うぐいすの音

17歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

近況報告&ブクレポ『桜木杏、俳句はじめてみました』

 こんにちは。と行ってももう夜ですね…

という書き出しを、昨日も書いた気がします(笑)今日は、近況報告&ブクレポを書いていきます!

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目次

 

今日も疲れました(目次にするときどういう見出しが適当なのか、毎回悩みます笑)

昨日に引き続き、今日もうぐいす家(の一部)は外に行ってきました!近くの山を登ったんですが、あまり高くはない割に眺望はとても綺麗で良かったです!

 

 …ですが、もともと根っからのインドア派のうぐいす家。今日は昼ごはんを食べた後で、気づいたら数時間寝てしまいました。昨日も夜まで起きていたのに朝からの出発だったので、まあしょうがないですよね。

 ということで、このブログももっとゆっくり書けるはずだったのが、時間がなくなり夜の遅い時間になってしまいました。少し軽めの記事になると思います。(昨日もそうなる予定が、気づいたら文章だけでもかなりの長さに…。今日もどうなるかわかりません。)

 

やりたかったこと、今はできている?中間報告的な

 あ、ちなみに、少し前に「やりたいこと!」みたいな感じで二つ記事をあげたと思います。

 

chirpspring.hatenablog.com

chirpspring.hatenablog.com

 

このうち、英単語と歳時記からの単語は、毎日はやれていませんが、二日に一回のペースではできています。また、歴史の勉強も平日は毎日やっていて、塗り絵や数独、字の練習などで時間を潰すという案は、塗り絵はやれているものの、後の二つはやれていません。明日からの一週間で習慣化したいです!

 二つ目の記事に書いた、インスタグラムの投稿。去年の春から男女平等関係の情報をインスタグラムにアップしていますが、それもなんとか記事をあげた翌日からは毎日(といってもまだ片手で数える程の日数ですが)やっています。これは、ちょっと1日ごとに作っていると忘れそうなので、まとめて投稿の写真を作ることを考えていきます。特に有益な情報になっているかはわかりませんが、数をこなせばある程度の結果はついてくると思うので、まずはこの始まった投稿を辞めずに続けることが一番です!

 

アクセス数やはてなスター、本当にありがとうございます!

 数をこなせばある程度…といったところで、思い出しました。今月のアクセス数が1000を突破しました!!一月で1000を突破するのは、久しぶりな気がします… 

 4月に入ってから投稿頻度も今までより上がったとは思いますが、やはりこうして数字として結果が見えてくるととても嬉しいです。気にかけてくれる読者の皆様、本当にありがとうございます。

 この投稿が215番目の記事なのですが、250記事に到達したらそこで100記事の時のようにまとめ記事を書いていこうと思っています。それまであと35日…

一日一回更新が途絶えなかったら、一月と少しで到達します。とりあえずはそれを『小さな目標』として、頑張っていきます!

 

 

ブクレポに入ります!

 とりあえず、今回はこの前読んだ本の感想でも書いて簡単にまとめようとしたら、前書きだけで意外とかけちゃいました(笑)

 今日紹介するのは、『桜木杏、俳句はじめてみました』という本です。堀本裕樹さんの本で、文庫本。あまり厚くないので、私は図書館から家に帰る途中とかに読みました。軽い読み物としてオススメです。

 

桜木杏、俳句はじめてみました (幻冬舎文庫)

桜木杏、俳句はじめてみました (幻冬舎文庫)

  • 作者:堀本 裕樹
  • 発売日: 2019/12/05
  • メディア: 文庫
 

 

 この本は、名前から分かる通り俳句にまつわる本です。主人公が母親に連れられて、近所の句会「いるか句会」に連れてこられます。そこで色々な職業や年齢の人に会い、句会の中で俳句について学んでいくという俳句の入門書のようなものです。初心者である杏と一緒に俳句が学べます。ただ、恋愛要素も入っていて、俳句入門書といった面を目的にして読んでいたら少し恋愛要素がうるさく感じられるかもしれません。

 私は「小説+俳句」という印象で読んでいたのであまり感じませんでしたが、親は俳句の知識を主に読んでいたので、想像よりも軽かった、といっていました。

 

主人公の周りの人間関係と、俳句がうまく絡み合う物語

 主人公の恋愛模様ももちろん、主人公の周りの家族の関係性なども俳句を通して変わっていくところがあるので読んでいて飽きません。また、俳人として知っている名前も多く出てくるので、自分の持っている知識と本の内容が結びついた時が面白いです。作中句会のメンバーが吟行に行くのですが、それがとても面白そうでした。

 いつものように句を準備して句会に行くのではなく、みんなで旅行してそこで感じたことから句を詠む。これができたら、楽しいんだろうな〜と思います。

 本の中では、俳句を紹介するだけではなく、句会メンバーが読んだ句を選評して、なぜその句を選んだのかを説明しています。それを聞いていると、自分の想像力のなさが浮き彫りになるというか、もっと勉強しなきゃダメだな〜、という気になりました。

 でも、俳句って別に身構えなくてもいい、というのは伝わってきました。ぽっと出の女子大生(杏)でも、こうやって楽しめる。最後には、秀逸な句を読める。そういったストーリーが面白く、その上俳句についても学べるので、俳句が苦手な人ほど楽しめる(本が好きなら、ですが)んじゃないかな、と思います。

 

 杏は、まあ、センスが良かったんだろうな、とは思いますが、歳時記を買いたくなりました。本を読む少し前に、親が車の中でその時降っていた雨を「花散らしの雨」と表現したことから歳時記を図書館で借りましたが、歳時記を読んでいても、この『桜木杏』を読んでいても、歳時記ってやっぱ面白いな、と思います。ちょっと親にねだってみようかな…。でも、瞬間風速的なものな気もしないではないからな…。と、悩み中です。

 

 さて、ということで、今回は雑記&ブクレポをやってきました!こういう風にトピックが多いと後でカテゴリー分けするときに悩みます…(笑) 雑記がいいのか、それとも読書レビューのカテゴリがいいのか。とりあえず読書レビューの方に入るんじゃないかな、と思います。今回は時間的にも短いブクレポでしたが、もっと書きたい記事はいっぱいあるので、明日からも一日一更新、できる限り頑張っていきます!

アルプス安曇野公園に行ってきました! -写真バンバン貼ってくだけの記事

 こんにちは!と行っても、もう夜ですが…(笑)

今日は、とっても手抜きの記事になります!家族(一部抜き)で行った安曇野アルプス公園の感想を、写真とともに書いていくだけの記事です。

 

 今週は、私の家族は全員学校や職場でよく動いたため、とても疲れていました… なので、慰労会ということで金曜日に外食に行ったんです!

そこで、「明日花を見に行かない?」と言われ、この頃写真を撮るのが好きになってきた私は、「いく!」と答えました。でもしっかり聞いたら、移動時間は数時間、しかも午前中に行くということで、朝早くに起きなければいけないという強行スケジュール…

 運転するのは私ではありませんが、ちょっと行く前からげっそりしました(笑)

 

 何はともあれ、その提案に乗って、家族(一部きませんでしたが)で国営アルプスあづみの公園に行ってきました!

