うぐいすの音

17歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

2023~2024で思うこと 自分の力を確実に、着実に、伸ばしていきたい

 明けましておめでとうございます!

例年通り、今年も一年の振り返りと目標を書いていきます。2023年内に書いているため、2023年を今年、2024年を新年として書き分けていきます。自分の振り返りや反省、記憶に残っていることなどを中心に書き進めていきます。もしよければ、気になるところだけでも読んでいただければ嬉しいです。

広島、大崎上島にて

 

振り返り

それでは、まず今年の振り返りから!

2023年1月〜3月

どれくらいで期間を分けようか迷ったのですが、とりあえずは冬休み〜春休みということで、1月から3月まで。ひとまとめにすれば、好きなことをやって、友達との仲も深まった時期だったと思います。

1月~2月は私の仲の良い友達や私も含め、複数人の誕生日がまとまっていた時期だったので、1週間おきくらいに誰かの誕生日パーティーを行なっていました。祝い祝われて、感謝感謝の数週間。

そして、趣味に没頭していたのもこの頃です。まあ、基本的に自分のやりたいことを優先してしまう性格なので割といつでも趣味に没頭しているのですが、写真やダンスへの熱量が特に高まりました。

朝焼けの浅間山

軽井沢にせっかくいるんだからと、朝には早起きをして日の出の時間帯に写真を撮り、夕方にはぐるっと散歩をしながら日の入りを撮り。それを二ヶ月間くらい続けていたでしょうか。一人で歩く時間が好きなので、良いリフレッシュになったな、と思います。写真を撮るために休日は早く起きて、平日は授業直前まで寝坊する…というなんとも言えない生活でもありましたが。

そして、同級生が学校を離れるということで、歌が好きなその人と、ダンスが好きな私の友達と私とで、歌とダンスのコラボレーションをやったのもこの頃です。3人での練習量は決して多いとは言えませんでしたが、初めて振り付けを作ったこともあり、とても印象に残っています。一緒にダンスをしたもう一人は、年齢としては私の後輩ですが、ダンスの楽しさを教えてくれました。その人と一緒に振り付けを作った経験などから大学に入ってもダンスを続けたい!と思えたので、大事なターニングポイントだったのかな。

あとは、友達と星を見たり、写真を撮って星座を探し当てたり、身近にある自然を楽しめた時期でもありました。そして、羽生結弦さんの東京ドーム公演"GIFT"に行けたのも忘れられない思い出です。叔母と一緒に行ったのですが、初めてのスケート鑑賞があの公演だったなんて贅沢すぎました…!!

ある日の日没

また、3月はISAKのプロジェクトウィークで、学校の予算を使ってプロジェクトメンバーと一緒に広島へ。さまざまな出会いや学び、ついでに絶好の写真スポットや食事を存分に享受できました。普段あまり学校外の人と接する機会もないので貴重な体験でしたが、多分書くと止まらなくなるので一回ここは保留で。もしかしたらまたどこかの機会で書くかもしれません。

大崎上島の夕暮れ

大崎上島の日没

2023年4月〜8月

4月から8月と大きく分けましたが、この時期は本当に色々あったな、と思います。初めて受けた大きなテスト、プロジェクト、旅行。

 

私の通う学校はIB(国際バカロレア)を学習カリキュラムとしているため、テスト形式も公立校とは大きく異なります。G10(高校一年生)はPre-IBとしてIBの準備期間、G11(高二)とG12(高三)がIBを受講。G12の5月に受ける試験が最終成績となるのですが、その前にG11の5月、そしてG12の2月に大きな試験があります。この場合の大きな試験とは、全教科一斉に受ける試験なのですが、期末試験とはまた少し違い、エッセイなどを中心に1科目合計4, 5時間ほどをかけて数週間で終わらせます。

G11の5月に受ける試験はそれよりも少し簡略化されていますが、大元の仕組みは変わりません。勉強自体は楽しいのですが、負担はかなり大きく、この時期は全員かなり精神的に消耗していました。上の学年(G12)は同時期に最終試験を受けるため、もちろんG12の方が優先されます。予習をしていても採点などの優先順位は基本G12ですし、勉強場所もあまりずっと占領することはできません。テストへの準備期間もなく、テストの直前に新しい範囲を覚えるような授業スピードでもあったので、楽しさよりも疲れや苛立ちが先行していました。結果として特別悪かったわけではないのですが、今振り返るともう少し努力できたかな〜とも思います。

