ります。この教室訪問では、質疑応答の時間もありますが、やはり回を重ねるごとに良くなっていってるのがわかりました。一番内容の悪い演説をしたのは、最初の回の自分のクラスででした。またやり直せるなら…と何回も思いましたが、逆にどこかでミスをするなら自分のクラスの方が…とも思えるので良かったのかもしれません。

 

 教室訪問も終わり、ちょうど今日、最終立会演説会がありました。2学年全員が集まり、最後の演説を行います。演説時間は、今までの2分の1程度に減らされ(!)少しきつかったですが、なんとか喋ることができました。ただ、まだやはり緊張していて噛んでしまったり、詰まったり、最善ではない文を喋ったりしてしまいました。

 結果がわかるのは明日です。私は部活にも入っておらず横のつながりがないので、受かる確率は低いと思っています。ただ、今回の立候補によって学校の仕組みなどはもちろん、皆は何に惹かれるのか、どこに注目するのか、どうすれば印象付けられるか、など多くのことを考えることができました。先生や他の候補者、推薦責任者の人たちにも助けてもらい、転校生でありながらいい経験ができたことには本当に感謝しています。本選挙に行く2人に選ばれようと選ばれまいと、いい経験ができて良かったなと思います。(もちろんできれば選ばれたいですが…)

 今回の経験をこれからに生かして行きたいです。結果も後日お知らせしようと思っています。最後までお読みくださりありがとうございました。

文化祭2日目 感想など書きます!

こんにちは。お久しぶりです!

今回は、前回の記事の続きとして文化祭の感想を書いていきたいと思います。

 

chirpspring.hatenablog.com

 

 

2日目のスケジュールは、主に

・演劇部発表

・学習の中で作った作品の展覧

・フリーステージ

・合唱際

という感じでした!

 まずは、演劇部の発表。ここから各クラスに回って展示を見学..という流れでした。前の学校の演劇部は人数が少なかったのですが、こちらの学校では人数が多かったので、劇も登場人物が多くユーモアのある物でした。内容も面白かったですが、堂々と演技していて、すごいな〜と思いました。一日目の吹奏楽部発表の時も感じましたが、何をやっているのか見せてくれると、純粋に楽しめるし、尊敬できるな、と思います。

 展示見学では、同じ課題の中で皆の個性がどう表れているかがわかり、これからの作品にいかせるな〜と思いました。自分の好きな人/尊敬している人について書く英作文では、自分のしているアーティストを捜したり、友達と語り合ったり、いろいろな発見があり面白かったです。

 フリーステージがあるのは私も驚きましたが、ダンスや演奏の発表など、とても盛り上がりました。フリーステージの参加者は、3年生と軽音部の方達です。オーディションなどもあるので参加したがる生徒は少なく、3年生がクラスごとに(強制という噂も...)参加しています。

 パプリカなどの日本ではやっている曲から、HANDCLAPやPSYのDADDYなど、ダンスを重視した曲まであり、知っている曲も多かったので楽しかったです!生徒が座る位置も最初は決められていたのですが、だんだんと崩れてきて親しい人同士で見る感じになっていました。こっちの学校では、冬に外で体育の授業を行う事が少ないため、3学期になるとダンスの授業になるそうです!わたしもK-POP好きなのでカバーダンスなどができるといいな〜と楽しみにしてます!30人程度で踊れて、有名な曲で、それなりに盛り上がる...となると曲を選ぶのにも一苦労しそうですが3年生の方々もはずかしそうにしながら楽しそうだったので、純粋に来年が楽しみですね〜。

 曲の終盤の方では担任の先生も一緒になって踊るという演出があり、普段は教壇に立っている先生がTWICEを踊るなど、エンターテイメント性はばっちりでした!