 

 ちなみに、今日しっかり知ったんですが、安曇野は「あずみの」ではなく「あづみの」というのが正しいらしいです。もともと「あづみの」表記で、由来はその地域に引っ越してきた豪族安曇氏だとか。昭和時代に、「づ」を「ず」に、「ぢ」を「じ」に、という「現代仮名遣い」が制定されています。なのでてっきり、安曇野も「あずみの」とかくと思ったら、

歴史や文化に深いかかわりをもつものについては「歴史的仮名遣いは尊重される」

となったらしく、今でも「あづみの」と「づ」が採用されているんだとか。

ここに書いた情報は全て下記のページの商法をお借りしたものなので、気になった方は調べてみてください!

mainichi-kotoba.jp

 

 国営アルプスあづみの公園は、その名の通り日本アルプスの麓にある公園です。安曇野市にある堀金・穂高地区と、大町市松川村にある大町・松川地区の二つに分かれていて、どちらもかなりの広さがあります。今日私たちが行ってきたのは堀金・穂高地区です。

 池や段々花畑があるほか、展示館や広場、休憩所に子供用の遊び場など、いろいろなものが併設されていて、かなりの広さとなっています。3〜10月にかけていろいろな花を見ることができ、私たちはチューリップと菜の花を楽しんできました。他にもレンギョウやアヤメからヤマアジサイヤマハギ、リンドウやコスモスまでいろいろな種類の花が季節ごとに楽しめます。

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 一言にチューリップと菜の花といっても、公園を一周するだけでもかなりの距離があり、特に今日は日差しがとても強かったので休みながら回りました。名前にアルプスとついてるだけあって、日本アルプスがとても良く見えます。常念岳という山があるのですが、その山が一番良く見えるのではないでしょうか。他にも山がいっぱい見えて、いつもは遠くから見ている雪をかぶった日本アルプスを間近で見られることが嬉しかったです。こんな景色の中で毎日を過ごすってどういう気持ちなんだろう…と思いました。

 

 チューリップは、田園文化ゾーンというところに植わっていて、いろいろな種類のチューリップが歩道沿いに並んでいる姿は圧巻です。甲信地方最大のチューリップ畑らしく、93品種30万球というスケールの大きさでした。

 「風景の扉」や「大きなチューリップ」など、フォトスポットも用意されています。流石に並んでいる人がいたので写真は撮りませんでしたが、「大きなチューリップ」で写真を撮っているところは『親指姫』の挿絵になりそうで綺麗でした!日向にあるチューリップは、もう見頃過ぎのものも増えていたので今週いっぱいが見頃かもしれません。

    

 

 パンジーは、「ない色がない」と言われるぐらいにカラフルな花と知られていますが、チューリップもなかなかのものでした。黒いチューリップがあることは「楽しいムーミン谷」のアニメを小さい時に見たことで知っていたのですが、多分見るのは初めてです。(ムーミンめっちゃ好きです。)

 クイーンオブナイト(Queen of Night)というかっこいい名称のチューリップで、数は他に比べて少なかったものの、黒のチューリップが並んでいる様は見ていて綺麗でした。他にも、赤と白の原色に近いチューリップが並んで紅白合戦をやっていたり、縁だけ違う色のチューリップがあったり… 

      

 

 私が好きだったのはシルバークラウドという品種のチューリップです。シルバーとありますが、少し薄い紫に見えました。とても淡い色で、でもほのかに桃色も混ざっていてとても綺麗でした。

 

 

 また、8分咲きのチューリップなどを見ると、「これはもうチューリップではないね…」という感想になります。イメージするチューリップは、やっぱり開きかけの状態なので開ききったチューリップを見ると、自分の知識の無さにびっくりしました。でもあまり見たことのない状態がみれて、嬉しかったです。

 

   

 

 

 そして、そこから車で少し移動した後に歩くと菜の花畑が!段々畑になっていて、そこに菜の花が植わっています。一応「棚田」となっていたので、多分畑ではなくコメが植わっているんだと思いますが、菜の花が植わっている横にあったのでしょうか… 「もう段々畑でええやん」という感想になりました。イマイチその二つの違いがわかりません。コメじゃなかったら全部段々畑でコメだったら棚田なのでしょうか…

 

 菜の花畑もとても綺麗でした。一面に広がる菜の花を楽しんでもよし、上の方に登って菜の花畑と町の景色を楽しんでもよし。まだ桜も少し残っていて、とても綺麗でした。ただ、やっぱり蜂が多いです… 不慣れな人は長袖で行ったほうがいいかもしれません。いたるところから羽音が聞こえてきて、少しだけ不安になりました。

        

 

 

 かなり広いですし、ガイドさんなどもいるので家族で行くにも1人で行くにも楽しめると思います。カメラを抱えた人も何人も見ました。こういう景色にいところに行くと、カメラが欲しくなるのですが、どうせ長続きしないと思うので結局買わないという…(笑)

 今の時期(4〜5月)は、チューリップも菜の花も見頃ということで、行く価値ありだと思います!4月下旬ならどちらも見れていいのではないでしょうか。公式サイトに見頃の花が載っているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

www.azumino-koen.jp

 

 それでは、本文はここまでですが、いろいろと写真を撮ったので供養としていくつか文の終わりにあげておきます。弾丸旅だったし、ずっと車で座っているのもかなり疲れましたが、とても楽しめたと思います!

 あ、一個だけ愚痴らせてください。車の中で、私が好きな曲をかけたかったので、了解をとって機器を持って行ったんですが、それがカーオーディオとうまく接続できなくて… 結局自分のスマホから直で流すことになりました。そこだけは残念でしたね…

 最後までお読みくださりありがとうございました。こんな時期ですが、車で、屋外で、しかも人も多くはないということで、行っても楽しむことができました。子供用のアスレチックみたいなのもあって、恥ずかしながらすこーーーしだけやってきました(笑)童心にかえるということで恥ずかしかったけど思い切って遊んだら楽しめたので良かったです。

 

            

 

朝井リョウ『何者』読んでみました。

 こんにちは!2個前の記事でも書いたように、このごろ本をよく読んでいます!図書館にほぼ毎日行っているのですが、館員さんに覚えられてそうで少しこっぱずかしいです…(笑)

 

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 さて、今日もブクレポをやっていきます!今回紹介するのは朝井リョウさんの『何者』です。直木賞を2013年に受賞された作品で、就活にはげむ大学生5人を、5人のうちの1人で、演劇に携わっていた拓人の目線でみたものです。

 

目次

 

本の紹介、あらすじ

 この本は、一応青春小説に入るんだと思います。でも、読んでいて「青春!」と行った爽やかさは感じませんでした。就活という人生の一つの転機と、SNSを題材にした物語です。

 

何者(新潮文庫)

何者(新潮文庫)

 

 

美山大学演劇サークルで脚本を書いていた拓人と、そのルームメイトであるお調子者のバンドマン、光太郎

光太郎の元カノでインターンも経験していた瑞月に、瑞月の留学仲間で拓人たちの部屋の上の会に住む理香

理香と同棲して、就活を否定しながらも焦りを感じている隆良

 この5人が中心となって物語は進みます。5人は、理香の部屋を「就活対策本部」とし、エントリーシートの進め方や就活に使う手段などを相談しながら就活を進めていきます。

一見仲がいい風景ですが、SNSで発信する言葉や面接で会った時の行動などから見えてくる本音があります。

そう行った本音から徐々に他人に対する印象も変わり、内定をもらった人が現れたところで色々な思惑というか、考えていたことが明らかとなります。

 

 途中までは、読んでいて「ああ、こういう人いるわ」とか「こういうことあるよね」みたいな、人間関係の難しさや、色々な関係の中で起きる気まずいことなどを思い出す文章でした。拓人の目線からですが、色々と共感できることも多かったです。「意識高い系」の人たちが出てきて、少しやりにくそうな拓人に共感もしました。(自分もそうなってないかな…と思ったりはしましたが。)

 

読んでいて感じた、単純な苦しさ

 ですが、正直最後まで読んでからは辛かったです。内定をもらった「裏切り者」が出てからは、特に読み進めたくありませんでした。自分のもつ承認欲求や、自己顕示欲を全部えぐられたみたいで、しっかり文章を負わずに飛ばし飛ばしになってしまうところもありました。

