うぐいすの音

17歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

半年ほどネットで勉強していました:edXでハーバード大のCS50を受けてみて

 こんにちは。新年になったのに、全然ブログをかけていません…。

ちゃんと時間を見つけて描いていきたい!

 

目次

 

今日は、前々からやっていたことについて書いていこうと思います。

それは、edXのコース、ハーバード大学のCS50という授業を受けたことです。

 

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まずはこのコースについての説明、そしてなぜ受けたのか、その後に受けてみてどう思ったか、について書いていこうと思います。

 

 

私が受けたコース、edXのCS50とは?

このedXとは、160以上の大学が合計3000以上のコースを提供している無料のオンライン学習サービスです。(有料コースもあります。)

ハーバード大学マサチューセッツ大学、オックスフォード大学をはじめとして、世界各国の大学がコースを提供しています。

日本からは、東京大学京都大学早稲田大学や東京工科大などがコースを提供。

これらの大学の提供するコースから一つを選んで、講義を見たり課題を達成したりして終了させます。

 

無料コースだと授業の動画を視聴するのみとなるはずです。

動画は再生速度を変えることもできれば英語の字幕を出すこともでき、YouTubeの動画によく似ています。

 

有料コースだと、動画視聴の後に幾つかの課題が設定されています。

それらの課題を全て終えれば次に進むことができ、全てを達成した暁には修了証明書がもらえます。

この修了証明書はPDFでももらいますし、pngの形でもらってそれをそのままSNSなどに投稿することもできます。

私が受けたコースは、大体2万円ぐらいかける有料コースでした。

他の方のサイトなどを見ていると1万円という記述もあったため、もしかしたらコースによって違うのかもしれません。

 

このedXの中には先ほども書いたようにさまざまなコースが提供されています。

私の選んだコースは、ハーバード大学が提供しているCS50というコースでした。

こちらのコースでは、コンピューター科学の入門を学べるようになっています。

具体的にいうと、C言語をはじめとした代表的なプログラミング言語を勉強し、その過程でコンピューター科学とは何なのかを含めた概念を学びます

 

 

*コースの内容*

week1から始まって10週分の講義があり、その分課題も10週分ありました。

それに加えてFinal Projectと言って、最後の「講義なしで自分なりに学んだことを使って何かを作ってみよう」という課題もあります。

それらを全てコンプリートすると、証明書をもらうことができました。

 

以上が、私のとったコースの説明です。

プログラミング知識0の私がとっても一応終了できたので、誰でも受けられる本当に「入門的な」コースとなっています。

 

コースを受けた理由・終了するまで

それでは、ここからはなぜコースを受けたのか、そして終了するまでの道のりについて話していきます。

 

まず、このコースを始めたのは5月の中旬でした。

 

私の入っている高校は夏からだったので、中学卒業後空白の時間が4ヶ月ほどあったんです。最初の1ヶ月は何をやればいいのか全くわからず、少し本を読む程度であまり何もやらずに時が流れ…。

これではいけないと何かを始めようとした結果、edXを見つけてコースを受けてみることにしました。

 

プログラミングにもともと興味もあったため、「入門的なプログラミング」という言葉とハーバード大学という言葉に惹かれて(笑)、CS50を始めることにしました。

私のいる高校が全て英語の授業のため、その授業をしっかり受けられるためにも、英語でしか受けられない授業を受けておこうと思ったことも理由の一つです。

 

たいてい私はこういうものはすぐに辞めてしまうため、お金をかければ責任を感じてやるだろうと親と話し合い、お金を出して修了証をもらえる有料コースに申し込みました。

 

ということで、5月のこのコースをはじめ、思った以上の難易度に苦戦しながらもなんとか高校入学までにweek8までは終わらせることができました

ですが、7月後半から始めたweek9の課題が難しくて難しくて…。

いくら時間をかけても、プログラミングのできる人に聞いても進展があまりなく、もうやる気も失っている状態で高校入学となってしまいました。

 

そうなったら、高校で次は忙しくなってしまいCS50の方に回す時間も無くなっていきます。

結果的に、week9やFinal Projectを含めて全てが終わったのが12/31。

晦日で、本当の本当にギリギリでした。

 

コースで修了証を取るための認証は、受講を始めた年の一番最後までに終わらせなければいけなかったため、コースも含めて全てを12/31に終わらせようと思っていたんですが、

結果的になんで高校入学前に終わらせなかったんだろうと悔やむ展開となってしまっていました。

もう終わらないかなとも思っていたので、12/31までに終わらせることができて本当によかったです!

