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『スティーブ・ジョブズ』前半を読んで -現実歪曲フィールドとは

 こんにちは。明日は早く起きなきゃいけないので、今日は昼から記事を書いています!本来なら、今日伝記『スティーブ・ジョブズ』を読み終わって夜から記事を書く予定だったのですが、ちょっと心配になってきたので早めに書いておきます!

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目次

 

本を読む前のスティーブ・ジョブズの印象は…⁇「成功者」

今日は、ウォルター・アイザックソンの『スティーブ・ジョブズ1』を半分ぐらいまで読んだ感想を書いていきます!

 スティーブ・ジョブズの名前を知っている人はとても多いと思います。

今多くの人が使っているiPhoneiPadなど、数多くのApple製品を発表してきました。Appleの製品に多大な信頼をおき、Apple信者とまではいかなくてもApple製品をよく買うという人も多いのではないでしょうか。かくいう私の父親もApple製品をよく買うため、家にある電子製品の多くがApple製です。

 また、色々なところで目にする言葉で、「Stay hungry, stay foolish」という言葉があります。この言葉は、2005年6月にスタンフォード大学の卒業式でジョブズがスピーチをした時の締りの言葉です。日本語訳するときによく見るのは、「ハングリーであれ、愚か者であれ」でしょうか。

 私の中のスティーブ・ジョブズのイメージは、「成功者」でした。努力と才能で、色々なニーズに合わせた画期的な商品を作り出す天才。華やかなイメージが強く、商品発表の時の丸メガネをかけた姿がとっさに浮かびます。

 

伝記について

 今回読んだ本は、ウォルター・アイザックソンの書いた伝記「スティーブ・ジョブズ1」で、訳者は井口耕二さんです。プライベートを公にするのを好まなかったジョブズが、初めて取材に全面的に協力し、自分から書いてもらうことを望んだ伝記となっています。構成は全二巻。一巻目は450ページくらいでした。

 今は、全21章の中で12章ぐらいまで読み進めています。

スティーブ・ジョブズ I
 

  この前、イーロン・マスクについての自伝を書いたのでそちらも是非ご覧ください!

 

chirpspring.hatenablog.com

 

「現実歪曲フィールド」とは?なぜそれが実現できたのか

 よく出てきた言葉の中で印象に残っているのは、「現実歪曲フィールド」という言葉です。現実歪曲フィールドとは、アップルのバド・トリブルさんがスティーブ・ジョブズカリスマ性や同社の開発者への影響を言い表すために考案した造語です。これは、「ジョブズ自身と他人に、ほとんどどんな考えでも吹き込む能力」です。本書には、

「カリスマ的な物言い、不屈の意志、目的のためならどのような事実でも捻じ曲げる熱意が複雑に絡み合ったもの」

 

と書かれています。

「スティーブは自分自身さえだましてしまいます。そうして自ら信じ、血肉としているからこそ、ほかの人たちを自分のビジョンに引きずり込めるのです。」

 

 商品を売り込む時や、仕事をしている時など、大なり小なり利益につなげるための嘘をつくことはあると思います。ですが、この現実歪曲フィールドは次元が違うように思いました。マックチームのメンバーによると、「いったん現実歪曲フィールドにとらえられると催眠術にかかったように」なるそうです。

 

 ジョブズは自分を「特別な人間」と考えていたそうですが、その通り現実歪曲フィールドによってほかの人を自分の世界に引きずり込む才能を持っていました。

この「特別」という考えは、子供のときの経験から来ています。子供の頃からジョブズは「頭がよく我が強い子」として親に大事にされていて、ジョブズのために色々と新しいものに触れられるように工夫し、かつかつの中でもお金を工夫してより良い学校に入れる努力をしてくれました。

この経験から、ジョブズの中では自分が特別だという意識が生まれました。また、この経験の中で「自分が望む形に現実を曲げることに何度も成功」してきました。

 

 それらの意識と経験が、頑固で反抗的な彼の個性に結びついて「ルール(常識)を無視してもいい」という信念を生み、現実歪曲フィールドに繋がるようになりました。

 

まとめ:ジョブズのもとでは働きたくない。だけど、引きずり込まれるような内容でした

 この現実歪曲フィールドはかなり印象深かったです。ジョブズが持つ強烈な個性と、天才ぶりがよく表されている言葉だと思います。

 それでも、この本はジョブズをただ褒めるだけのものではありません。その「自分勝手さ」が強すぎて、周りの人を色々な方向に翻弄してきました。

 それまでの私の持っていた「成功者」のイメージとは違い、感情的で、不安定で、暴君のようにも見えて、常識をあまり気にしないからこそ「精神的に幼い」イメージに少し変わりました。

 自分の娘は認知しないし、風呂にも入らずに菜食(途中から果食)主義を徹底し、LSDもやる。常識にとらわれないというか、自分がいたい世界が強すぎて、そのほかを認めない性格なのかな、とも思いました。

 

 私は、その世界にはついて行きたくないし、本を読んでいてもジョブズの下では仕事したくないな、とも思います。

でも、カリスマ性というか、それこそ「現実歪曲フィールド」に引き込めるような力を持った主導者に会ったら、私もその中に引きずり込まれるのかもしれません。そうやって引きずり込まれる人が多いから「Apple教」とまで言われるようになりました。

 

 下につきたくはないし、時間外労働を当たり前にはしたくないです。でも、どこか引きずり込まれるというか、嫌なところも多いんだけどそれでも目を反らせない感じが本を読んでいてしました。

 まだ半分しか読んでいません。これから全部読んで、そのあと二巻目も読みます。とても楽しみです!

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。今回は、『スティーブ・ジョブズ』の前半を読んできました。全部読み終わった後も、多分感想を書くと思います。ぜひ読んでいってください!

 

現実歪曲空間 - Wikipedia

スティーブ・ジョブズ - Wikipedia

 

〜追記〜

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