自分のイタいところが全部本の中で露わになっているようで、読み返したいとはそこまで思いません。あと何年かたって私がもっと成長してから読めば何か違うのかもしれませんが、今はもう読みたくないです。

 

 私はこの前このブログで「自分に酔っている自分がいる」ことについて書きましたが、『何者』をよんでからこの記事をすぐに消したくなりました。自分の中二病の部分というか、理想の自分になるために書いているというか、とりあえず『何者』にあの記事を完璧に否定されたような気がしたからです。とりあえずは、あれを書いたことも黒歴史として残せばいいか、と思って消しませんでしたが、読んでいて苦しかったです。

 

 しかも、本の内容的に、ここ以降やって感想を書くこともやりにくいというか、ここに書く文章も非難の対象になり得るものだと思います。だから、正直私はあまり好きな本ではありません。

私は、自分自身を承認欲求が強い方だと思っています。自己顕示欲も強いと思います。じゃなきゃ文化祭でスピーチはしませんし、生徒会にも積極的に入ろうとはしないと思います。そんな私にとっては、自分の言動を本に否定されたような気がしました。

(追記:正確にいうと、自分が本を読んで登場人物にマイナスのイメージを持つことで、自分自身を本を通して否定しているような気持ちになりました。)

 

ただ、同時に、とても参考になるというか、色々な考えや人の裏、と言ったものを読み取れる作品だと思うので、読むことをお勧めします。読まず嫌いになるのは少し惜しいぐらいに、人間心理がすごくよく書かれている本です。

 

 

ちょっと脱線しますが…『読書の権利10条』について

 この本の感想に直接つ上がるわけではありませんが、私の親が数年前に言っていたものの中にダニエル・ぺナックの『読書の権利10条』と言ったものがあります。

  1. 読まない権利
  2. 飛ばし読みする権利
  3. 読み終えない権利
  4. 読み直す権利
  5. なんでも読む権利
  6. 本の世界に染まる権利(ボヴァリズムの権利)
  7. どこで読んでもいい権利
  8. 拾い読みする権利
  9. 声に出して読む権利
  10. 読んだことを黙っておく権利

です。

教えてもらった当初は、当たり前じゃん、と思っていたことでしたが、この頃この10条を思い出す時があります。いつもはあまり読まないタイプの本だったり、挑戦して読んでみた本だったりすると、どうしても入り込めない本はあります。私も飽き性のうえ限られたジャンルの本しか読まないため、親に勧められても読み進められない、と言った本は何冊もありました。そう言った時に、無理にプレッシャーを感じて読み進めると自分が辛くなる時もあります。

特に、こう言った人間の心理に踏み込んだ形の本だとトラウマになる時もあると思います。だからこそ、この「読者の権利10条」は当たり前のことと感じるかもしれないけど、とても重要なものだと思いました。

 

 学校で実践したり、読書が必要な場合だったりすればまた変わってくるかもしれませんが、自分で読みたくて読んでいるならいつ読むのをやめてもいいと思います。義務感で読み進めた本は何冊もありますが、印象にはあまり残っていません。印象に残らないなら、その分好きな本を読んだ方がいいと思います。

 

読み進めて結局感じたこと

 しかし、とりあえず私は「せっかく時間があるんだし色々な本を読む」と決めたので、読み終えました。結局読んでいて一番辛かったのはラストシーンだったので、それまでは全然読み進められましたし。

 理香や隆良の少しずつマウントを取ったり、自分を他の人とは違うと思っていたり、そう言った行動をする理香や隆良を拓人の目から見ても、「ダサいな」と感じることがなくはなかったです。でも結局、拓人の隠れた部分も最後で暴かれ、「傍観者である自分に酔っている」ところが顕著に表れていました。

 最終的に、一番魅力的に見えたのは光太郎です。飄々としているように見せながらも実は色々と考えて行動しているキャラは、嫌な部分が多くありませんでしたし、現実でもこういう人は愛されるんだろうな、と思います。

 

 本を読むことで、全員の思惑が描かれていき嫌な部分も多く出てきます。そう言った嫌な部分に触れて、上記のように私は辛く感じたわけですが、正直直す必要に迫られるものだとはあまり思いません。的確に、しかも辛辣に描かれているので辛くなりますが、結局社会で生きていたら、裏は誰だってある程度持つわけだし全員と仲良くしてトラブルを起こさないなんて不可能に近いと思います。

 

Twitterとサワ先輩-これはSNSを使っている人が知っておいたほうがいい言葉

人の裏の顔が顕著に現れるツールとしてSNSが文章の中によく出てきます。あまりTwitterに馴染みはなかったのですが、140字でも重なるとここまで人の醜さが通じるんだな…と思うと面白かったです。

 140字で人の醜さが〜、と書きましたが、本の中で印象深かった言葉があります。

選ばれなかった言葉の方がきっと、よっぽどその人のことを表してるんだと思う。

たった140字が重なっただけで、ギンジとあいつを一緒に束ねて片付けようとするなよ。

ほんの少しの言葉の向こうにいる人間そのものを、想像してあげろよ、もっと

これは、拓人の先輩であるサワ先輩が言った言葉です。このサワ先輩は、自分の弱いところとかも見つけているのかな、と不思議に思いました。

自分の弱いところやかっこ悪いところを認めた上でこの言葉を言っているならかっこいいし、

このセリフを言ってるサワ先輩も先輩自身が理想とする形なら(実際はこれを実践できているのではないとしたら)それもまたどうしようもなく人間だな、と思います。

 

 自分からマウントを取って安心しようとする人も醜ければ、自分から他の人とは違うんだと言って突っ張るのも醜ければ、リア充をアピールする人も醜ければ、客観的にそれを見てみんなダサいと思いながらそれを影でつぶやくのも醜い。

 出てくる人たちに醜いところがあって、それ一つ一つに苛立ったり気持ち悪くなったり自分が辛くなったり。この前私が記事に書いた「自分に酔う」に通じるところもあるのかもしれないけど、「自分の中の理想になる」というのは、無意識だとしても多くの人がやっていることなんだと思います。「理想に近づく」というと良い意味にも聞こえますが、そうではなく「〇〇してる自分ってかっこいい」とか無意識で思う「イタく見える人間」になるという意味で使っています。

 今私がこうやって記事を書いているのも、自分の中の理想に近づけようと思って書いているのかもしれないし、文章や言葉も自分が憧れた言葉やかっこいいと思う言葉を無駄に使っているのかもしれません。私にも登場人物に通じるところは多くあるはずです。そう思うことは思ってもまだ気づきたくはないし、このまま自分の理想像を保つことが楽なのかもな、と思いました。

 

まとめ-もっとうまく感想を書きたかったです…

 ということで、朝井リョウ『何者』の感想を書いてきました。『何様』という本もあるそうなので、図書館に行ったら読んでみたいです。朝井リョウさんの作品は『桐島、部活やめたってよ』が有名ですが、私はあの本は合わないなと思い、途中でやめたか、義務感で最後まで読んだか、よく覚えていませんがしっかりとは読んでいないはずです。今回の本は、読んでいてすごい痛かったし、この記事でも最初の方に特にその気持ちを書いてきました。

でも、本を読み直しながら感想を書いていると、「まあ正しいことだし、良いことを言っているんだよな」という気持ちにもなりました。読んでいて、色々な感想が持てる作品だと思います。全部通して読むのはもっと先になると思いますが、一部分だけ、とかなら読んでいけたら新たな発見がまたあるかもと思いました。