 3年の発表の後は、見る位置を移動して軽音部の演奏の発表に...とおもったらまさかの先生方の発表がありました。1年生の先生方がゆずの「夏色」を演奏したんです!私たちの中でも、「え、この先生ギター弾けたんだ...」などの新しい発見がいっぱい!先生方も忙しいのにご苦労様です。でもやっぱり普段見れない一面を見る事ができるので、生徒はすごく盛り上がってたな〜と思います。

 その後は軽音部の発表として、4組程度に分かれた軽音部の演奏をそれぞれ聴きます。演奏は歌付きなので、知っている曲があったら手拍子もどんどんついていきます。ダンスの時から手拍子はあったのですが、軽音のときには「たってくださ〜い!」などの指示もつき、まさにライブ!という印象でした。もうこの時点で最初の列は崩壊してましたが、やはりその方が楽しかったです。良く知らない曲でも、会場がとても盛り上がっているので私たちもそれに比例してどんどん盛り上がりました(笑)友達と一緒に盛り上がれていい思い出ができたな〜と思います。

 

 フリーステージの後は合唱際で、私のクラスは「青葉の歌」を歌いました。練習が足りませんでしたが、最後の1週間はみんな練習に励めたのでよかったです。わたしの学校では2年から3年への進級時にクラス替えがないので、「また来年がんばろう!」と思う事ができました。少し面白かったのは、賞を決めた時です。金賞2つ、銀賞3つの中で決めるのがとても難しかったらしく、結果的に私のクラスは銀賞と、「エキサイティングサウンド賞」をもらいました。ちょっとよくわからない所もありますが、まあその方が結果的に楽なのかな?と思いました。

 

 初めての文化祭は、不安な事や疑問に思った事もありましたが、積極的に色々な事に参加したおかげで後悔のない物になりました。クラス替えがないのは本当にありがたいです。またクラスの皆で今度は私たちが主体となって、文化祭を作り上げていきたいな〜と思いました。来年は今回以上に楽しい文化祭にしたいです!

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。

文化祭1日目 感想など書きます!

 こんにちは。今回は、私の学校で行われた文化祭の話をしていきます。

この前、私の学校では文化祭が行われました。二日間で、体育祭や合唱祭を含めた発表をするものです。今回の記事は、備忘録的意味合いが大きく、意見というよりは感想をそのまま書いたものとなっています。

 前の学校では、文化祭は存在せず、体育祭、合唱祭、発表会、作品展、などと、いろいろな行事に分かれていたのですが、今の学校ではそれらを全てまとめて、文化祭という形にしています。記事で書いたように、私は運動会などの行事の前の授業が行事に関すること一色になっていることが苦手なのですが、このシステムだと授業がアンバランスになりにくく、力を入れすぎることもないので、嬉しかったです。一つ一つの行事だと、力を入れすぎてしまうので、集まっている方が力を等分できます。ただ、私は「システムが変わらないならとことん楽しもう」という考えなので、前のシステムの方がやりやすいなと思うこともありました。例えば、授業数がない代わり学活の時間にずっと歌を歌うので、ピアノもなく練習にならないということは何度かありました。一長一短ということだと思います。

 

 1日目は、まず開祭式がありました。オープニングムービーが流れるのですが、クオリティが高く、時々笑えるポイントも挟んでくるので、とてもいいムービーでした。同級生によると、毎年ネタは違い、クオリティは高いままだそうです。プログラミングを習っている人がいるのかな〜とも思いましたが、本当に良い出来でした。3分前より始まるカウントダウンも、行事が分かれているとできないですが、一つの行事になっているので盛り上がり、皆で叫んでいました。私の学校では、毎年テーマソングが決まっており、各クラスから何人かがテーマソング団員として踊るのですが、今年は「惑星ループ」がテーマソングでした。私も団員の一員だったので、踊ることができました。簡単な振りでしたが、スポットライトや軽音部の演奏でとても盛り上がる時間となりました。

 そのあとの意見文発表では私も発表しましたが、今までで一番緊張が表に出ない発表でした。練習時間は少なかったものの、書いた文に自信があったのでうまく言えたのかなと思います。深呼吸をして、最初は少し爪先立ちで立ちながらいうと口はカラカラですがしっかりいうことができました。

 英文スピーチなどもあり、それは三年のみだったのですが、Queenのエピソードをつかったスピーチもあり、内容も順序がわかりやすいものだったので面白かったです。

 吹奏楽部の発表では、映像・スポットライトを駆使した発表が興味を引き、コスプレをして歌の世界観(?)を伝えるという部分もあり、笑いが止まらない発表でした。ただ歌を発表するだけでなく、ユーモアのある発表により退屈しませんでした。