 

chirpspring.hatenablog.com

 

まあ、勉強は学生の本文なので疲れるのはしょうがない。逆に友達と一緒に勉強したり議論しあうことで色々な発見もありましたし、朝の試験に遅れないよう寮の中で起こしあったりするのも青春の思い出になったのかな。あと、試験の数週間前に学校の歴史の授業で海野宿に日帰り旅行をしました!海野宿自体は行ったことがあったのですが、説明しながら回る海野宿は再発見や新発見が多くあり楽しかったです。

海野宿にて

この時期は、プロジェクトにも注力しました。

学校のプロジェクトは3月のプロジェクトウィーク以降試験準備などであまり動いていなかったのですが、学校外でやっているプロジェクトはこの頃が佳境でした。6月に広島でイベントをやろうと数ヶ月準備をしていたのですが、イベント実施の1週間前に中止に。私たち主催者側にもちろん責任があるのですが、色々と遺恨が残るというか、釈然としないこともあり、後悔も反省も残る結果となってしまいました。それでも学んだことも多かったですし、あれがあったからこそ成長できたとも思います。考えることの多い数週間でしたし、今もその学びをいかせていると感じます。

 

chirpspring.hatenablog.com

 

そして、広島で企画していたイベントだということもあり、広島に久しぶりに行きました!私の祖父母の家が広島近郊にあるので、数年ぶりにおばあちゃんちにも行きましたし、なんなら10年ぶりに宮島と広島平和記念資料館にもいきました。

広島 宮島にて

広島 宮島にて


あとは友達と茨城旅行に行ったり、東京に行ったり。

数年ぶりに会う友達もいれば、学校でずっと生活していた友達と学校以外で会ったり。

旅行で充実した6月〜8月でした。色々と写真も撮れましたし、月並みな感想ではありますが、楽しかった!!数年ぶりに行く場所、会う人、読む本。新しく行った場所、会った人、読んだ本。最高でした!

茨城 車窓から

茨城 駅から見る夕焼け


2023年8月~12月

8月が二回出てきていますが、ここでの8月は8月中旬、学校が始まってからです。ISAKはインターのため、8月始まりです。よって、この8月から学年も新しくなり、G12(高校三年生)となりました。さすがにG12となると勉強がめっちゃ忙しくて、一つ課題が終わったら二つ進行中の課題があって、三つ課題が舞い込んで来るレベルでG12は基本全員死んでいました。会って最初の挨拶の言葉が、「今日はテストあるの?」だったりしました。

同時に、勉強って楽しいな、と思ったのもこの時期でした。もちろん大変なんですが、好きなことに関しての論文を書けたり、リサーチができたり。それこそ原爆についての論文を書いたり(日米での原子爆弾に関する教育を比較するというテーマでした)、太宰治の戦後の活動に関してレファレンスをしたり、歴史や文学に関する知見も増えた数ヶ月だったと思います。太宰に関しては夏休みから始めていたのですが、思ったより調べる内容が多く結局学校が始まってからも何回かやり取りをするほど。初めてちゃんとレファレンスを支えて満足でした!

勉強以外で言うと、将来に関して考えたり、またまた趣味に熱中したり、友達と色々話したり…。

将来に関しては、そりゃあ考えます。高校三年生なので大学受験とか受験とか試験とか色々ありますし。とりあえず海外大学(イギリスとアメリカ)を受験するのですが、今日(大晦日アメリカの願書は全て出し終わったのでとりあえず一安心。自分の好きなこと、興味、そういったものを特にこの2年間で見つけ、深掘ることができました。これからどうなるかはまだ受験も終わっていないしなんとも言えませんが、笑顔でブログに書けるような結果にしていきます!