 

 うーん、この本の魅力が伝わったのでしょうか… あまりしっかり書けなかった気もしますが、とにかくこの本を読んで思った感想を書いてきました。色々と考えさせられる作品だったし、単純に、朝井リョウさんの心理描写や比喩を多く使った文章がすごいな、と感じます。

 あまり書いてませんでしたが、比喩表現がめちゃくちゃ印象に残ります!ただ状況を説明するだけの文でも、登場人物が心情を暴露するところでも、直喩・暗喩問わず比喩が多いしすっと入ってくるな、と読んでてずっと思っていました。でも冗長ということは全くないし、話の雰囲気も合わさってうるさくないです。こういう文章ならそりゃ人の心に訴えかけてくるよな…と思います。

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。記事を書いていて、自分の文章力のなさに歯がゆい思いを… 文末のレパートリーを増やしたいです!もっと読みやすいブクレポがかけるようになりたいです。

 

 

追記

 

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又吉直樹『火花』読んでみました。

 こんにちは。今日はこの前の記事にも書いた、一人カラオケを実現させてきました(笑笑)!歌はどっちかと言わなくても音痴なのですが、「なんか面白そうだし暇だから!」という軽いノリで行ってきました!都会では全くないため、1時間近く歩いてきました… まあ、いい経験になったと思いますが、また行くかは神のみぞ知る…?

 

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 今回は、又吉直樹さんの『火花』を読んだ感想を書こうと思います!お笑い芸人ピースの又吉直樹さん。芥川賞を受賞した作品として、話題になったのを覚えている人も多いのではないでしょうか。この本が芥川賞を受賞したのは2015年の夏でした。私がイギリスに行く直前、もうかなり前のことですが、テレビが家にない私でも耳にしたニュースだったことを覚えています。

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

 

 

目次

 

本のあらすじと、読む前に抱いていた印象

 まずは本のあらすじを紹介しましょう。この本は売れない芸人の徳永が、先輩芸人である神谷に「弟子にしてください」と頼み込むところから始まるお話です。

 最初の舞台は熱海。前の出演者がノリに乗ったせいで、花火大会のど真ん中で花火が鳴っている間漫才をしなければいけなくなった徳永。徳永たち「スパークス」も当然のように笑いを取れなかったものの、スパークスの後にトリとして(花火の真っ最中に)出演した神谷たち「あほんだら」は、暴言のようなものを客に投げつけるなど、主催者の怒りを思う存分食らった結果に。その熱海の帰りに、徳永と神谷はご飯を共に食べ先述のセリフから「師弟関係」になります。

 神谷の「伝記」を書くことを条件に始まった師弟関係でしたが、奇想天外な神谷に人間味あふれるところを見つけ入れ込んでいく徳永と、その徳永に心を開き始めた神谷とはいいコンビとして描かれていたように思います。そこから紆余曲折あって話が終わるわけですが、これ以降のあらすじはあまりここでは触れないようにします。

 

 

 私の中でこの作品は、芥川賞受賞作品として記憶に残っている作品でもあるし、書店で見かけたことも何回かあったので、いつか読んでみたいとは思っていたもののなかなかきっかけもなく… 先日知り合いから勧められて、ついに手に取ることができました。

 私が最初に勝手に抱いていた印象は、「淡々と話が進んで、よくわからないままに本が終わる」と言った印象でした。なぜかというと、何年か前に同じく読書好きの友達数人がこの本を読んで、「考えさせられる本だった」という人もいれば「よくわかんなかった」という人もいたからです。でも感想を教えてくれた人は「ワクワクする感じじゃない」「淡々としている」と行った感想を一律して持っていました。

当時はファンタジー小説だったり青い鳥文庫だったりを読んでいた私たちにとって、『火花』は少し背伸びした作品だったのかな、と思います。

 

読み終わってから感じたこと-「人間」

 読み終わってから一番最初に浮かんだ感想は、「人間って感じだな」。

次に浮かんだ感想が、「太宰治の『人間失格』みたい」。

 『人間失格』は、中一の時にかなり真剣に読んだので、記憶に残っている作品のうちの一つです。その本と、告白調の文章ということもあるでしょうが、重なって見えるところが多々ありました。『人間失格』は繊細な主人公が色々と葛藤しながらも「人間」になることを諦めきれなかった作品です。

 『人間失格』の主人公と、『火花』の神谷さんが、どこか似た雰囲気があるな、と思いました。正直、どこが似ているかと言われるとあまりよくわからなかったので、そこはまた今度しっかり考察していきたいです。

 でもどちらでも「人間のあり方」や「人間の生き方」などを考えさせられる作品だったので、そう行ったところで共通点を見つけたのかな、と思います。

 

 話は、全体的に明るいわけでもなければ劇的な変化があるわけでもありません。徳永はテレビのレギュラーを一応持ったりもしているので、そういう意味では大きな変化なのかもしれませんが、さらっと書かれているのであまり意識するような文章ではありませんでした。

 それでも、生気を失わないというか、「なんとかなる」といった意思が至る所から読み取れたと思います。悲観的になるわけでもなければ楽観的になるわけでもない。ただ、その時に起こっていることを一生懸命考え、それに対応していく。そうした中で起こる日常の変化や考え方の変化などを書いている作品だと思いました。

 登場人物たちは売れない芸人のままだし、神谷に至っては自己破産までしています。なのに悲観的になれないのは、徳永が神谷を見る目が優しかったからだと思います。徳永は、神谷を尊敬しているし、神谷を信じている。

徳永の目線で神谷を見ているわけではありますが、神谷をそこまで盲信する徳永の気持ちにはなりきれませんでした。正直、この神谷さんという人が実際に知り合いにいたら話しかけるより前に距離を取っている気がします。

 それでも、徳永は最後まで神谷に優しいんです。最後の最後で、徳永も神谷を否定する言葉を言いますが、それでも見限ったわけではありませんでした。そういった、神谷に対する優しさ、そして徳永の目線からみた神谷の純粋さが、この物語を読みやすくしていると感じました。

 徳永も神谷も、世間を相手に商売する芸人です。その中で、神谷は世間の声を気にせず、ただ自分の理想の「お笑い」を追求しています。世間の声を気にしていた徳永が、そういった神谷の姿に憧れるのもわかる気がしました。自分が持っていないものに憧れる、と言いますが、実際その通りになったお話だと思います。

そうして、世間を気にしない神谷に憧れた徳永が、最後のシーンで神谷に世間体を説くところ。世間体や常識を神谷に気遣いながらも語った徳永のセリフは、全部真っ当なものでしたが、それでも読んでいて少し悲しかったです。世間に順応できない(常識を気にしない)人の末路は結局こうなるのか、と思いました。

 

 徳永も、神谷も、もちろんその周りの芸人たちも、みんな精一杯やっています。それでも売れない、テレビには出られない、借金が溜まっていく。でもそれは、誰が悪いわけでもないから誰も責められません。強いていうなら売れるネタを書くべき芸人さんが責められるのかもだけど、そっちで生きていくと決めた時点でもう精一杯やっていることの証明にもなるのではないでしょうか。

誰も責められないからこそ、結末に向かうまでの道筋と結末がもの悲しく感じられます。

 

『必要がないことを長い時間変えてやり続けることは怖いだろう?』

 物語は、終始スラスラ読めるような文章でしたが、徳永たちスパークスの最後の漫才は注意深く読んでしまいました。それまでの半生をかけてやってきたものをやめる、というのがどういう気持ちなのかよくわかりませんが、読んでいて圧倒されるような文章でした。

特に、最後の漫才が終わったあとの文章。『火花』は、文章が冗長でなく、それでいて表現豊かなのでとても読みやすいのですが、最後の漫才が終わった後の文章は勢いのまま書いたような文章に見えました。これがそのまま、『火花』を通して学べる教訓のうちの一つだと思います。

 

 自分が考えたことで誰も笑わない恐怖を、自分で考えたことで誰かが笑う喜びを経験して欲しいのだ。

必要がないことを長い時間変えてやり続けることは怖いだろう?一度しかない人生において、結果が全く出ないかもしれないことに挑戦するのは怖いだろう。

 

 この文章は、かなり重い文章だと思います。自分が一生懸命やったことに対し反応がなかったら。それを考えると、一生懸命何かをやることを恐れる人はたくさんいるのではないでしょうか。一生懸命やった人たちの中でも成功者と脱落者が出る。これは、色々な世界で共通することだと思います。

それでも、一生懸命自分が思うようにやっても結果が出ない神谷さんは、周りの存在のことをこう捉えています。

 

周りにすごい奴がいっぱいいたから、そいつ等がやってないこととかそいつ等の続きとかを俺たちは考えてこれたわけやろ?