 午後は体育祭で、私の組は大縄で一位を取りました。一学期の終わりに担任の先生が結婚したので、掛け声は「〇〇先生結婚おめでとう〜!」です。親御さんたちは、何事かと見てる人もいましたがありきたりの掛け声よりも一体感が生まれたかもしれません。大縄では毎回20回代で止まってたのが突然本番で36回!本番に強いってことかな?と思いました。来年は100回越えればハーゲンダッツを担任の先生に買ってもらえるそうです(笑)。

残念ながら、全員リレー、障害物リレーはいい結果ではありませんでした。でも障害物などの笑える行事もあることで楽しくなり、面白かったです。あめ玉探しやパン取り競争は漫画の中だけだと思ってたので、本当にあると知ることができました。私も借り物競争をやり、本の中の体験ができた気がします!

 

 2日目も、いろいろ楽しかったのですが、次の記事に書こうかな〜と思います。備忘録でしたが、来年とかに振り返ったら楽しそうだな〜と思います。最後までお読みくださりありがとうございました。

通訳&ホームステイ初体験やりました!

 こんにちは。今回は、少し前に参加した通訳とホームステイの感想を書きたいと思います。

 私が今回参加したのは、同県で行われた70ヶ国以上からくる人たちのフォーラム(?)の通訳と、その人達のホームステイです。ホストファミリーの一も70世帯以上という事で、けっこうおおきいイベントだったと思います。

 

 通訳は、二回参加しました。10回ほど参加できる枠があったのですが、学校に通っている事から土曜・水曜にのみ参加になりました。

 最初の通訳は、土曜日に近所の寺で開かれたおもてなし会のような物です。寺の説明をしたり、七夕の時期だったので七夕飾りを作ったりしました。

 私が難しいと感じたのは、やはり仏教用語の説明です。仁王像などは、見た目から悪魔のようだともいわれたのですが、そうではなく門番のような物だと説明するのは少し大変でした。仏教を知らない国から来ている人も多かったので、寺の説明をしているときには輪廻転生の説明や、宗派の違いの説明に手間取る事が多かったです。また、住職さんの説明は原稿があったのですが、やはり周りの雰囲気などで書かれていない事を説明した時などもあったので、そういうときには焦っているとどんどん通訳が遅れていく事のは気づきました。また、観音様の存在なども、説明に困りました。あちらは、初めて日本に来る人で、仏教について全く知らない人もいるので、予想外の質問が飛び込んできます。観音様の説明を求められた時は、私自身も良く知らないので他の通訳の方に頼ってしまいました。「仏の次の位にいる「菩薩」の一人で、元は男性といわれるが女性の姿で描かれる事が多い。人を助けるため美女や鬼など33の変化をする...」だそうです。原稿を訳しておくだけではなく、予習も大事だと思いました。

 しかし、二回目の通訳は、海外からきた方と日本の方とで話すカンファレンスのような物で、緩い雰囲気ではあったのですが、話す内容が事前にテーマしか与えられず、予習もほぼできませんでした。その日は、ちょっとしたゲームをやったりで、自動翻訳機を持っている方もいたのでそこまで困りませんでしたが、メモを取る事は大事だと強く思いました。辞書も絶対に必要です。

 

 ホームステイでは、マレーシアの方がいらっしゃいました。初めてのホストファミリーという事で家族全員緊張していたのですが、私はちょうど土曜の通訳の直後に顔合わせがあり、通訳をしている間に会えたので、緊張が早めに解けて良かったです。海外からの方は全員20〜40代のかたなのですが、話しているとやはりすごくナーバスになっていました。どんな家族なのか、全員英語が話せるのかなど、不安要素はおおいようです。これから向かい入れる事があったら早めに緊張をなくせるようにしたいと思いました。

