うぐいすの音

17歳の女子が運営しているブログ。本のレビューなどしていきます。

ISAK説明会で感じたこと!

 こんにちは!毎日記事を上げるのは厳しくはないんですけれど、それでもダラダラしちゃって結局記事をあげられていない今日この頃です…

今日は、色々と感化されたことを書いていきます!

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コミュニケーション能力が欲しい…

 ついこの前、ISAKに入る新入生向けのオンライン説明会がありました!説明会は、2回に分けて行われるのですが、一回の説明会の中でもアイスブレークのような感じで、いくつかのグループに別れました。

 私の入ったグループは、ほとんどが日本人になるように組み合わされていました。正直、一番最初の顔合わせって緊張しますよね… 

 私も、「ああ、これ誰かが話さないとずっと静かだけど、誰かが話してもそれが終わったらすぐに静かになるやつやん…」と思いながら、それでもあまり話せませんでした。

 哲学サマーキャンプの時にも思いましたが、本当に話術を手に入れたいです!場を回す力、みんなを会話に巻き込む力、誰かの発言を柔らかく促す力、会話を発展させる力。色々なコミュニケーション能力がありますが、そのどれか一つでもいいから欲しい!そういった類の本を見つけるのもそろそろ考えた方がいいのかもしれません…

 コミュ力が全くないわけではないと思いますが、基本的に笑うだけで構成される会話が苦手なんです。でも、無理に静かなところを乗り切ろうとすると結局空笑いか、仲が浅ければすぐに終わっちゃうような笑いになる。だからこそ、下手のことを言えないっていう変なループになります…

 

 なので、哲学サマーキャンプで会ったような、会話を回せる人たちのようになりたいです!!

 

Zoomでの会話とSNSの違いってなんだろう? 

 そして、その説明会でのグループ分け中…

ありがたいことにその中でSNSを繋げないか、という提案が出てきました。そこで、FacebookInstagramをつなげる時間が生まれ、そこから説明会後に会話が色々始まりました!

 

 そこで少し思ったことなのですが、なんでZoomだとあまり話せない人が、SNSになるとすぐ話せるようになるのでしょうか… 父も隣にいたのですが、「SNSの方がやっぱり〇〇たちは話しやすいんだ?」と少し驚いたようです。

 原因を少し考えてみました。

  • Zoomだと複数人に対応する話題を考えなければいけないが、個人チャットだと相手との会話のみにフォーカスできる
  • 顔が見えないので、あまり緊張感が大きくない(+自分の外見に気を使わなくていい)
  • いつ返信しても大丈夫(焦って返事を考える必要がない)
  • 空気が作られない(対面だと、緊張した空気などが伝わりやすい)

などが大きなポイントかな〜と思います。やはり、いつも使っているSNSの方が馴染んでるし、大人もいないのでどっちかというと話しやすいです。ある程度馴染んだ後だったり、哲キャンみたいに話す確固とした話題があればZoomでも話しやすいと思うのですが、初対面だとやはりきついのかと…

 正直、大人がいない状況で生徒のみが進行できる状況だとしたら「どうにかしなきゃ」という意識でみんな話し出すんじゃないかな〜と思いました。

 

一番連絡しやすいツールって何?

 知らない人との連絡ツールをメッセージ・メール、電話、手紙に限るとしたら、優先順位はどうなりますか?

私の中では、

  1. メッセージ・メール
  2. 電話
  3. 手紙

です。Zoomも選択肢に入れようかと思いましたが、Zoomできるということは、少なくとも参加者のうちの1人とはもうファーストコンタクトを済ませているということなので省きました。この優先順位は、やっぱり発信者の手間が理由かな、と思います。手紙よりは電話の方がすぐ終わるし、手間もかかりません。手紙は文面を考えなければいけないし、書き方なども色々あるので面倒臭い気持ちがあります。

 しかし、メッセージ・メールは電話に比べてすぐに話せない(相手が忙しい場合)し、文面もある程度は考えなくてはならず、電話をしている時の「それまで話していた勢いで、少し警護などの気をつけるだけで話が進められる」特典がありません。つまり、手紙と電話を比べていた時の利点を比べると電話の方がメッセージ・メールより効率が良さそうです。

 多分、この優先順位は年齢もある程度関係してくると思います。手紙を書くのに慣れている人の場合などはまた変わってくるかもしれません。

 ですが結局のところ、メッセージ・メールの方が使いやすいのは

  • 相手の都合(空いている時間)を考慮せずに済む
  • 手紙よりはフランクでもいい(メールだとその限りではない時もありますが、「拝啓・敬具」などはメッセージでは使いません)
  • 準備があまりいらない
  • 使い慣れている手段

といったところが理由でしょうか…

 途中から、「これ、当たり前のことただ書いているだけなのでは…」とも思ってきま下が、とりあえずはまとめてみました!

 

少しブログのレベルを上げる!…予定です!

 さて、もともとはISAKでのグループの話でした!やっぱり、ISAKは本当に色々な人が来ますね!私がいたのは日本人がほとんどのグループだったので、今つながっている人も多くが日本人です。それでも、環境の違いがすごい…

 まず、居住地だけでも日本の北から南まで広がり、親が外国の人だったり、インターナショナルスクールに通っている人がいたり… 東京在住が少し多いのかな?でも、日本各地から人が集まるので、色々な話がこれからも聞けそうです!

 

 なかには、趣味が合う人もいれば、読んでいる本が同じ人もいたり… K-POPの話や、ISAKに入ったきっかけ、読む本の話、田舎ならではのぐち(笑)、気候や食など住む場所による違い、色々話せていて楽しいです!

 こういうところで出会った人って、話す話題が消えちゃうとそのあとどうやってhなしかければいいのかわからない時があります。今もそういう状態の人が何人かいますが、機会があればまた話しかけたいし、色々お話しできると嬉しいです。

 この生活だと、ブログもボランティアも他の活動もネットを通してが多いので、SNSで話す機会も多くなり、色々なことを学べるようになっています。

 

 その中で、自分で文章を書く人にもお会いすることができました!ブログではないのですが、まあ似たようなものだと思います。書いている内容も、私のが日記なのに比べてそちらはしっかり考えていることを書いていて、すごいな〜と思いました。その記事に感化されて、私も時間があるときはブログの記事にもう少し手をかけようと思います!