ほんならもう共同作業みたいなもんやん。同世代で売れるのは一握りかもしれへん。

でも、周りと比較されて独自のものを生み出したり、淘汰されたりするわけやろ。この壮大な大会には勝ち負けがちゃんとある。だから面白いねん。

でもな、淘汰された奴等の存在って、絶対に無駄じゃないねん。

 

これは、綺麗事なのかもしれないけど、淘汰され続けている神谷さんがこの言葉を言えることがすごいな、と思いました。この文章で、神谷さんのすごさに私も気づけた気がしました。影があるからこそ光があるというように、色々な人がいるからこそ競う場もできるはずです。その中で光になることこそできなくても、自分がいる位置を把握し、自分の立場を知った上で肯定しているんだと思います。

お金はもらえないし、有名にもなれないけど、それでもこういうセリフが言えるのは強がりではなくて本心なんだろうな、と思いました。

 

まとめ-ぜひ読んでみてください!

ということで、『火花』の感想を書いてきました!

 神谷というかなり濃いキャラクターが登場人物でしたし、漫才もあまり身近ではないので書き方によっては派手な作品にもなると思いますが、『火花』はすっと入ってくる作品でした。純文学に分類されるようですが、とても読みやすかったです。

何より、今まで読んできた本の多くはラノベで恋愛や友情がメインのものだったので、こういったなんとも言えない(師弟関係?)関係性がすっと頭の中に入ってくることに少し驚きました。

 やっぱり本の感想を書くのって難しいな、と思います。この本の魅力を伝えたいな、と思ってもうまく書けません。でも、ぜひ読んでもらいたいです。

「人間」の色々な面が如実に表れている作品だと思うし、お笑いに対する考え方などもかなり書かれています。単純に物語として読むのも面白いと思うし、考え方を取り入れるために読むのも面白いと思います。

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。少し前の本に思えるかもしれませんが、いつでも読んで楽しめる本です。どこかで見かけたら、手にとってくださると嬉しいです。この本を勧めてくれた人、ありがとうございました!

 

 

追記

 

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これからの記事・やること No.2 勉強以外!ーここに書くことにしてモチベにしていきます!

 こんにちは。この頃記事をかけてない… 本当に暇なはずなのに、気づいたら日が西に傾いてる現象何なんでしょうか…

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 今日は、この前の記事の続きで、これからISAK入学までにやっていきたいことや、書いていきたい記事などを書いていこうと思います!

目次

 

書いてみたい記事

 それではまず、書いてみたい記事について!

今日は、今月で一番本を読んだと思います。暇でもSNSに向かうことが多くなった今日この頃、本を読む機会は小さい頃より格段に減っていました。でも、ずっと暇なこの状況なら本も1日に複数冊読めるんですよね!とりあえず昨日図書館に行って少し借りてきたので、『火花』『何者』『裸でも生きる2』『桜木杏、俳句はじめました』の4冊はブログに感想を書いていきます(ここに書いとけば多分書くはず…!)。それに、『サピエンス全史』や『赤毛のアン』の3巻からなども読んでいくので、それらの感想もかけるかも!

 とりあえず、インプットしないとアウトプットできないので、本を読んでいこうと思います!

 加えて、この前朝鮮の歴史についての本を読んだので、今やっている日本の歴史のまとめが終わったら朝鮮の歴史も少しノートにまとめたいです。Z会でも一応世界史の勉強をやっている…やらなきゃいけないので、歴史関係もノートにまとめられたら感想を記事にして書いていきたいです!

 今日本の歴史のまとめはちょうど第二次世界大戦を終えたところなのですが、情報量が多すぎて… でも1月以上前からはじめていたものがそろそろで終わるんだと思うと、なんだか嬉しいです。

 

 他に書きたい記事というと… なんでしょう。VUJでの活動から感じたことや、ニュースを見て思ったこと。もしくは、この頃興味のあることなど、もろもろ書いていきたいです。人と接する機会は圧倒的に減ったので、自分から精力的に動いて、人とコミュニケーションをとっていきたいです。

 

会いたい人たち、博物館とかいきたい…

 人と会うという意味では、記事とは全く関係ないですが、中学校の頃の友達に会いたい!この前もLINEしているときに会いたいね〜と話した人たちが何人かいますが、そういう人たちに会いたいです。日本人の「今度」は信用できないと『日本人の知らない日本語』にも描いてあったので、自分からアクションを取るべき…!

 東京の友達にも、何人も会いたい人がいるのですが、この状況下ではいくのも難しいです。欲を言えば、東京にある博物館や美術館に長野に来てからいけていないので、それらにいきたいのですが、それもコロナが落ち着くかどうかにかかっていると思います。西洋美術館や科学博物館など、よく小さい頃に行っていたところもそうですが、東京国立博物館などは時間のあるときに巡ってみたいです。

 

 途中から話が違う方向にそれたので、それたままにしてやりたいことにうつります!さっき言ったように、アウトプットのためにはインプットも必要。ということで、本は読んでいきたいです。受験期頃から、本があまり読めていませんでした。でも、やっぱり語彙力がある=世界が綺麗になる、ということだと思うので、ジャンルもできるだけ色々と挑戦していきます。

 

Instagram更新について

 また、インスタグラム。一年以上前から、男女平等関係の情報を発信するアカウントを作っていましたが、正直全く稼働していません。一念発起しないとこのまま消え去っていくと思います。今やらなければいつやれるんだ、ということで、この記事を公開した次の日から…できるはず!やります!これでできてなかったら本当に私やばいですね(笑) とりあえず、このシリーズ第一弾で言った英単語や日本語の勉強などは続けているので、ここで書いたことも実行できるはずです!