 受け入れる人も、宗教により食べられる物が変わったり、アレルギーがあったりするのでできるだけ相手の意見を聞いて決めるようにしたいです。また、相手は日本の観光地だけを見に来ている訳ではなかったので、家で過ごす時間も結構取りました。日本のスーパーなどにも興味をもっていたので一緒にいったら自国にもある商品と見比べていたり有意義に過ごしていたと思いました。

ホームステイでは、二泊三日で二日目が完璧フリーだったのですが、午前中は真田で有名な上田城を案内しました。弟がとても歴史好きで、私たちも一緒に観光する気持ちで案内をしました。やはり英語の説明は多い訳ではなく、通訳が必要でしたがそこは両親がやってくれたのでよかったです。上田城では、「上田城甲冑隊」の方達がいたので、兜や鎧を見れて面白そうでした。

 上田城以外にも、近くのカフェに行って話したりもしたそうです。ただそれは、残念な事に親とマレーシアの方だけで...少し残念でした。

 台所事情もずいぶんと違って、マレーシアでは台所が二つに分かれているそうです。においのする物を作る事も多いので、重いものを作る用の部屋と軽い物を作る用の部屋があるといっていました。なので、カウンターキッチンは少し驚いていました。また、マレーシアは暑いので一日2、3回お風呂へはいる事が普通だそうです。

 とてもいい方で、色々と気を使ってくださいました。お土産も、ストラップやお手玉のようなマレーシア独自の遊び、小さな太鼓まで持ってきてくださいました。

 異国の遊びに触れる機会はそうそうないので面白く、楽しかったです。これからもホームステイをやりたいという事で我が家では意見が一致しました。東京の家だと、小さくてできなかったのでそれはこっちに引っ越してからの利点かなと思っています!

 

 通訳もホームステイも初体験だったのですが、とても面白く周りの方も易しく対応してくださいました。これからもやっていきたいと思っています。最後までお読みくださりありがとうございました。

UNKNOWN-古処誠二 を読んで

 こんにちは。今回は、古処誠二さんの、UNKNOWNを読んだ感想を書きたいと思います。

 この本は、読む本がなくなった私が母にお勧めを聞いたところ、家の本棚から出して来たもので、私はこの本の存在すら知りませんでした。他に勧められた本を最初に読み、外見からシリアスなものだろうな〜と思って、敬遠(?)していましたが、読む本がなくなり、腹をくくりました。

 内容としては、一言で言うと自衛隊のお話です。二言で言うと自衛隊への盗聴器、三言なら自衛隊と密室の盗聴器といったところでしょうか。やはり、シリアスなもので、私がそんなに読まないジャンルでした。そもそも、スプラッタとかホラーとかが大嫌いで、ミステリも好きだったのですが、シャーロックホームズの「バスカヴィル家の犬」と「技師の親指」を読んで、ミステリも積極的には読まなくなってしまいました。(それでもホームズは好きだし、二十面相も好きです!) この話も、紹介文に「本格ミステリ」だとか、「リアリティ溢れる」とか書いてあったので、怖くて読めなかったのですが、いざ読んでみるととても面白かったです。

 

 私は、有川浩の本をよく読むので、自衛隊のラブコメには慣れています。この本は、私の中で、自衛隊ってこんな風にもお話になるんだ…と言う印象を与えてくれました。

 話は、少し田舎にある自衛隊基地で起こります。なんと、隊長室に盗聴器が仕掛けられたと言うのです。幸いなことに隊長である大山三佐がノイズに気づき、防衛部から調査官が送られて来ました。

ホームズ役は防衛部調査官の朝香二尉で、ワトソン役は野上三曹です。この二人は、階級がとても離れている上役職も大きく異なるので、接点はなかったのですがこの事件が起こったことで、野上三曹が朝香二尉の補佐となりました。野上三曹はまだペーパーで、努力もそこまでしないのに、鉛筆サイコロで三曹のテストに受かっていた人です。なぜか彼が補佐という役割になりました。朝香二尉はコーヒー中毒?の人で、見た目は優男です。

 