 

そして、趣味にも時間を使うように…。

「また趣味かよ、受験生なのに」と言うツッコミは自分でも何回もしているんですが、どうしても止められません。大きく分けて、読書、落語、ダンスに熱中しました。読書に関しては、どうしても勉強やらなんやらでままならなくなった時に、1日一冊のペースで睡眠時間を削って読んでいました。睡眠時間の大切さなどはわかっていますが、どうしても精神安定のために必要でしたし、そのおかげで自分の進路もある程度定まったので大切な時間でした。

それに、軽井沢ブックフェスティバルや本日和など、本に関するイベントに何個か関わったことも読書の頻度を上げた理由の一つです。本が好きな人たちと会うと、どんどん読みたい本が溜まっていきますし、自分でも積読リストを解消しなければいけないという焦りに駆られます(笑)。

どちらのイベントもプロジェクト運営という面で学んだことが多くありましたが、それ以上に本への気持ちを再認識した点が重要だったな、と思います。どうしても読書量が年々減っていく中で、読書の大切さや豊かさに改めて気づくことができました。詳しくは以下の記事に書いてありますので、ぜひ!

 

chirpspring.hatenablog.com

chirpspring.hatenablog.com

 

落語は、何回も個人的にブームが来る趣味のうちの一つなんですが、またまたブームが到来。珍しく自分の住んでいる町で落語会が行われ、それが土日だったので家族で行ったことで自分の中で落語ブームが再到来し、結局火を鎮めることができずに秋には寄席に5年ぶりに向かいました。番組(顔づけ)もとても良かったこともあり、本当に大満足。そこから落語に関する本を図書館から借りて読み漁ったり、YouTubeで落語を聞いたり、Wikipediaで落語家のページをどんどんどんどんスクロールしたり…。

大学に行けば落語なんて絶対に聞けないと思います。ISAKを卒業したら、限りある時間ではありますができるだけ落語に行きたいです。波はあっても10年間落語を聞いていて、本当に自分は落語が好きなんだな、と。

 

chirpspring.hatenablog.com

 

そして、最後に欠かせない趣味となったのが、ダンスです。もともとダンスは好きですし、高校でダンス部に入ってからはダンスクラブにもかなり時間を使ってきました。この3年間で、じんわりと、でも確実に、ダンスは私の表現方法の一つになったし、「趣味」ではありますが、ちょっと特別なものになったかな。競技ダンス(社交ダンス)は習っていたけど、今やっている種類のダンスは習ったこともなく、初心者からはじめました。2年前の冬に初めて学校でダンス部として発表会に出て、1年前の冬に初めて振り付けを作るようになって、この冬には初めて東京のダンススタジオでダンスレッスンを2回だけ受けて。長野の山奥に住んでいてダンスを習うには限界がありますが、周りにはダンスが好きな友達がいっぱいいます。

ISAKという環境は、ダンスが特別に上手い人が多いわけでもなく、コーチがいるわけでもなく、成長しやすい場所とはいえません。でも、ダンスが好きな人たちと一緒にダンスができる場所です。私自身も初心者だからこそ、大学でダンスクラブに入ったら今以上に褒められることも、スポットライトを浴びることもないかもしれません。というか、ないでしょう。

だから、ISAKのダンスクラブを大事にしたいな。あと半年もないですが、色々なレベルの人たちと一緒にダンスに向かって楽しむ場所は貴重ですし、特別です。それに褒められるのとか、すごかったって言われるのとか好きですし、あと発表会は一回だけだけど、そこで存分に自己肯定感高められるように頑張りたいです(笑)!!

 

ということで、今年の振り返りはこんな感じ。

なんとなく、再発見、自分史の振り返りが多い一年だったかな、と思います。

10年越しに平和記念資料館に行けたこと。

6年間ずっと探していた漫画を揃えられたこと。

5年ぶりの寄席。

3年ぶりの作詩。

他にも、懐古というか、自分を振り返る時間、自分のルーツを探る時間がいっぱいありました。高校三年生という節目の年で自分を振り返り、自分を見つめ直せました。

 

chirpspring.hatenablog.com

 

2024年に向けて

新しいスタートを切らなければいけない来年は、どんな年になるのかな。

私の学年は、2024年卒業ということでClass of 2024と呼ばれます。2024という数字は、三年前から私の学年を表す数字でしたし、ついに2024になるのかと思うと少し感慨深い気もします。