 

 具体的にいうと、目次や太字、文字の大きさをもう少しいじって、読みやすい記事にしたいです!これは、割と前から「そうしたほうがいいのかな…」とは思っていたのですが、面倒臭くて敬遠していました。今回は、感化されたということで、それをきっかけに時間があるときは記事を工夫していきたいです。写真等も入れたほうが見やすいとは思いますが、そこまではまだ手を出さずに一つずつ成長していきたいです!

 実は、このブログを始めた頃(3年前)は少し工夫していたんですよ。始めた頃というのは語弊がありました。一番最初の記事だけは、見出しをつけていたんです(笑) 驚くべきことに、その次の記事からはもう今のスタイルでした…(工夫なしの、文字の羅列状態)。とりあえず、ちょっと工夫して、三日坊主…は恥ずかしいのでせめて3週間坊主を目指したいです!

 

 

  ということで、今回はISAKの説明会(果たしてこの言葉が正しいのか…)で感じたこと、そこから考えたことな度を書いてきました!新年度になってから半月が過ぎましたが、実のある半月だったかというと、、一週間ぐらいの密度だったかな、と思います。もう少し中身のある1日1日を過ごしたいです!自分の堕落に打ち勝つ期間として、頑張っていきます。

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。ISAK新入生、なかには私と同じようにギャップタームを過ごしている人もいますが、みなさんそれぞれ素敵な時間を過ごしているようです。私も負けないように(勝ち負けではないですが)頑張っていきたいです!

『図説 魔女狩り』読みました!

こんにちは。今日は〜…

 と、好調に話しだしていきたいのですが、今日の記事はそうもいきません…

この記事は、私の中で書くのが2回目なのです。2,600字くらい、頑張ってもう記事を書いていたのですが、投稿しようと思ったら悲しいバグのおかげで全滅でした…

 私の2,600字と45分を返してください〜〜泣泣泣

 

…というテンションで書き出しております。

 さて、気分を変えていきましょう!今回は、ブクレポを書いていきます!

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紹介するのは河出書房の【ふくろうの本/世界の歴史】シリーズ、『図説 魔女の歴史』です!

 この【ふくろうの本】シリーズは、母親も好きで、かなりわかりやすくいい歴史紹介本だと思います。いくつかは、イギリスに行くときも参考にさせていただきました!私は、『図説 イタリア・ルネサンス美術史』を、何回も借りて読んでいました!ルネサンス美術の紹介本はあまり多くないので、私にとって貴重な一冊です。

 

 今回読んだのは、『図説 魔女狩り』です!「魔女狩り」と聞いて、何を皆さん思い浮かべるでしょうか?ジャンヌ・ダルクの悲しい最後や、火あぶりで悶え苦しむ女性たち。なかにはグツグツと煮えたぎる鍋を棒で引っ掻き回している老女を思い浮かべる人もいるかもしれません。

 

図説 魔女狩り (ふくろうの本/世界の歴史)

図説 魔女狩り (ふくろうの本/世界の歴史)

  • 作者:黒川 正剛
  • 発売日: 2011/03/16
  • メディア: 単行本
 

 

 私がイギリスに一年滞在していた時に住んだ街はエクセターという街です。エクセターは、デボン州(イギリス南西部)の州都なのですが、エクセター図書館の裏手にルージュモント・キャッスルという城跡があります。そこは、イングランド(イギリスは4つの国からなる連合王国なのですがイングランドはその中の一つです)で最後に魔女裁判が行われた場所として、レリーフが残っています。

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 また、エクセターにはHeavitree Roadという通りがあるのですが、渡英直後の私のカタカナ脳には「Heavitree Road→ヘビツリーロード→蛇吊り道」とインプットされてしまい、上記の魔女裁判と相まって、魔女とヘビをエクセターから連想するようにもなりました。

 

 こういうこともあって、『魔女狩り』が面白そうで手にとってみたのですが、思った通りかなり興味深い内容ばかりでした。

この本は、その名の通り図や写真が多く、字も細かいため薄いなりに情報量はとても多かったです。

など、多くの情報がそれぞれ資料などをふんだんに用いながら表していました。

 

 特に、男女平等に関心のある私からすれば、「魔女」とジェンダーの話が面白かったです。

魔女狩りは、15世紀ごろまではキリスト教の正統教義と異なる教義を信仰している「異端」と呼ばれる人たちを対象としたものでした。古代にも、魔女に繋がるイメージを持つものの伝説などがありますが、そう言った「はみ出しもの」が魔女狩りとして狩られたのかもしれません。

 つまり、「異端」が対象だった15世紀までの魔女狩りは、男女ともに罰されていたわけです。「魔女」という単語にすでに女という文字が入っていますが、この頃までは男性も対象で、なかには男性の被害者の方が女性の被害者より多いなんてこともあったそうです。

 しかし、16世紀に入り宗教改革がおこるようになった頃から、対象者は圧倒的に女性になってきました。

 この理由は、遡って聖書の内容から始まります。

 ミケランジェロの「天地創造ーアダムの誕生」のシーン(E.T.の指をさすシーンからも有名だと思います)から分かるように、アダムは神によって作られました。そして、アダムについとなる存在を与えたかった神はアダムが寝ている間に彼の肋骨からイブを作り出します。この時点で、「女性は男性より劣る存在(男性の一部から作られた)」という意識が垣間見得ます。

 そして、アダムとイブが楽園を追い出される経緯。アダム、イブは自由に天国の楽園で暮らしていましたが、ある日イブはヘビにそそのかされて「知恵の実(りんごと言われています)」をアダムに進め、2人で食べてしまいます。それは神から禁じられた行為で、それがバレたことにより2人は楽園を追放され、いくつかの罰をおいました。ここでも女性が楽園追放の原因とされ、これにより蛇は忌み嫌われる存在となったとも言います。

 

 つまり、キリスト教において女性は否定的評価を受ける存在でした(ほとんどの宗教においてそうですが…)。カトリックでは聖母マリア信仰がありましたが、宗教改革後のプロテスタントでは聖母信仰も否定されています。