 話自体は簡単なトリックからなっていて、すごく悩ませるという訳ではありませんでした。それでも、人物のかきかたがとても生き生きしていたと思います。臨場感があふれ、引きつけられるし、野上三曹が少し間抜けなキャラなので、想像しやすくわくわくできます。また、ホームズとワトソンの掛け合いがとてもコミカルで、シリアスなはずなのに思わず笑ってしまう所もいくつかありました。重くなる事が多い自衛隊の話題ですがそのおかげで頭に入ってきやすく、自然に自衛隊と自分を重ねて共感してしまう所も何カ所かありました。朝香二尉のキャラも少しミステリアスで、いくつかの伏線が張ってあって読み進めるのが面白かったです。

 多分本格的なミステリというより、ラノベに近い感じだと思います。UNFINISHEDという続編も読みましたが、同じように面白かったです。

 

 本格的な物が好きな人には会わないかもしれませんが、軽快な作品で私は読みやすかったです。ぜひ読んでみてください。最後までお読みくださりありがとうございました

期末テスト&Z会の報告

 こんにちは!お久しぶりです。今回は、期末テストが終わった報告をしようと思います。とりとめのない内容になっている気がしますが、是非読んでみてください。

 

 そろそろ学校も夏休みに入りますが、この頃テストの結果が返されました。私のテストの結果は、前回とそこまで変わりませんが、7点上がったので、嬉しかったです。

 前の学校は、中間が5教科で期末が9教科でしたが、この学校では4教科はそれぞれ期末テストに振り分けられます。多分今回は、2学期の期末と学年末がそれぞれ2教科ずつ増えるのだと思います。テスト範囲の配られるのは、3週間前で、そこはとてもありがたいです。前の学校では2間前だったので、範囲がわかるまでが長く苦労したこともありましたが、ここでは3週間前なので勉強しやすいです。でも、教科数も減って勉強時間も伸びたのに勉強量が増えていない気がして、やっぱり努力が少なくなってるなと思いました。

 と、私にとってここのテストは嬉しいものなのですが、なんと部活が終わるのは3日前なのです。ここの部活は、水曜以外平日には毎日あり、土日もまあまああり、しかも6月までは朝練もほぼ毎日ありました。さすがに部活の時間が長すぎるということらしく、朝練は中止されましたが… そういうこともあり、私は部活に入っていません。前の学校では1週間前から部活停止期間でしたが、ここでは部活による束縛時間が長い上に部活が中止になるのは3日前なので、なんとなく勉強するだけじゃいい成績は取れないんだろうなと思いました。

 

 実は、私はここにきてからZ会を始めました。学校の勉強だけでいいのかな?と思い、塾にっている人がここでも多かったので、少し焦ったのが現状ですが、Z会自体はとても面白かったです。Z会では、iPadを使って自分のペースでやることができるのでいいし、時間も自由に設定できます。最初は、平日に一教科ずつやる設定で始めたのですが、宿題などに追いつかず、今は休日に五教科まとめてやるようになっています。

 Z会独自のテストもあり、それによりメリハリがつくので、自分で続ける力が必要だけど、それ以外はいいシステムだなと思いました。

 Z会では、テスト用にまとめられた教材があります。それ自体は、私はうまく使いこなせていないのですが、内容は確かに要点がまとまっていて、使いやすいです。

 私自身は、テストの前には自分でまとめノートを作ってそれを持ち歩くようにしているので、Z会のものはサイズも大きいし、使いこなせてはいないかな〜という感じです。

 

 テストは、新しい学校で受けると出題傾向なども大きく変わるので、前までの常識でうけるといい点がとれないときがあります。ただ、それも中間を受けたのでいい点数が期末では取れるだろうと思っていたら… 確かに合計点は上がったのですが、つまらないミスを連発してしまいました。マイナスをつけ忘れたり、位を間違えたり、問題文を読み違えたり… どれもそれらができていたら満足のいく結果が出てたのですが、ミスのせいで悔しい思いをすることになってしまいました。

 これからは、3回の見直しと、ドリル解きの増量を課したいと思います。次回もっといい結果になるように祈ってます…(祈るよりも勉強しろと自分でも思いますが)

 