 このインスタグラムに関しては、何回もやろう、やらなきゃと思っていてもできていませんでした。情報を調べて、文章にして、それをアプリを使って写真にして、投稿するというだけなのですが、その「だけ」がいつまでたってもできず…

 何回かこのブログで自分が「三日坊主」だと書いていますが、それがよく現れた結果だと思います。続けられることも増えてきたかもしれませんがまだまだ生徒湯していないことを思い知らされる結果です。今後何回「今からやる」「明日からやる」というのかわかりませんが、少しでも頻度を減らしていきたいです。

 

chirpspring.hatenablog.com

 

 

今までできなかったこと

 それから、今までできなかったことをしていきたい。バイトのことは二回ぐらいここでも触れたと思いますが、正直結果は芳しくありません。自分が絶対に将来関わらないのでは、と言った類のバイトを探しているのですが、こういうのはやっぱり縁が必要ですね… お盆期間に働けない(すでに入寮)のが原因など、運が悪かった、といった結果になります。自分で働いて、その報酬としてお金をもらうという経験をやってみたかったのですが、このままみつからないのかな、と思うとやっぱり残念です。家にずっといるとまいっちゃうので、割と毎日外に出ているのですが、その途中でコンビニや百均を見つけるとお金を使ってしまいます… 浪費家な訳ではないですが、それでもやはり外に出る目的にお店を使ってしまうこともあるので、お金の大切さを自分で感じるためにも働く経験がしてみたいな〜というのは思います。

 

 上記のことと矛盾するかもですが、せっかく周りの人が学校に行っているので、1人でできることもしてみたいです。1人で勉強、1人でご飯、1人で図書館…などは今までもありましたが、1人でカラオケに行ったり、大人の友達と一緒にショッピングやプリを撮ったり…

 そう行った学生になっていたら時間が取れなかったかもしれないことなども挑戦していきたいと思っています。

 

 

 ということで、とりあえず今思うやってみたいことを書いていきました!書きたい記事、読書について、インスタグラム、バイト、それから暇だからこそ行けるところ。やりたいことを羅列するだけでは終わらず、これをチェックリストとして活用していきたいです!一つ一つできるように頑張ります!

 最後までお読みくださりありがとうございました。今回のこの記事は、備忘録として書いていきました。次回は読書レビューになるはずです。この頃読書レビューも増えているので、楽しんでいただけるような記事を書いていきたいです!

これからの記事・やること No.1 勉強編ーここに書くことにしてモチベにしていきます!

 こんにちは!昨日(更新したのは日付が変わった後なので今日か…)更新した記事ですが、少しはちゃめちゃというか、何が言いたいのかわかりにくい文章だったと思います… 正直取り下げようかとも思ったのですが、「これも自分の一つの面だ!」とこのままにすることにしました!ああ言った自分について考えるような記事は今まで書いてこなかったので、これからも時々書いていきたいです。

 とりあえず今かなり眠いです…記事書いていたら目が覚めちゃって結局書き終わってからかなりの時間寝られませんでした。今日仮眠とったら、絶対爆睡して起きれなくなるはずなので家族には「寝てたら叩き起こしてね!」って言いました(笑) 生活リズム崩すのは避けたいので、眠気覚ましにも記事を書いていきます!

 

 さて、今回の記事は全くシリアスではなく、この頃思っていることや挑戦してみたいことをただ書き連ねていくだけの記事です!いわゆる「備忘録」になります!ここに書くと、せっかく書いたんだからやらなきゃ!というモチベーションに繋がるので書いていきます!

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目次

 

 

Z会をやっていて感じた、対面授業との違いとは

 まずはやらなきゃいけない勉強です!今日も中学時代の友達に会って、「数学の(x+y)3」とか意味わからなくない…?」と2人で愚痴っていました(笑)

 今やっている勉強は、大まかに分けてZ会での勉強と、自分でやっている勉強があります。Z会での勉強は、数学・世界史・化学を選択しています。が、私はほんっっとうにああいう続けものが苦手なんです。少なくとも4月中に4月の分の勉強に入らなければ… でも動画とかだと数学がもう全然わからない…

 学校で勉強している時(対面授業)では、基礎が分かっていれば聞くだけで身につくし質問も簡単にできます。でもこの場合はそうはいかない…

私は、先生方によく話しかける生徒でした。色々なことを質問して、受験シーズンなんかは次週の授業が多かったので特に質問していました。中学校では習わないこと(真核生物と原核生物とか)も含め、特に数社理で先生方に質問していたと思います。もうそれが染み付いていて、「対話によって理解を深める、わからないところは全て聞く」と言った勉強の仕方になっています。

 ですが今はそれができない。親に聴いていこうとは思いますが、それにも限界はあるはず… 最終的にはちょっと友達にお願いして、どうしてもわからないところは聞いてみようと思っています。

Z会は、自分で勉強ができる人にとっては助けになりますが、今の私だとそこまでの人間には慣れていません。だから、まずは月曜日から!頑張っていきます!

 

 

やっててめちゃ楽しい!歴史まとめ-ノートの作り方とは

 続いて、自分でやっている勉強です。今やっているのは主に「歴史の教科書をまとめる」作業です。これは確か、3月ごろから始めたと思います。

 歴史の教科書の本文と年表を参考に、自分なりにまず年表を作ります。そして、空いているスペースにその出来事の詳細などを書いていきます。

 これが意外と大変で、覚えているところはスラスラと書けるのですが、忘れているところも多くありました。特に、年表には載っていないけど本文には載っている出来事などの場合、どこからどこまでを書くべきなのかわかりません…

 そして、自分にとって印象深い出来事なども書いてみたいけど、全部書いているとノートがまとまらない。一応今考えているのは、全部年表が完成した後で豆知識等は年表が終わった後のページに書いていくことです。後のページと言っても、付箋やメモに書いてそれをノートに貼るべきか(こうすることで後から豆知識を付け加えたくても年代順に並べられます)、ノートに直に書くか、そこでも迷っています。中学で習った歴史を全てまとめる勢いでノートを作りたいので、多くのことを書くという目的ならノートに直接書いた方がいいんですよね。でも、みやすいのは…などと考えるとドツボにはまっちゃいます(笑)

 今まで、ノートの書き方を迷ったことがなかったので、こういう迷いは少し新鮮です。今までは見易さとかは二の次で自分がわかればいいと思って書いていたので、マーカーを多用したこともあまりなければ文字を綺麗にしようと思ったり、囲ってみようと思ったこともあまりありません。人に見せる目的でもなく、自分の中に落とし込むのが目的だったので…

 ただ今回の歴史まとめノートは、人に見せることが目的ではないにしろ、将来自分が見直せる為に作るノートです。だからこそしっかり書いていきたい。その場合豆知識は付箋等に書く方がいいのでしょうが、まあ結局は直に書くんじゃないかな…と。やっぱり、直に書いた方が「綺麗に見せよう」という意識をあまり持たなくて済むので、結果的に色々とやりたいようにやれる気がします。歴史まとめノートは、年表が書き終わったくらいで記事にしてみたいです!

 

 

やっていない勉強たち…そろそろやらなきゃ!ハリポタや美文字など

 そして、以前このブログでも書いたISAK受験後にやっていた勉強。

 

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 Harry Potterの翻訳、数独、文字の練習、ですが… 本当のことを言うと全くやってません!!(笑) 本当に自分でもあれ!?ってなるくらいやってないんです。

 ちょっとダメですね、このままじゃ。どんどん堕落しちゃいます。三つの勉強やりましょう!…やっぱり、数独は勉強じゃないので省きます。とりあえずやるのが、Harry Potterの翻訳と文字の練習ですね。Harry Potterに関しては、一日ノート半ページを目安にします。と言っても、多分波に乗ったら普通に1ページ超えると思うのですが、少しハードルを低くしておいた方が乗らない時にやめやすくなるので、そうします。

 「目標は達成できる確率と達成できない確率が半々のものがいい」と言いますが、それもケースバイケースな気がします。自分があまり乗り気にならないものをずっと続けていても、そのせいでやっている勉強に苦手意識がついてしまったら本末転倒です。ものによっては最初はこなしやすい目標を設定して、そこから少しずつ上げていくのがいいのかな、とよく思います。

 文字の練習は、続けようと思ったらいくらでも続けられたこれまでの経験目標は設定しません。でも、二日に一回はやろうかな、と思っています。

 

新しく始めたい、継続的勉強-日本語も英語も

 また、他にも二つほどやりたい勉強があります。一つは英単語の勉強です。やっぱり、単語はやらないとどんどんできなくなる!この前単語力を確認してみましたが、めちゃくちゃ落ちてた… 今英検受けても落ちる気しかしません。