 しかし、プロテスタントでは聖職者の妻帯が許可されています。

ここで注目したいのが、「妻の存在」の意味です。当時のプロテスタントでは「女性は男性と霊的に平等であり愛するに値する」と考えていたのと同時に、「女性は男性より劣ったものである(聖書のイブ観)」とも考えていました。この女性観から、プロテスタントが求めたのは「良き妻(男性に服従する妻)」でした。

 すなわち、男性に反抗的で家父長制から外れるような行動をした女は「魔女」とみなされるようになったのです。「貞淑でない女性=始末に負えない=魔女と等しい」と書いてある文献等も残っています。当時、宗教的にも世俗的にも妻が夫に服従するのは当然で当たり前のことでした。それこそ「人間が神に服従することを保証する」ような意味合いもあったようです。

 つまり、家の主となる男性に歯向かう存在は怪しいものとして扱われました。

この背景として、当時流行病がはやったことも関わっています。黒死病ハンセン病、ひいてはユダヤ教の人や異端の人たちなどを攻撃の対象として、社会の不安定さを抑えようとした人たち。その攻撃の対象が「貞淑でない妻」に映ったわけです。

 そうして、「魔女」は女性が重とされ、魔女狩りも圧倒的に女性が被害に合うようになりました。

 

 時代は少しすぎて、ガリレオ・ガリレイが台頭してくるようになった頃。魔女狩りはその非科学さによって少しずつ姿を消していきます。魔女狩りはヨーロッパやアメリカなどで行われ、1400〜1800年の間に5万人以上の人が魔女狩りとして被害にあいました。

 

 ちなみに、魔女狩りに関わることで面白いことがもう一つ。魔女狩りは、魔女がやっていることが他の人を殺したり、悪影響を与えたりするものだからこそ行えるものでした。だからこそ、それらが想像のものだと魔女狩りは行えなくなります。

 なかには、魔女の行いは魔女が食べる黒胆汁によるメランコリー症であると考えた人たちもいました。メランコリー症だとしたら、魔女のやっていることは想像の域を出ないことになり、罰する理由はなくなります。これも、直接的な対立はなかったようですがメランコリー派vs反対派による書物上での論争があったようです。ただ、どちらも魔女狩り反対派vs賛成派の構図に単純に当てはまらないのが面白いところでしょうか。

 

 ということで、『図説 魔女狩り』に関する感想を書いてきました!!改めて書いていて、やっぱり面白い本だな、と思いましたね。図がとても多いので、それを見るだけでも少しは楽しめると思います。文章を全部しっかり読むのは少し大変かな…?

 でも、興味があるなら中学生でもいけると思うし、大人のかたが読むのもとても楽しめると思います!単純に内容がいいです!読んでいてとても面白いし、興味深いので楽しめました。2、3回繰り返して読んだ方が面白さは深まると思います!

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。今回は、『図説 魔女狩り』のブクレポを書いてきました!最初に書いて消えた記事は2600字くらいだったのに今は3,200字…?まあ、進化したので良しとしましょう!次からはしっかり何回かに分けて保存しておきます…。ギャップタームだと、インプットできることが少なくなるので、ブクレポや勉強に関する記事が多くなるかもしれません!

「赤毛のアン」読みはじめました。  -少し先生との思い出話も添えて

 こんにちは!このごろ暇なはずなのに、記事は全然進まないというこの矛盾…

全ては私の弱さが引き出した結果ですね(笑)

 

 今日は、読書レビューをやっていきたいと思います!

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読んだ作品は、『赤毛のアン』です!!あの超名作です!!読む前から尻込みして、小さい時にアニメや絵本を見てもあまり食いつかなかったあの本をとうとう読んでみました!

 今は、3巻目を読んでいるのですが、とりあえず今回は一巻のブクレポとそれにまつわる思い出を書いていきたいです!

 

 

 

 さて、みなさん。「赤毛のアン」の名前は知っている人がほとんどだと思います。秘密の花園指輪物語などと並び、世界的に有名な超大作のうちの一つです。

 小さい頃に本を読んだ、絵本を読んだ、アニメを見た、映画を見た…

そんな思い出のある人も多いのではないでしょうか。私も小さい頃から名前はもちろん知っていましたし、なんならアニメを見たり絵本を読んだりもしていたようです。(全く覚えてないのですが…)

 私の母親や、叔母が「赤毛のアン」が好きで、進めようとしていたようですが、あまりの有名さに尻込みした私は全然本を好意的に受け止めず、読んだ記憶はあまりありません。

 ただ、歳を重ねるにつれて、そういう「ちょっと怖い…」という超有名な本を読もうという姿勢を身につけるようにもなってきました。その一番の例が、Harry Potterです。ハリポタは、本当に尻込みしていて、イギリスに行く前ですらも読んでいなかったんです!今思うとどんだけバカなことをしていたんだ…と自分を攻めたくなります。この頃さらにハリポタ熱が上がっているので、また記事を書いていきたいです!

 

 今回も、そういった感じで『赤毛のアン』を読んでみました!村岡花子役の、文庫版です。

 主人公は、アン・シャーリー赤毛で、そばかすのある孤児院出身の女の子。

マリラ・クスバートとマシュー・クスバートの兄妹は、働く人手を求めて孤児院から男の子を引き取ります。しかし、なんの手違いか送られてきたのはアン。女の子でした。

 最初は、アンを送り戻そうかと考えたマリラでしたが、マシューはアンを家に連れてきている途中にアンの魅力に引き込まれ、最終的にはマリラもアンの身の上の不憫さと、アンの他の引き取り候補の態度を見て、アンを引き取ることに決定しました。

 アンは想像力がとても豊かで、おしゃべり。相手が言葉を挟む間もないほどにしゃべり倒します。自分の容姿や名前に劣等感を抱いていて、「コーデリア」という名前だったらどんなに良かったか…と美しいものやロマンチックなものに惹かれる女の子です。

 

 物語の中では、アンの学校生活が主に描かれます。学校で見つけた親友。その親友との「いちご水」から始まるトラブルの一連。嫌なクラスメイトに、ちょっぴり変な先生。そして、アンの進学とアンの家族に訪れた急激すぎる変化。

 そういった、日常生活をドタバタと過ごすアンの少女時代を描いた作品となっています!正直、この本は本当に読んでもらいたいのでネタバレしたくない…

ちょっと今、どうやって書けばいいのか戸惑っている最中だったりします。

 

 とりあえず言えるのが、『アン』に出てくる登場人物の個性の豊かさ!

