前回は、小学校に行く前までを話しました。
今回は、小学校に行った後、どうなったのかを話します。
私は、エクセターの公立学校に(時間はかかったけど)無事に行くことができました。
私の親が、学力などを評価したオフステッド(ofsted)の高い学校よりも、移民の方たちを大勢受け入れているところを選んでくれたので、私と似た境遇の子もいて、気楽でした。日本人も、私が来る一年前にはいたそうです。でも、私のいるときにはいませんでした。
最初の一週間は、午後から、2週間目からは朝から行きました。
初めて教室に入ったときは、中国人の子から「She is chinese!」(彼女、中国人だ!)と言われたり、名前を英語で書いているときに、先生に止められたりと(イギリス人に比べて、長いから?)、いろいろ大変でした。
先生が、クラスの学級長的な存在の子にこの子の世話をしてと頼んでくれたので、最初の授業は、その子に単語の書き取りを見てもらうという内容でした。また、そのクラスには、外国人が多く、特別に英語がわからない人のための英語学習レッスンをみんなが学習している間にやっていたので、そのクラスに参加しました。イギリスの小学校では筆記体を使っていました。なので、アルファベットも一から書き直しでした。トホホ… まず、Weや、Theyなどの単語を教えられ、そのあと名詞を教えられました。
突然、自分の意思を伝えなければいけないときは来るので(例えばクラス会の時など、私は指されても何もわかりませんでした)、できるだけ、動詞なども覚えた方がいいと思います。また、hide and seek (かくれんぼ)など共通の遊びは言葉を覚えておくと遊びやすくなるのでいいんじゃないかな~と思いました。
私が小学校に行ったときは、2週間目の金曜日に休みました。疲れたしまって、英語から逃げたかったからです。イギリスでは、正当な理由なく休むと(帰国する、誕生日、旅行 etc)、罰金を払わなければいけないので、校長先生に親が呼び出され、以後こういうことがないように指導されたようです。罰金にならなくてよかったです。でも、それがいい気分転換になったので、次の週からは一層専念できるようになりました。
私が思うに、英語を学べる環境が大切なんだと思います。家で勉強しているときは、私はすぐに本を取ってしまいます。だけど、英語しかない場所に放り込まれたら、英語を勉強するようになりました。
今まで(序幕も含め)見てきて大切なことは、
- 英語に慣れること
- 環境を整えること
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