うぐいすの音

15歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

山口絵里子さん『裸でも生きる』、読みました!

 こんにちは!暖かくなってきましたが、この後また寒波が来るのかどうなのか… 親も悩んで冬用タイヤ(スタットレス)を変えるべきか迷っています。

 

 今回は、久しぶりのブクレポ投稿です!この前知人に勧められて読んだ本なのですが、感想を書いていこうと思います。

 読んだ本は山口絵里子さんの『裸でも生きる』(文庫版)です!

勧めてくれた人は、東京にいた時の中学校で、当時英語の先生だった方です。残念ながら教科担任ではなかったのですが、教科担任の先生もべた褒めしていた人でもあり、さらには色々とお世話になった先生でもあります!いまだに連絡を取り合えているのですが、しっかりと会えてはいません… コロナが落ち着いたら是非会いたいです!

 

 『裸でも生きる』は、山口絵里子さんが自分の半生を描いた本です。この本では、山口絵里子さんの幼少期から、途上国発ブランド「マザーハウス」を立ち上げるまでの話が書かれています。

f:id:chirpspring:20210405132009p:plain 

 

 とっても簡単に書くと、

  • 小学校→いじめられる
  • 中学校→非行に走る
  • 高校→男子柔道部に入って全国7位になる/偏差値40ほどの工業高校から死に物狂いで勉強し、慶應大学に合格
  • 大学→開発部にのめり込み、4年の時にインターンアメリカの国際機関にいく

その後、インターン中にトップと現地との認識の差に驚き、バングラディッシュにそのまま渡航。その後、バングラディッシュの大学院に入学しました。「自分たちが与えるのではなく、彼ら自身が対等に先進国と関わる」というのを理想に掲げ、株式会社マザーハウスを立ち上げました。

 本の中には、幾度もの裏切り、失敗を乗り越えながら現地でのつながりを作り、「現地特有」というのをもっとも大事にした中で商品を作っていく山口さんの姿が描かれています。

 

 本を読んで、単純に思ったのが、「この人の行動力やばすぎる…」ということでした。行動力だけでなく、その持続力、忍耐力、機動力、本当にびっくりしました。シゴキという言葉だけでは甘すぎるような仕打ちを顧問にされても諦めず、全国で柔道7位になったり、Googleで「アジア 最貧国」と調べた一週間後にはバングラデッシュ行きのチケットをとっていたり、本当に何がここまでこの人を突き動かしているのか…と言いたいような人でした。

 

 この頃、人の人生はそれぞれ主観的に見れば全てドラマのようなものだな、と思います。その中でも、山口絵里子さんの話は作り話ではない分、ある意味恐ろしく感じました。人間やればここまでできる、というのを見せつけられているような気もしました。

 

 考えなしなのかと思ったら考えているところは考えていて、感情的なのかと思ったら地道にやることは地道にやって、読んでいる間もこの人の人間性に振り回されたような気がします。

 

 特に私が読んでいて面白かったのは、最初に山口さんが商品を発売した後のことです。山口さんは、植物の茎から取れる線維であるジュートを使ったカバン作りをしていました。そして、ついに店やネットで販売が開始しました。

 そしてテレビなどでも取り上げられるようになったのですが…

取り上げられるのは商品ではなく、山口さん自身について。商品を注文して宇陀さる方からのメールを見ても、商品をもとめているのではなく、その商品ができるまでの過程に注目していたり、「発展途上国に対する助け」と認識していたり、話題性がなければ商品としては見られていないのではないかと思うように。

 

 そこから、商品の質を高めるために山口さん自らがカバン職人になるための育成校で勉強をはじめました。結局、その学校もしっかり卒業し、色々と辛いことはあったものの最終的につても使っていい商品を作り上げていきました。

 

 私なら、ストーリー性があることに甘えて、まずはストーリーで注目を集め、その後品質をあげればいいや〜と考えそうですが、この人はそれでは満足せず自ら学ぶことで質を上げていくという手段に出ました。

 

 

 

 正直、私は「熱血教師」みたいな響きがあまり好きではなく、この本も表紙を見たときに、「ああ、ちょっと熱血な感じかな…」と思っていました。

 でも実際読んでみたら、熱血は熱血だけど、そこに意識を回せないくらいの疾走感で話が進んでいき、「好き、嫌い」とか言えないほどのすごさに圧倒されました。

 自分の道を模索しながらも突き進んで最終的に自分の考えたことを突き通すところが、真似するのは難しくても、こういう人もいるんだな〜という感想につながりました。完璧に同じぐらいの行動力は持てませんが、それでも少しは自分なりに動いてみるきっかけにできたらな〜と思います。

 考え方や、行動の仕方など、至極真っ当で納得できるところも多く、学校で「こうすべき」と道徳で習うようなところをかき集めて少し極端にした感じに思えました。

 

 

 『裸でも生きる』は3巻まで発売されているのですが、まだ1巻しか読んでいません。図書館などで見つけ次第、続きも読んでいきたいです。

 贈ってくれた先生、本当にありがとうございました!考えさせられる本でした… でも、考える前に圧倒されたというおが一番の印象なので、繰り返し読んで自分なりに見習っていきたいです!

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。ブクレポを書くんはとても久しぶりでしたが、書く力が落ちてるな、、と思います。書いていない記事のスタイルはすぐに書けなくなりますね。そこまで上手いわけでもありませんでしたが、もっとブクレポを書いていきたいです!