  • 想像力豊かでおしゃべりで、トラブルメーカー
  • 寡黙で人付き合いが悪いけど優しい
  • 厳しいしユーモアが好きなタイプではないけど、誠実で正直
  • 夢見がちで突き走るタイプ
  • 好きな子にいじわるしちゃう、圧倒的小学生男子
  • 家事を人並み以上にこなし、リーダータイプではあるものの超詮索好きなおばさん
  • 口が悪くて意地悪な、嫌われ者一家の娘

正直『赤毛のアン』を読んだのは数週間前なのですが、しっかり見直さなくてもいくつも面白いキャラが出てきます。

 

 アンは、本当に自分からトラブルを作りに行くタイプで、周りを巻き込んでしまうのですが、如何せん裏がないというか、とても純朴な人柄もあり周りもアンに惹かれていきます。厳格なマリラすら心を開くほどです。そのアンの視点で進んでいく本を読んでいると、ハラハラドキドキ、喜怒哀楽が激しくてとても引き込まれました。

 また、好きだったのが村岡花子さんの翻訳の言葉です。少し昔っぽいところがあるというか、もちろんラノベとはまた違った文体ですが、とてもわかりやすかったです。原文を知る母が言うには、かなり宗教観の強いパートは、日本人にもわかりやすいように改編されたりしているようです。私が好きだった単語は「いちご水」でした!原文ではraspberry cordial(木苺ジュース)となっているのですが、「いちご水」と言うことでアンの世界の「ロマンチックさ、夢見がちさ」が現れ、さらにはアンの住むアヴォンリーの柔らかな感じも少し現れてるかな、と思いました!

 

 

 そして、少し ネタバレ要素があるのですが、これだけは描きたい!でも、割と大きなネタバレなので自衛したい人はスクロールしてください!

 

マシューーーーー!!!!私、『アン』を読んでいて、アンの第二のお父さんのマシューが好きだったんです!!最初から、「この人めっちゃいい人や!!」と思っていて、途中からもっと好きになって… 嫌いになるような描写が特にない(そもそもマリラなどに比べて描写も多くないし、怒ったりする役割でもないので)というのはあっても、いい人でした…

 マシューは、とても内気なキャラなのですが、精神が不安定な時はタバコを吸います。でも、普段はマリラのためにも吸っていないんです!当時タバコをすうか吸わないかを自分の精神状態を見極めてできるだけ牽制しているのは、「ほんもののいいひとだ…」と思わせてくれました。

 なのに!!!あんなことになるなんて… しかも原因がとっさにつけたものみたいで、「そんな原因なの⁈もうちょっと思考の余地割いてあげて‼︎」と思うようなもの…

急すぎて余韻に浸る間もありませんでしたよ…

 

 

 

 ということで、ネタバレ(未満?もどき?)終了!!

色々と翻弄される一冊なので、ぜひ読んでみてください!

 

 ちなみに、この本にまつわる思い出として、中学時代の先生の話を!以前「卒業」シリーズで、先生の思い出をそれぞれ書いていけたらな〜、ということを書きましたが、それを書いていきます!(「卒業」記事は一番下に貼ってあります!)

 この先生…H先生とします!H先生は、国語の先生なのですが、授業は一回も受けたことがありませんでした。フィギュアスケート選手の羽生結弦くんが好きで、私もフィギュアは見るのでそれで話がとてもあった先生です。大抵私が教えてもらってばかりでしたが、本当に話していて楽しかったです!

 私が特にフィギュアを見ていたのは、少し前の浅田真央選手、高橋大輔選手、町田樹選手などが活躍していた頃で、その頃の話をよくさせていただいたり、羽生くんが出ている新聞を少し見せてもらったり…

 色々とよくしていただいて、とても嬉しかったです!

この先生は、フィギュアの話ももちろんしましたが、同時に『赤毛のアン』の話もたくさんしました!『赤毛のアン』についての本を教えていただいたり、色々な豆知識を教えてくださったり、登場人物について語り合ったり…

 クラスも違えば教科担任でもないため、話せる時間はとても少なく、しかも話が会うことに気づいたのが卒業目前の2〜3月ごろ!!なんでもっと早くフィギュアについて話さなかったんだろう…、なんでもっと早く『アン』を読んでいなかったんだろう、と思った次第です!

 残念ながらその先生とはもう連絡が取れていませんが、もしまたお話しする機会があれば、その時までには『アン』を全シリーズ読んでいるようにしたいです!というか、このギャップターム中に読みます!

 H先生、本当にありがとうございました1先生のおかげで羽生くん、他のフィギュア選手の魅力を再確認できたのはもちろん、より『アン』の世界に引き込まれました!

 

 

 以上、『赤毛のアン』の感想でした!『アン』は全部で11冊(アン・シャーリーとは関係の薄い短編集、別冊なども含みます)あり、全部読んでいきたいのですが、時間は少しかかるかな…

 他にも色々読んでいる本はあるので、自分のペースで読んでいきたいです!

 

最後までお読みくださりありがとうございました! ブクレポももっと書いていきたいです!今、朝鮮の歴史についての本屋、魔女狩りについての本、イギリス王朝についての本など、色々なジャンルの本を読み進めています!そこらへんもまたかけるといい…けど、ちょっと全部は厳しいかな⁇という感じです。でも、頑張っていきたいです!

 

 

 

chirpspring.hatenablog.com

 

周りはfjk、私は…  と、この頃少し思ったことを書いていきます!

 こんにちは!今日英国のフィリップ殿下がお亡くなりになったというニュースがありました!最初に母親が英国のニュースを見て、それを聞いて日本語のニュースを調べたところまだ無く、その数分後に日本語のニュースが出ていました。国を超えた情報の伝わり方を垣間見た感じでした。

 

 ということで今回は、このだらけた「1学期」を数日過ごしたところで、今の心境を書いていきたいです!