 次は、海外の人とのふれあい経験を書こうと思います。ぜひ読んでみてください。最後までお読みくださりありがとうございました。

中学生が考えた「地球が何回回ったとき」ー簡単です

こんにちは。今回は、私が研究(大げさです)した事を書こうと思います。
 ここでは、私の通学路が途中まで小学生の通学路ともかぶるので、小学生の会話を聞きながら登校と言うこともままあります。このまえ、久しぶりに聞いたなと思ったのは、「それって何年何月何日何時何分地球が何回回ったとき?」でした。たぶんみなさんも一回は言ったor聞いたということがあるのではないでしょうか?私がこれまで聞いた切り返しは、「地球が何回か回ったとき」「地球がこれまで回った分回ったとき」「地球が46億年分回ったとき」等でした。
 ここで思ったのが、実際には何回なのだろう?ということでした。ここで考えたのがまず、地球が生まれてからたった年数×365でした。地球が生まれてからたった年数は46億年ではなく、45.6億年としました。これは、なんかの本で得た知識です(何の本かは忘れました...)。それででる値は、1兆6600億回でした。そこで、これが正しいかを確かめるため、ネットで探してみることにしました。
 今の時代、ネットには何でものっているものだから、これぐらい乗っているだろうと思って調べたら、本当に何人も考えている人がいましたが、それは全部3兆台で、違うことがわかりました。
 このとき、youtubeで私がよく見るチャンネルに、ズバリ地球が何回回ったかを調べる動画があげられている事に気づきました!正直言うと、話している内容は、よくわからなかったのですが、衝撃の事実がわかりました。地球は、ずっと24時間で一回回っていたわけではなく、最初は5時間単位で回っていたことがわかりました。つまり、45.6億年で19時間遅くなっています。わり算すると、1時間遅くなるのには2.4億年かかると言うことがわかります。
 ここから、私は2.4億年ごとに何回地球が回ったのかを考えることにしました。中学二年なので、難しい計算方法はわからず、ネットにあげられている情報もわからなかったので、すべて手で計算しました(なんか負けた気がしたので電卓は使っていません。自分でできないと思ったら使いますが、今回はいけると思ってしまいました...)。
 2.4億年でx時間回るとしたとき、2.4億×365×24(2.4億年分の時間)÷xとすれば、何回回ったのかがもとめられます。2.4億×365×24は、計算すると21024×10の7乗となります。これを、5時間から24時間まで計算しました。

時代      周期   回数(×百万

45.6億年前    5時間   105120 
43.2億年前    6時間   126144
40.8億年前    7時間   147168
38.4億年前    8時間   168192
36億年前     9時間   189216
33.6億年前   10時間   210240
31.2億年前   11時間   231264
28.8億年前   12時間   252288
26.4億年前   13時間   273312
24.0億年前   14時間   294336
21.6億年前   15時間   315360
19.2億年前   16時間   336384
16.8億年前   17時間   357408
14.4億年前   18時間   378432
12.0億年前   19時間   399456
9.6億年前     20時間   420480
7.2億年前     21時間   441504
4.8億年前     22時間   462528
2.4億年前     23時間   483552
      今   24時間   504576

こうして計算した値を、全て足すと、答えは3兆6484億になりました。ネットでも、3兆6489億回など、とても近い値がでているので、だいたい中りだと思います。
 地球が誕生してからの正確な日数がわからないので、しっかりと答えを出すのは無理だと思いますが、これが私のできる限界かなと思いました。ネットで乗っている計算は、高度のものが多く、私には理解できなかったので、私のレベルにあわせて計算してみました。
 ちなみに、地球がこれまで何回回ったかを一桁まで詳しく出しているくまもんを使ったアプリがあるそうですが(友達が見せてくれました)、それは数的には地球の自転スピードの変化を考えていないものだと思います。
 と言うことで、地球が何回回った日?と聞かれたら「よくわかんないけど約3兆6484億回だよ〜」と答えておいてください(笑)。

 最後までお読みくださりありがとうございました。もっと詳しく書いていらっしゃる人が他にもいるので興味があったらぜひ読んでみてください。

「何時何分何秒地球が何回回ったとき」 問題を真剣に考えてみた - 天気晴朗なれども奈美高志くん

 


【理系】大学生が本気出して地球が何周したのか計算してみた