 なので、Weblioの英単語テストを利用して、1日1つとかは必ず覚えていきます。それに加えてHarry Potterのわからなかった単語などもやるつもりなので、1日1つでも毎日続けていったらきつくなるんじゃないかな。どれぐらい続けられるか楽しみです。

 そして、もう一つやりたいのは歳時記を読んで語彙力をつけること!この前雨の中で車に乗っていたら、母が「花散らしの雨だね」といってきました。語彙力が増える、単語を記憶すると言うのは、世界を美しく見る一番の手段だと思います。ただの雨、鬱陶しい雨でも、「花散らしの雨」と言うことでどこか雅に感じました。でも、これを雅に感じると言うことはその言葉が私にとって身近じゃないと言うこと。つまり、私の語彙力が少ないと言うこと。それに対して、少し劣等感というか、対抗心が出てきました。

 今週中に図書館に行って、歳時記を借りて、単語力をつけていきたいです。これも単語帳とかにメモして、1日1個は覚えるようにしたいです。

 

 

まとめ-結局これをやります!

 とりあえずは、勉強したいことを書いてきました!本当は、他にもこの頃目に留まったニュースとか、勉強以外でやりたいこととかこうと思ったのですが、ちょっと文字数が多くなりそうなので…

 一回ここで終わりにして、明日とかに続きの記事を上げたいです。(ここで明日って書くのもモチベにするため!)

 ということで、私がこれからやっていきたい勉強は

  1. Z会
  2. 歴史のまとめノートづくり
  3. Harry Potterの翻訳
  4. 文字を書く練習
  5. 英単語の勉強
  6. 歳時記を使った日本語の勉強

です!暇つぶしとしても、インターネットを巡るよりも数独をしたり、色ぬりをしたり、そういった類のものも増やして有効的な時間の使い方をしたいです。

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。考えないで書くと、こうやって知らぬ間に記事がシリーズ化されていきます… とりあえず今日書いたものは明日から実行できるように頑張ります!というかやります!それぐらいできなきゃ人間として自立できない気がする! …多分、おそらく、絶対、きっと、できると思うので、少し続けられたら経過観察等も記事にしたいな、と思っています!

 

 

 

chirpspring.hatenablog.com

 

自分をかる〜く分析してみた

 こんにちは!この前記事を書いていて、夜のテンションでかくと割とスラスラかけることに気づいたので、今日も夜のテンションで書いていこうと思います!

 

 今回書くのは、「自分の性格を考えてみた」結果についてです。本当に今日思いついて、「こんなの面白そうじゃね?」みたいな感覚で書いているので、ガチではありません。シリーズ化して、暇があればガチなのも書いていきたいです。

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目次 

 

自分が自分を意識している

 皆さんは、人と関わっている時、自分で何かやった時、独り言を言う時、それを言う自分をどう言う風に捉えていますか?それを言っている自分をどう言う風に意識していますか?

 

 私は小さいころから「必要以上にドラマチックになる」とよく言われてきました(親にです)。自分でもそれは否定しません。物語の中の言い回しや感情表現がとても身近だったこともあり、自分の中で自分を何かの主人公として、重要な存在としていたのだと思います。

 自分中心なのはある意味当たり前のことで、そうでない人はある意味危ういところもあると思いますが、私の場合はそこに「意地汚い自分」が被ってしまったのが悪かった。特に小学生中学年くらいからは、マウントを取るようになったりセコイことをよくやって、「少女漫画に出てくる小物の悪役」と言う的確な判断(笑)を親からもらっていました(親を責めるわけでは全くなく、自分も納得しています)。

 そんなところが、歳をとるにつれ少しは改善されてきた…と自分では思っています。まだまだ人への対応が自分本位になることも多いですが、少なくとも外面はよくなった…はずです。

 

 自分を物語の主人公としてみる。これは、自分が自分の中で重要な人物になり得ていると言うことだし、悪いことだとは言えません。

 そこからの派生だとは思うのですが、私にはよく「自分自身を俯瞰する」傾向があると思います。もしかしたら、これは多くの人に共通することなのかもしれません。こう言ったことに対してそこまで話してきたわけではないので、周りの人もみんなそう言った面はあるのかもしれません。と言うか、程度の差はあると思いますが、みんな自分を一歩引いたところから見つめる、と言う経験はあるのではないでしょうか。

 

例えばどうやって客観視しているのか

 自分を第三者の目で見る。そう言うと聞こえはいいですが、高尚なことができているわけではありません。

今の私の思考回路は例えば、

  1. 勉強をする
  2. わからないことが出てきて少し慌てる
  3. それを調べようとする
  4. 親に聞く
  5. 理解する

と言ったことが起きた時に、

  1. 勉強楽しい(楽しいって思っている自分を作ってるのかも)
  2. あれ、これわからん…(勉強したことなのに忘れて慌てるとか勝手だな)
  3. 何で調べよう、本あったっけな…
  4. 親に聞こう!多分知ってる!(親に聞くより自分で調べる方が自分の勉強になることをわかってるのに聞くのは、親に対する一種の勉強してますアピールなのか?それともそうやって勉強して熱心になってる自分に酔ってるのか?)
  5. あ、なるほど!わかった!

みたいに、自分が最初に思ったことから派生させて、その行動をしている自分を評価するようになっています。

 毎回やっているわけではないですが、よく無意識に色々と考えて、それに加えてそうやって評価している自分に対しても評価します。

 評価と言ってもきついものではなく、(この発言あの本のセリフに似てるな〜)で終わるときもあれば、(じゃあ今の私はあの本の〇〇と同じような心境でいたいのか、ドラマチックにしようとしてるんだな)と言う風にそこから自分の性格を少し考えるときもあります。

 

 正直、こう言う考え方は周りの人もやってるのかもしれません。だけど、私が言えるのは私はこう言う思考回路を持っていて、それを色々なときに発動させている、と言うことです。

 

自分は自分に酔っている?

 私の思考回路の中でよく出てくるのは、「酔う」と言う言葉です。「自分に酔っている」発言をこれまでしてきたと認識している分、そう言う行動をとっている自分に対しては内心で少しあたりが強くなります。それで後から後悔することもしばしばです。

 誰かとチャットしているときも、自分の文章から、「これは私が言い過ぎじゃないか、踏み込み過ぎかも?、偉そうかな…」などと色々と考え出して、最終的には「自分は相手の人に自分のことをこう言う風に見せたいのかな」という結論を出すこともあります。

 

 文章にすると少し大げさになるかもしれませんが、これらの思考は何十分も使うわけでは全くなく、文を打っている間に考えることなので本当にかる〜くやっているだけです。

 

 それでも、昔「自分に酔っていた、自己中心的だった」と言う認識が自分の中であるだけに、「酔っている自分」への抵抗感は強くなります。こうして記事を書いている間にも、「あ〜、自分は自分のことを『抵抗感』って言葉を使って正当化してるのかな」と言う風に考えるし、「こうやって自分のことに関して長文を書いている自分は『プリンセス・ダイアリー』の登場人物に似てるな」「うわ、登場人物に似てるとかそれこそ自分に酔ってるパターンじゃん…」と言う風に考えたりもします。

 

 そうやって自分の発言に対して色々と考えるのは、思考の余裕があるときです。だから、友達との会話のなかでこれをやったりもします。ノリだけで構成されるような会話の時は関係ないことを考えたりもしますが、中身があって、少し真剣な話題のとき(相談事や、勉強関係のことなど)は特に「酔う自分を見つける」傾向が強くなりますシリアスなことを考えていて、それでもまだ脳に余裕があるときなどは、「この発言で相手はどう思ったんだろう、こうやって相談に乗っている自分に酔っている自分がいそう、周りに私の発言はどう受け止められているんだろう」など、色々と考えます。