 

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 私は、幸運なことにISAKに合格し、8月からISAKに行くことになりました。なので、それまでの間「するべきこと」というのが少なく、毎日を単調に過ごしています。

 時々友達とあったり、知り合いとお茶したり、ということはあります。それに、自分でも勉強はやっているし、家の手伝いなどもしている…つもりです。ですが、どうやっても今まで平日に過ごす時間の大半を占めていたものを失ったわけですから、生活習慣も少し悪くなるし、何より暇な時間ができて電子機器に頼りきりになってきます。

 

 何より、友達はみんな制服を着て学校生活を始め、新しい環境に順応してきている中で、私は家でだらだらと過ごしている…というところが少し複雑です。

 やっぱり、新しい人間関係を築きながら頑張っている友達の姿をSNSなどでみていると、羨ましいな、という気持ちが出てきます。私も数ヶ月後にはそういう環境になるとはいえ、なんか複雑…

 取り残されているような感覚、と言ってもいいし、さみしいような感覚、というのも正解かな、と思います。一応毎日少しだけでも外には出るようにしていますが、やることが大きく変わるわけでもないですし、つまらない時はあります。

 それに、家に1人でいるとこんなに喋らないとは思ってもいませんでした!

本当に喋らないですね。これを数ヶ月続けていたら人前でも喋らなくなりそうです… そういうこともあって、人と関わる機会が少ないので自分から増やしていきたいです。

 

 

 一回、バイトをやってみようかな〜と思ったこともあります。「お金が欲しい」というのが主な理由では無く、社会経験としてバイトをやってみたいと思ったからです。

 これから先、ISAKに入ると寮生活になるのでバイトはやらなくなるはずです。社会人になったら、そのあと付く職業は似た傾向のものとなると思います。そうすると、例えば飲食系の仕事などには付くことがなくなるでしょう。

 それなら、こういう機会を狙って飲食系やレジ打ちなどの仕事を体験して、さらに仕事をするというのはどういうことなのか、を少しでも体感してみたいと思いました。

 

 「お金をもらうこと」については一応ちゃんと考えているつもりです。報酬をもらうなら、それに見合うだけのことは絶対にやらなければいけないし、自分の都合や自分の感情よりもやらなければいけないことを優先するべきだとも思います。

 なので、バイト自体は割と興味もあるしやってみたいという気持ちもあります。ですが、私の住んでいるところは割と田舎でもあるので、選べる選択肢は多くはありません。

その中で選ぶとなると、バイト先まで3km歩くのは10歩ぐらい譲って問題ないのですが、どれも一貫して「私が短期間しか働けない」というところがキーになっているとも思います。慢性的な人手不足だからこそ、短期間しか働けない、しかも社会経験もない中学卒業直後の子供、というのはなんかな…という心境です。

 

 ただ、うじうじしていても仕方ないので、近いうちにちょっと電話するなどして真剣に考えてみたいと思います!一応4月前半にはやる、とリミットを自分の中で決めました!

 

 

 

 この生活になってまだ少しですが、色々な意味で大変だな、朋思うし、複雑な気持ちになることも多々あります。自分で選んだ道なので不満ではないですが、みんなを見ていると、私も「制服を着て学校帰りにショッピングモール」だったり、「電車で登下校」だったりに憧れが出てきます。

 とりあえずは、自分で設定した「やらなければいけないこと」をしっかりこなして、今までの三日坊主っぷりから抜け出したいです!

 

 ということで最後までお読みくださりありがとうございました!夜になってから少し思いついて書いたような記事なのであまり内容は国内ですが、日記代わりと思ってください!バイトに関しては、何かアドバイスあったら教えてくれると嬉しいです!

 

宣伝させてくださいー入管法改正反対のイベントについて・入管法改正についての説明

 こんにちは!周りの友達もそろそろ高校が始まり、桜も咲いているので春も深まってきたな〜と感じています。ちなみに、私の地域ではもう桜が咲いているのですが、母の同僚によると「桜が入学式に間に合うなんてどんだけ暖かいの…」ということらしいです。確かに、今までの2年は4~5月ごろに咲いていた気がするので、納得できます!

 

 今回の記事は、宣伝の記事になります。

みなさん、私が以前書いた、ボランティアについて覚えているでしょうか。去年の夏にブログで書きましたが、私は今Voice Up Japanという一般社団法人で翻訳ボランティアをやらせていただいています。

 

chirpspring.hatenablog.com

 

 そこで、少しイベントがあって、面白そうなのでぜひ紹介したくてここに書いているという次第です。これは完璧に自分の意思で書いているもので、何か間違いを書いている可能性もありますが、その場合はご容赦ください。

 

 「入管法」について知っている方は、どれだけいらっしゃるでしょうか。

入管法とは、出入国管理及び難民認定法の略で、入国・出国、外国人(難民含む)の在留資格、不法入国などに関する法律のことです。

 今、その入管法改正案が議会で通されようとしていて、それに対する反対ムーブメントが起こっています。詳しくはイベントを紹介した後に書きます。

 

  今回載せたいのは、4/10の夜にあるYouTubeイベントで、Voice Up Japanのメンバー数人と#FREEUSHIKUという団体のメンバー数人が、この改正案などについて語るものです。

YouTubeライブで、夜8時から9時半までやっています。参加者の1人は実際に入管の施設に収容されていた方でもあり、面白い話が聞けると思います。Voice Up Japan主催で、#FREEUSHIKU、Save Immigrants Osakaの二つの団体が協賛です。詳しくは上記二つの団体のInstagramに乗っているのでぜひみてみてください!

