今回は、中学校で起こった私にとっての事件について書こうと思います。
私は、中学は「日焼け止めクリーム」の件から、(こちらをご覧ください)
中学校は頭が固いのだと思っていました。しかし、今回ある事件が起こり、それについて国語の先生に投書したら、私の意見が通ったので、中学のイメージが変わってきました。
まず、事件のあらましをご紹介して行こうと思います。
中学校に入ると、算数が数学になったり、図工が美術と技術になったりと、新しい教科が増えてきます。だけど、授業名がかわらない教科ももちろんいくつかあります。その中の一つが、国語です。今回は、国語の授業のときに起こった事件について書きます。
皆さんは、国語の授業の「宿題」として漢字練習をやった事がありますか?私は、漢検をとっておきたいという考えもあり、結構漢字を勉強していました。そのおかげで、今は中学在学程度の漢検4級を持っています。数字を見ると、何だそれだけ、と思うかもしれませんが、これは英検と並行しながらだったので、私的には輝いて見える結果です。
漢検4級という、明確な資格は持っていなくとも、中学校一年生なら、小学卒業程度の漢字はほぼ全部かけるという人は多いと思います。特に、私のクラスには出身小学校が同じの人が三分の一居るので、少なくとも、三分の一は小六程度の漢字が書けるという確信がありました。
私が何を言いたいかというと、「私たちは中1なのに、小一の漢字から勉強しろ」といわれたという事です。
先生が私たちに宿題として出したのは、「毎日8個の漢字の部首・画数・意味・代表的な言葉、またその漢字の不安な所の練習」でした。私も、これがすぐに終わるなら、まだ許容できました。しかし、一日四十分もかかるのです。たったそれだけと思うかもしれませんが、理由をお見せしましょう。
一日24時間だとすると、引くのが日常的な物が
- 睡眠時間(9時頃から5時頃、日によって変わるが、だいたい8時間)
- 学校にいる時間(8時から4時頃、部活は省く、8時間)
- 朝の準備時間(学校の支度、朝食を食べたり、外で運動等、3時間)
- 夜の就寝準備時間(夕食や風呂、歯磨きなどの身だしなみ関係、1時間半)
- 英会話レッスン(三十分)
という事で、この時点で残りが三時間半。ここから他の宿題やお手伝い、その他も含めると、残りが二時間ほど。
なので、ここから四十分の削減は非常に痛いのです。
それも、知っている漢字にこんな時間は使えないな、と思って、投書をする事にしました。
内容は、
- この漢字の宿題は、時間が多い割に得る物が少なくてきつい
- 私は、今漢検4級を持っていて、3級に向けてがんばっている
- なので、四十分の宿題は積極的にはやりたくない
- という事なので、私だけ漢検三級の勉強をやらせてもらえないだろうか
という事です。
私は、本当は皆の宿題を10級に比べて難しい漢字にしてもらえないだろうかと思ったのですが、父がいうに、「全員が難しい漢字をやりたいとは限らない。どうしても皆の宿題を変えたいのなら、学年の過半数が難しい漢字をやりたいと思っている証拠をつかんできた方が良い。」という事でした。そして、私は、
- 三級の試験まで時間がないから早くしたい
- 確かに一人の方が例外として通りやすそうだ←通ったら、他にやりたい人が自分で頼めばいい
- 過半数も集められるか不安
という考えから、自分一人でお願いしたのです。
結局、その結果は手紙を渡した二時間後に出ました。返事は、「OK」でした。
私は、それまで中学の事を、校則などのイメージだけから、頭が固いと思っていました。しかし、全部を見ずに決めてしまった私の方が頭が固かったかなと思いました。とりあえず、自分の願いが叶ってよかったです。
今回は、何日も更新していなくてすみませんでした。最後までお読みくださりありがとうございました。