 

 だからこそ、私が好きなのは白熱できる議論や対話などです。哲学対話もそうですが、何かのディスカッションや、ディベートなど、矢継ぎ早な会話の中で目まぐるしく増えていく情報量、そして自分の意見を考えをまとめるのに割く労力…

 そう言ったものの中でなら、自分を客観的に見ている自分も談義の労力へと変換されていきます。ただ、一息ついたときや相手の発言の時なんかは「うわあ、、熱くなってるよ、こうやって相手と対等に話せる自分かっこいいとか思ってないかな、、」と言う風にいつもより少し多めに考えたり恥ずかしくなったり(こうやって恥ずかしいと思っている自分を見て気持ち悪いと思う時もあります)しますが…

 

 

 何回も言っていますが、文章にして書くと少し大げさになります。いつもはすごく考えていると言うわけでもなく、今までに考えていたことをまとめて書くと長くなっただけで、普段はここまで大げさではありません。と言うか、今こうやって書く情報量を多くして大げさに見せている自分がいそうなことにも考えを巡らせています。

 

別に悪いことではないんだけど… 客観視する(考えすぎる)メリット

 こう言う風に、私は自分を客観視して自分を判断すると言った癖のようなものがあります。これは、時々は疲れたり恥ずかしくなったりしますが、いい方向にも働きます。

 

 まずは、「〇〇の登場人物みたい…」と思うのを逆手にとって、「こうしたら、登場人物見たいって思ったんだから、『あの登場人物みたいにしたらいいかも』って思った時はこうすればいいんだ!」と言う風にその登場人物を真似すること。これは、後から羞恥心が沸き起こりますが、本を読んでいると色々なキャラクターに出会えるので、特殊な局面になったときなどに使えます。「自分があのセリフを初読した時にこう思ったから、こう言えばみんなもこう思うんじゃないかな…」などと、結果的にどう受け止められているのかはわかりませんが、後から色々と考えてしまうのを承知でわざと自分を主人公にすることもあります。

 

 また、言い争いをしている時。自分は、自分を客観的に見る考え方のおかげもあり、合理的な考えをするようになったと思います。毎回というわけではなく、自分の損得にまつわることなど一部においてですが。

 例えば、色々なつながり(いわゆるコネ)のなかで、自分が利用されそうになったら甘んじて利用されておいて、後から自分が相手と交渉できるような材料を残しておく。

自分が誰かに悪口を言われたら、その悪口を書き留めておくなどしてそれがなぜ悪いのか、大人になってそれを言ったらどうなるかなどを調べておく。

自分が使えるものはなんでも使って、自分の成長に繋げる。その時に自分が相手に返せるものも考えて、自分が返せる範囲のものを受け取る。

自分だけが損をするのはいやだ(だけどこれは、自分と相手の使える時間やそれに対する熱意に差がある場合も多いので学校などでなら無視できるようになったと思います)。

そういう風に、自分の「申し訳ない、恥ずかしい」などと言った考えと切り離して、普通に考えたらこうするのが最善だよね、と言った手段を考えられるようになりました。

それをバラすと、「少し怖い、、」などと思われる(弟談)時もあるので、あからさまにそう行動するわけではないですが、基本的に利用できるものは最大限自分が返せる範囲で利用するのが一番というスタンスではいます。きつい性格だな、と自分で思うこともしばしば。

 

結局どういうこと?どういう性格なの?

 ここまで書いてみて、「人生楽しくなさそうだな、自分…」と少し思ったのですが、実は全く違うんです。いろんな行動をとっている間に客観視しているならそうかもしれませんが、私の場合は感情が先に来て、その少し後で羞恥心や色々な考えが襲ってくるので、パニクる時はめっちゃパニクります。それでパニクった後で、「うわ、何してるんだ自分…」と落ち込むタイプです。ものがなくなって慌てて探しているときも、慌てた後(もしくは最中でも少し遅れて)「あ〜、大げさに騒いだな」と感じるので、結局客観的とは言っても、普通の生活の中では全く落ち着いた人間にはなれていません。

 何かあったとで色々と考えてしまうのは事実ですが、別にそれを考えた後で行動を変えるほど思考を保つわけでもないし、色々考えるのに対していちいち反応して吟味して自分の行動を改善するのは面倒臭いので、パニクって色々考えて、結局何も変わらない、という他人にとってとても迷惑な人格(笑)となっています。

 

 この性格で、直したい部分があるかと言われると、あまりないです。毎回考えすぎちゃうのも疲れる時はありますが、それでもそのおかげで人と言い合いをする時は、最初から自分を客観的に見ようとしているので言葉もスラスラ出てきます。友好的なお話をあまりしたくない局面だったり、ガチで討論したい場合は意識して最初から客観視するので、便利です。

 それに、こうやって色々考えすぎちゃうのも自分の一部だし、そうやって一部ということで好意的に捉えようとしている自分を見つめるのも自分の一部なので、まあ結局どうもしなくていいかな、と思いました。

 

 この記事を知り合いや友人が見たときのために行っておきますが、本当に毎回やっているわけではありません。時々は何回も考えてループに陥るときもありますが、大抵は少し「あ、酔ってんな」と思うぐらいでそこまで考えながら話しているわけではないです。普通に話してる時はすごい楽しいし、色々世界が広がるし、話してくれてありがとう〜って考えがいっぱいで自分のこと考えながらいつも会話してるわけじゃないです。自分でも、深夜テンション(書き進めていたら日付変わる時間帯になってしまいました…)で書いていて明日の朝読み返したら「こんな気持ち悪いこと書いてるの?」とか思っちゃうような内容になっている気がするので、一応言い訳として書いておきます。

 

まとめ:つまり、重なっている自分がいるということ

 ということで、自分を客観視している自分について、書いてみました。何回も書きましたが、周りの皆さんもこれと似たようなことをやっているのかもしれません。こう行ったことに関して話したことがないのでわかりませんが、こうやって記事にする程度のことでは全くないかもしれません。

 自分は、感情的になることも多いし、逆に人情味にかけるような発言をすることもあります。そういう自分を見て酔っている(大げさな自己肯定をしている)自分がいます。

また、そういう「酔っている自分」を見て気持ち悪く思っている自分もいます。さらに、そういった自分の重なりを真上から無感情で眺めている自分がいるときもあります。

 ふとしたときにこうやって自分の意識が何段階にも飛ぶ。今日は、このことについて書いてみようかな〜とお風呂の中で思いつき、軽い気持ちで書いてみました。自分でもまだしっかり踏み込んだことのない領域だったので、こうやって記事を書くことによってちゃんと言葉にできたのが少し嬉しいというか、ホッとしました。これは分析とは言えないのかもしれませんが、今度はちゃんと「自己分析」なるものをやってみたいです!

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。なぜか、5000字超えというかなりの長文に… しかも日付も変わってしまった! 色々と読みにくい記事だったと思うし、意味のわからない部分もあったかもしれません。私も正直途中からはあまり考えないで指が動くのにまかせていました。皆さんは、こういった経験はないのでしょうか。あまり話題にするようなことでもないですが、少し考えてみるきっかけになったら嬉しいです。

ついでに、前回からやっている目次や太字設定ですが、太字だけだとPCの画面だとあまり強調されていないのか…?と思い、太字+アンダーラインにしてみました。アンダーラインのみの部分もあります。試行錯誤しているうちなので、また何か変わるかもしれません!