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 そして、4/15の7時から、東京の国会前でスタンディング&リレートークをします。これも、Voice Up Japanから数名の人が参加し、リレートークをされます。このイベントについては今度また詳しく情報発信されるはずです。YouTubeイベントで興味を持ったkたで、東京在住の方はのぞいてみても面白いかもしれません。

 

 ということで、以上宣伝でした。ここからは、入管法などについてとりあえず今私が知っていることを書いていきます。

 

 上の画像にもある通り、YouTubeイベントの題名は#JusticeForWishmaです。では、このウィシュマさんとは一体誰なのでしょう。

東京新聞で、これに関する記事が見つかりました。

www.tokyo-np.co.jp

 

 簡単にまとめていきます。ウィシュマさんとは、スリランカの女性で33歳です。去年の8月に同居していたスリランカ人男性からDV被害を受けていたため、静岡県警に相談したところ入管に収容されたようです。ここら辺は、他の記事では書いていなかったため、その前後の証言などは書きません。

 そして、1月上旬に食べ物が食べられなくなるほど体調が悪化し、1月28日に吐血。食堂園の少女が見られ、名古屋入管は外部の病院で検査はおこなったものの点滴などは行わなかったそうです。ヒアリングでは、入管警備課の方は「2月下旬に摂食しない旨の報告を受けたが、数日後再開したとの報告が(名古屋入管から)あった」と語ったそう。その後、3月6日に死亡しているところが職員によって見つかりました。

同様の事はこれまでにも繰り返されており、死亡事故や病死もあったそうです。

 

 そして、今回の入管法改正案を簡単にまとめたものが日テレニュースのこちらです。

www.news24.jp

 

 この記事は、割と好意的に書かれている記事だと思います。

まとめると、

  1. 保護や在留を認めるべき外国人を適切に判断する
  2. 在留が認められない外国人の速やかな送還
  3. 長期収容の解消と適切な処遇の実施

をコンセプトとして、それぞれに刑事罰などを課すことにして強制送還できるようにしているところも大きなポイントとなっています。

 日本に家族がいる人や、自国に帰ると危険があるため難民申請している人などは、入管施設に長期収容されます。非正規滞在者と言われる人たちです。中にはオーバーステイとして、入管を無視してそのまま街に住んでいる人もいます。

 改正案では、そういう人たちに対し収容の代わりに「監理措置」制度を新設し、親族・弁護人などを監理人にすることによって収容施設街でも生活できるとしています。しかし、それを決めるのは入管で、対象者の基準もはっきりとしておらず、収容施設街で生活できるにしても就労は認められず生活手段は確保できません。そういった、新制度の曖昧さも反感を集める一つのポイントになっているようです。

 

こちらの記事は、逆に改正案反対の立場からの記事です。割と面白いので読んでみてください。

www.msn.com

 

 この記事で書かれていることの中で面白かったのは、各国と日本との難民認定率の違いです。以下のように書かれていました。

また、改正案では難民申請を3回以上行った申請者を自国に送還することも可能となる。日本は難民認定率が他の先進国と比べ極端に低く、19年はドイツで25.9%、米国は29.6%だったのに対し、日本はわずか0.4%の44人。3月31日に入管庁が発表した統計では、20年も47人にとどまった。弁護士らは、こうした状況下で難民認定されなかった人を強制的に送還することは非人道的だと指摘している。

 

 私は、一番最初にVoice Up Japanで反対派の意見を聞いていたので、かなりそちらに影響されています。ですが、特にこういう話題に関しては一つの意見だけ聞くのでは偏りが大きくなりすぎるので、自分でもイベント前にしっかり調べておくつもりです!

 

 ということで、今回の記事は

  1. 4/10  pm8:00~9:30 YouTubeイベント「#JusticeForWishma」
  2. 4/15  pm7:00~  国会前スタンディング&リレートーク

の宣伝(?)と、私なりに少し入管法改正について調べてみた結果を書いてみました!

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。これから数ヶ月は、学校にもいかないのでこういった形式の記事が増えてくるかもしれません。(全く増えない可能性ももちろんあります。)興味を引くような話題があったら少し調べてみていただけると嬉しいです!

山口絵里子さん『裸でも生きる』、読みました!

 こんにちは!暖かくなってきましたが、この後また寒波が来るのかどうなのか… 親も悩んで冬用タイヤ(スタットレス)を変えるべきか迷っています。

 

 今回は、久しぶりのブクレポ投稿です!この前知人に勧められて読んだ本なのですが、感想を書いていこうと思います。

 読んだ本は山口絵里子さんの『裸でも生きる』(文庫版)です!

勧めてくれた人は、東京にいた時の中学校で、当時英語の先生だった方です。残念ながら教科担任ではなかったのですが、教科担任の先生もべた褒めしていた人でもあり、さらには色々とお世話になった先生でもあります!いまだに連絡を取り合えているのですが、しっかりと会えてはいません… コロナが落ち着いたら是非会いたいです!

 

 『裸でも生きる』は、山口絵里子さんが自分の半生を描いた本です。この本では、山口絵里子さんの幼少期から、途上国発ブランド「マザーハウス」を立ち上げるまでの話が書かれています。

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 とっても簡単に書くと、

  • 小学校→いじめられる
  • 中学校→非行に走る
  • 高校→男子柔道部に入って全国7位になる/偏差値40ほどの工業高校から死に物狂いで勉強し、慶應大学に合格
  • 大学→開発部にのめり込み、4年の時にインターンアメリカの国際機関にいく

その後、インターン中にトップと現地との認識の差に驚き、バングラディッシュにそのまま渡航。その後、バングラディッシュの大学院に入学しました。「自分たちが与えるのではなく、彼ら自身が対等に先進国と関わる」というのを理想に掲げ、株式会社マザーハウスを立ち上げました。

 本の中には、幾度もの裏切り、失敗を乗り越えながら現地でのつながりを作り、「現地特有」というのをもっとも大事にした中で商品を作っていく山口さんの姿が描かれています。

 

 本を読んで、単純に思ったのが、「この人の行動力やばすぎる…」ということでした。行動力だけでなく、その持続力、忍耐力、機動力、本当にびっくりしました。シゴキという言葉だけでは甘すぎるような仕打ちを顧問にされても諦めず、全国で柔道7位になったり、Googleで「アジア 最貧国」と調べた一週間後にはバングラデッシュ行きのチケットをとっていたり、本当に何がここまでこの人を突き動かしているのか…と言いたいような人でした。

 

 この頃、人の人生はそれぞれ主観的に見れば全てドラマのようなものだな、と思います。その中でも、山口絵里子さんの話は作り話ではない分、ある意味恐ろしく感じました。人間やればここまでできる、というのを見せつけられているような気もしました。