 

意識していきたいことはいくつかあります。

 

自分の大切なものを大切に

今年は、人と意見をぶつかり合わせることも何回かありました。中には、多分まだ私が言いたかったことが伝わっていない人もいます。衝突以前より仲良くなれた人もいれば、もうほとんど話さなくなってしまった人もいます。

大切なものは一つに決められません。大切な信念、大切な思い出、大切な友人、大切な出来事。色々なものがあります。できるだけ、それらを取りこぼさないように。

でも、どうしても何かを選ばなければいけなくなったら、自分を蔑ろにしないように。

 

理想と現実は違いますし、乖離することももちろんあるでしょう。

だからこそ、自分の中で優先すべきものをしっかりと持って、自分の軸を壊さないように、必要以上に譲らないようにしていきたいです。

 

そこまで深刻なことでなかったとしても、例えばダンス、読書、落語、あと私は競馬を見ることも好きなので、時には「そんなダンス/読書する意味ある?」とか「落語/競馬見るなんて変わってるね、どこが面白いの?」とか言われる時もあります。まあ、特に落語に関しては周りに落語好きがほとんどいない(強いていうなら家族?友人で落語に関して語り合える人はいません。)のでしょうがないですが、そんな時に好きなものを堂々と好きって言っていたいです。もうこれは割とできるようになってきてはいますが、やっぱりたまーに言われると、対応できなかったりするので。

自分の好きなものに正直に、自分の気持ちに正直に!

 

やり残したことがないように

もし本当に海外大学に行くことになったら、今普通にできていることができなくなるかもしれません。食べ物やお店はもちろん、落語を聞くだとか太宰について語り合うだとか会いたい人に会うだとか。

それに、当たり前ですが5月の試験に向けて今以上に本腰を入れていかなければいけません。後で、「これをもっとやっておくんだった」と後悔しないように。

勉強はもちろん、学校で、今の友達と過ごせるのも後少し。私の学校は試験が終わったらその翌々日とかにもう卒業式→寮を追い出されるので、気づけばすぐに離れ離れです。ダンスを友達と踊ることも、夜中まで話し合うことも、ラーメンを作って一緒に食べることももうなくなります。

やり残したことがないように。気をつければできていたことで後悔したくないですから。

 

辛さを楽しさにできるように

そして、多分ですが、新年は辛いことも多くなると思います。

まずは勉強することが辛く感じる時期がやってくるはず。どんだけ勉強が楽しくて、勉強が好きでも、もう嫌だ、って感じる時はまず間違い無くやってくるはずです。

その後、友達や先生との別れがやってきます。

そして、大学では(ちゃんと入れたらですが)、新しい環境に慣れていくのがまず辛いんじゃないかな。もともとコミュニケーションをとることに苦手意識があるので、避けられないはずです。

そんな辛い時に、できるだけ辛さを楽しさに変換できるようにしたいです。辛いだけだとやっぱりつまんないというか、楽しくないので。ピンチをチャンスに、なんて言葉がありますが、辛いと感じる時は自分が成長できる時ですし、楽しさに変えられれば、より成長できると思っています。

色々と楽しいことや悲しいこと、嬉しい時や苛立つ時などはあると思いますが、最終的に「楽しかったね」って笑顔で言えるような一年にしたいです。

前向き大事!!

まとめ

ということで、書きたいこと、思い出してきたことは数えればキリがないですが、明日の朝は早いのでここら辺で筆を置きます。

この記事を書くのももう6回目、ブログ自体はそろそろ7年目に突入です。

色々と書いてきましたが、このブログも私の中ではよりどころの一つです。ダラダラと駄文を書いていても読んでくださる皆様がいるからこそ、自分の頭も整理できますし自分の感情も整理できます。

いつも本当にありがとうございます。今年、私や私の周りに大きな怪我や不幸などがなかったことに心から感謝を。そして、来年私や私の周り、そしてここまで読んでくださっている皆様が健康でいられることを願って。

最後までお読みくださりありがとうございました。いつも支えてくださって、本当にありがとうございます。新年が皆様にとって良い一年となりますように!