お金を出してもらっているんだから終わらせなければいけないという思いが強く働いたので、結局は目論見通りだったのかも(笑)

 

 

コースを受けての感想

それでは、コースを受けてみてどう思ったかについて書いていこうと思います。

 

とりあえず声を大にして言いたいのが、

難しい!!!!!

ということ。

 

特に、Week9とFinal Project!!

Week9は単純に課題が難しいです。

2021年のweek9では、一つのウェブサイトを作らなければいけませんでした。

お金の出し入れができて、買い物ができて、履歴が見れて、アカウントを作れて…。

実用できるやん!みたいな感じのウェブサイト。

 

これが1ヶ月ぐらいかかってもできなかったから、やる気があんなにそがれたんです…。

 

と言っても、私にももちろん悪かった点はあります。

講義が全て英語なので、しっかりわかるというよりは70~80%ほどできたらそれで満足、という形で毎回講義を受けていました。

あと、2時間超の授業を動画という形でずっとみているのは正直辛いです。

2時間40分とかになると、もう理解するだけで半日使う…ということもあり。

オンライン&全て英語&長時間で、かなりかなりきつかったです。

 

Final Projectは、正直時間を気にしながらだったのであまり完成度としては高くないです。

これで合格になるかドキドキしながら提出したぐらいなので、修了証をもらったときは本当に安堵しました。

ただ、自分でこれからも使えるものを作ったつもりなので、それ自体は作ることができてよかったです。

 

内容はなんとか理解できるレベルで、習っていて普通に面白かったです。

なんでこうなるんだろう…と思ったところは、動画の中でたいていハーバード大学の講義を生で受けている方達が質問してくれましたし。

 

*ちなみに、ハーバード大の講義を受けている学生の方がに本当にびっくりしました。たいてい質問が出るし、全て的をいたもの。活動的というか、内容の濃い授業でした。先生のみでなく生徒が授業を作る一端となっていることが十分にわかりましたし、なんとなく毎回質問してくる生徒として最後の方は認知している人もいました。

 

構造というか、コンピューター科学の仕組みやプログラミング言語の違い、成り立ちなども語ってくれていてとても面白かったからこそ、なんとか続けることができました。

 

課題は、たいていlabと言って小テストのようなものがあり、それと一緒になってpsetと言われるしっかりとした課題があります。

例えば、Week6だとしたらLab6とPset6を解かなければいけません。

それぞれにふたつ課題が出ることもあれば、選択式でLab6の中ではこれとこれから選んでいいよ〜などの選択式になることもあります。

 

内容がしっかりわかればあまり難しくはないのかもしれないし、わかっていても内容はやっぱり難しいのかもしれないし…。

入門とはいえ、もともと知識がある方がやっぱりやりやすくはあると思います。

それでも勉強するプラットフォームをはじめ質問できる場所など色々と用意されていたためありがたかったです。

 

 

最後に

結果的に修了証をもらうこともできましたし、学びにもつなげることができました。

途中はどうなるかと思いましたが、なんとか終わって良かったです。

このブログにも、自分に対する嫌がらせのようにコースをはじめた当初から「報告できるといいなということがあります」とか書いていたので、本当にここでいうことができて良かったです。

「ご報告」とか言っておいて別に超重要なことではないのですが、自分としては「あのハーバード大学の授業についていけたんだぜ!」的にかなり嬉しいことだったし、大きいことだったので、ちょっと大袈裟にいってきました。

自分に対するプレッシャーにするためにブログにも書くという狙いが最初はあったので、有効活用できたのかと…。

 

これからも何個か受けてみたいコースがあります。

有料にするか無料にするかはこれからの自分の学業との相談ですが、少なくとも知識を蓄えておいて損することはありません。

 

単純に勉強って楽しいですし、今回のコースでも苦労する中でそれを実感してきました。

この、学んだプログラミングの知識が、どこまで私の中に留まるかわかりませんし、復習していなかったらすぐ忘れてしまうと思います。できるだけ忘れないように、自分で「CS50終了させたんだから!」と自分を奮起させるためにも、続けて努力していきたいなと思います。

 

ということで、今回はedXを使ったハーバード大のCS50についてブログを書いてきました。

これで、一つ2021からの肩の荷が降りた感じがします。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。これからも勉強含め、趣味含め、頑張っていきます!!!