 

 考えなしなのかと思ったら考えているところは考えていて、感情的なのかと思ったら地道にやることは地道にやって、読んでいる間もこの人の人間性に振り回されたような気がします。

 

 特に私が読んでいて面白かったのは、最初に山口さんが商品を発売した後のことです。山口さんは、植物の茎から取れる線維であるジュートを使ったカバン作りをしていました。そして、ついに店やネットで販売が開始しました。

 そしてテレビなどでも取り上げられるようになったのですが…

取り上げられるのは商品ではなく、山口さん自身について。商品を注文して宇陀さる方からのメールを見ても、商品をもとめているのではなく、その商品ができるまでの過程に注目していたり、「発展途上国に対する助け」と認識していたり、話題性がなければ商品としては見られていないのではないかと思うように。

 

 そこから、商品の質を高めるために山口さん自らがカバン職人になるための育成校で勉強をはじめました。結局、その学校もしっかり卒業し、色々と辛いことはあったものの最終的につても使っていい商品を作り上げていきました。

 

 私なら、ストーリー性があることに甘えて、まずはストーリーで注目を集め、その後品質をあげればいいや〜と考えそうですが、この人はそれでは満足せず自ら学ぶことで質を上げていくという手段に出ました。

 

 

 

 正直、私は「熱血教師」みたいな響きがあまり好きではなく、この本も表紙を見たときに、「ああ、ちょっと熱血な感じかな…」と思っていました。

 でも実際読んでみたら、熱血は熱血だけど、そこに意識を回せないくらいの疾走感で話が進んでいき、「好き、嫌い」とか言えないほどのすごさに圧倒されました。

 自分の道を模索しながらも突き進んで最終的に自分の考えたことを突き通すところが、真似するのは難しくても、こういう人もいるんだな〜という感想につながりました。完璧に同じぐらいの行動力は持てませんが、それでも少しは自分なりに動いてみるきっかけにできたらな〜と思います。

 考え方や、行動の仕方など、至極真っ当で納得できるところも多く、学校で「こうすべき」と道徳で習うようなところをかき集めて少し極端にした感じに思えました。

 

 

 『裸でも生きる』は3巻まで発売されているのですが、まだ1巻しか読んでいません。図書館などで見つけ次第、続きも読んでいきたいです。

 贈ってくれた先生、本当にありがとうございました!考えさせられる本でした… でも、考える前に圧倒されたというおが一番の印象なので、繰り返し読んで自分なりに見習っていきたいです!

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。ブクレポを書くんはとても久しぶりでしたが、書く力が落ちてるな、、と思います。書いていない記事のスタイルはすぐに書けなくなりますね。そこまで上手いわけでもありませんでしたが、もっとブクレポを書いていきたいです!

義務教育を終えて、中学校を卒業しました。 〜学生の本分は勉強です!〜

 こんにちは。4月3日ということで、数日前から中学生ではなくなりました!といっても、高校生になるわけでは…私はないのかな?8月から入寮なので、それまでは私は高校生なのか、ニート(?)なのか…

 入学前に何かあったら、ニュースには「15歳 無職 〇〇さん」と出るのかもしれません…

それはちょっと恥ずかしいので、なににも巻き込まれないよう気をつけます…

 

 

 さて、今回は、卒業シリーズの続きとして勉強について書いていこうと思います。

 勉強の仕方や、勉強に対する姿勢の成長について書いていきます。ただ、自分で思い出して〜というのはちょっと難しいので、今までこのブログで書いてきた記事から、成長を感じていけたらな〜と思います。

 

 まず、中一で入った時は、大抵の人がそうであるように「中学校に入ったら勉強はもっと難しくなるからね」と脅されまくり、不安な中でのスタートでした。それまでは、ただ宿題をこなし、テスト前にはノートをちょっと振り返るようにすれば点数も取れたし、中学受験も途中でやめたのであまり勉強をずっとやる習慣がついていませんでした。

 

 ですが、中学に入ったら単元テストではなく定期テストになるので、各自で勉強して頑張らなければいけなくなります。

 ↓の記事は、中学校に入学してから1ヶ月ほど経った時に勉強について書いた記事です。

 

chirpspring.hatenablog.com

 

 書いてあることとしては、「時間を図りながら勉強をすると早く終わる」といった普通の内容ではありますが、逆に小学校の時は気づいていなかったんだな〜と新鮮です。

 時間を図ること自体は小学校の時から親に言われてたような気もしますが、それをしっかり実行し始めたのは中学校に入ってからだということでしょうか。

 

 記事にも書いてある通り、時間を計った勉強は確かにとても有効だと思います。タイマーで図るだけでなくとも、時計を見て「今○分だから○分までには仕上げよう」などと少し意識するだけでスピードは速くなります。しっかりタイマーを使って勉強するのは、多分中一の時ぐらいだったと思うけど、中二、中三でも時間は意識していました。

 

 今から書くことはあまり推奨しませんが、特に中三ぐらいの時に宿題や作業系の勉強をこなす時に私は動画を見ながらやったりしていました… 悪いことはわかっているのでこれからはやらないように気をつけます!…が、普通に10分くらいの動画とかが多かったので、「この動画の間にここまでは終える〜」などと自分の中で決めて進めていました。

 

 そして、その次に書いている勉強記事は中間テストの直前に書いたものです。

 

chirpspring.hatenablog.com

 

 ここでは、スタディサプリという勉強用アプリを使った話を書いています。スタディサプリはいつ頃やめたのか… あまり覚えていませんが、正直この記事を書いてからもそこまでの頻度で使ってはいないと思います。少なくとも中二の時は使っていませんでしたし、それこそ数ヶ月とかでやめたのではないでしょうか。

 

 勉強用アプリは、中二になってからZ会も始めましたが、3年間を通じて学んだことは、私はこういう通信系の勉強ができない、ということです。通信に限らず、「いつからいつまで勉強する」といった決められて勉強する時間が苦手なのかな、とも思います。その中でも、通信系勉強は自分でいつやるかを決め、間に合わせなければいけないので、本当に続きにくいです…

 正直、少なくとも中学レベルまでは、自分が勉強しなければと思った時に集中的に勉強することで点数も取れていたので、このままいけばいいな〜と思ったりもしています。

 そこまで勉強も甘くないでしょうが、中学校三年生の時点では、気を抜かない限り自分で成績を上げるということもできていたので、スタディサプリやZ会は自分にはあまり「合わないもの」だということもわかったかな〜と思いました。ただ、そうはいっても苦手なことから逃げていてはいつまでも苦手なままなので、時間ができるこの期間にもっとZ会を頑張っていきたいです…

 

 

 その次に勉強について書いていたものが、時は飛んで中一の二学期末。期末テストの後に書かれたであろう記事です。

 

chirpspring.hatenablog.com

 

 ここでは、テスト用ノートとテスト勉強開始の時間について書いていました。

 テスト用ノートは、東京にいる時にやって、長野に来て少し経った後で、作るのはやめていました。それはなぜかというと、東京にいる時は問題集が学校ではあまり渡されず、純粋に習ったことをしっかり勉強しておかないと問題がそもそも教科書に載っているものぐらいしかわからなかったからです。確か理科と数学は問題集を渡されましたが、そのほかはあまり充実していませんでした。

なので、自分で教科書やノートに書いてあるポイントをまとめる、テスト用のまとめノートを作るようになりました。まとめノートは、国語や英語はあまり書くことがありませんでしたが、理科や社会などは特に書かなければいけないポイントが多かったです。まとめノートは重要単語などをオレンジのペンで書いて、赤シートで隠せるようにしていました。

 

 しかし、長野に来てからは全教科で問題集をもらった上、学校で加入した勉強サービスで全都道府県の何年分かの公立入試問題が観れるようになったので、自分でまとめノートを作るよりも問題を解く方がテスト勉強に向いていると思ったので、ノートづくりは途中で止めました。

 自分でまとめノートを作ると、改めて自分ができないポイントがわかったり、忘れかけていた内容を思い出せたりできるので、かなりいいです。私もノートを作らないようになってから学んだ内容が自分の中で結びついてないな、と感じたり、前やったことを瞬時に思い出せないようになったりしたので、時間があればまとめノートを作るのは本当にオススメです!

 

 長野に来てから初めて書いた勉強記事は、中二の一学期末に書いた記事になっています。

 

chirpspring.hatenablog.com

 

 ここでは、Z会のこととノートづくりを辞めた理由について書いています。また、見直しの重要さについても書いています。

 確か中一の時にも凡ミスは多かったですが、中二になってからはよく指摘されるようにまでなりました。この違いは、ノートを作っているか否かの違いでもある気がします。ノートを作り、自分でそれを見返しているとノートに書いてある内容を図として思い返せるようになるので、違和感が見つけやすくなりますが、問題集を解くのは視覚を多用する勉強にはあまりならないので、ミスも多くなったのでは…と思っています。

 

 「見直しを頑張る」と記事には書いていますが、最終的に、最後までこの凡ミスは治りませんでした。見直しで間違いが見つかるのなんて本当にレアだな、と感じます。私の見直しの仕方が悪いのかもしれませんが、そもそもミスしているということは、自分が無意識にそれを間違いと認識していないから、ミスになります。

 その場合、無意識での間違いを意識して見つけるのはかなり難しいです。私は、7回見直ししても間違っていたことがあったし、凡ミスがなくなればもう少しいい点数になっていた…というテストがいくつもあります。理科のワークで5回やって5回ともあっていたところを、4回見直ししたのにミスしていたことに気づいた時には流石に立ち直るのが難しかったです…

 

 

 

 そして、その年のに学期末の記事がこちらです。 

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  中二の二学期中間テストは、順位もそれまでで一番低かったし(結局中学校生活の中では一番低い順位でした)、あまり意識して気を抜いていたわけでもな買ったので、頑張りたいと思っていました。そこで、まとめノートとは違い、間違えた問題の解き方と間違えた理由などをルーズリーフにまとめ、それを見直せるようにしました。

 また、単元テストや問題集などを持ち歩き、移動授業でできた暇な時間などには友だちと解き会えるようにしました。その甲斐もあり、この時は割といい点数が取れたのではないかな、と思います。

 

 

 勉強スタイルに関して書いた記事は多分ここら辺までです。三年生からは自粛期間をきっかけに、自分なりに自分を分析した上での勉強意欲の増幅や、自分を律するための方法などについて、そして勉強そのものの意味について、考えをまとめながら勉強するようになりました。

 それが以下のものです。

 

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 ということで、ここまでを見返してみると、私の中学校での勉強は、

  1. 時間を図ることを覚え、勉強の習慣を身に着ける
  2. 通信勉強に手を出し、外的なきっかけを受けて勉強する
  3. 自分で何が必要かを考え、まとめノートを作り勉強する
  4. 受けるテストの特性を把握し、その上でそれに合わせた勉強法にする(まとめノート→問題解き直し&見直し)
  5. 勉強することの意味を考え、再度自分の目的をはっきりとさせる
  6. 自分がどういう勉強に向いているのか、どうすれば理解するのかを考え、意欲を上げる

の6段階(?)に大きく分かれているようです。

 特に、最後に紹介した三つの記事は割と自分の中でも面白い発見ではあるので、3年生からはかなり勉強についてはっきりと考え出すようになったのかな〜とも思います。

 結局、ISAKの受験は学力テストはないので、「受験勉強」はあまりしませんでしたが、それでも自分なりに有意義な時間の使い方を模索できたのでよかったです。

 

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 ということで、勉強編終了!!それに伴い、卒業シリーズも多分最後かな?

先生方との思い出は、前にも書いた通り随時記事にしていきたいですが、このタイミングで書くことは多分終わりとなります。これから書きたいことが出てきたら、番外編で書くかもしれません。

 中学校では、多くの方にお世話になって、ご迷惑もおかけしたことと思います。そして、色々なことがあったけど、いい教訓となったものもあれば、忘れられない思い出となったものもありました。これから1学期分はフリーになりますが、その間もその後も全力で(休む時も全力で休みます)頑張っていきたいです!

 

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。これからもブログ更新頑張るので、遊びに来てくれたら嬉しいです!

 

 

 

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